息子が不登校になる前、
スポーツに一生懸命になっていたこともあって、
文武両道の男の子になってほしいと思っていら
息子なら絶対にできると思っていた
不登校になり、
やっと少し話してくれるようになったころ、
息子は言った
自分は二つのことを両方一生懸命にやることは難しいと。
一つのことをとことんやっているほうがあっていると。
私が文武両道を追い求めていたけれど、
きっと負担だったのだとその時思った。
それを聞いてから
息子は自分のやりたいことをとことんやる。
そんな生き方を息子は望んでいるんだな~ということが
わかったので、私の理想を押し付けることはやめた
不登校でおうち生活の間、
ゲーム三昧だった。
そのゲームをとことんやり、
プロゲーマーになった。
ゲーム三昧の最初の頃、
私は心の中で、早くゲーム以外になにか始めてくれないかな~と思っていた
でも、ゲームと勉強とかゲームと仕事とか両方やるのは苦手だと言っていたので、
とにかくとことんやらないとこの子は次には進まないんだろうと
思って、それからはとことんやってみればいいと思っていた
プロの世界で一年ほどやって、
今は他の道も探しているようだ。
カウンセリングを受け、
自分と向き合った時、
息子がどんな様子なら安心するのかと
常に問いかけられた。
自分が納得できる道を、
自分らしくしっかり歩いて行ってくれたら
私は嬉しいし、安心できると思った
そして、出来ればその道を楽しみながら
歩いて行ってくれたら、なお嬉しいな~と思った
今の息子は、
自分の納得できる道を
一生懸命さがしている感じがする
カウンセリングを受け始めたころ、
谷口先生から
”息子さんのこれからが楽しみですね”
とよく言われた。
その時、私は
楽しみより心配や不安のほうが勝っていたけれど、
最近やっと、どんな道を歩むのか
楽しみに思えるようになってきた
by 金木犀
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