息子に求めるもの | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子が不登校になる前、

スポーツに一生懸命になっていたこともあって、

文武両道の男の子になってほしいと思っていら

 

息子なら絶対にできると思っていた

 

不登校になり、

やっと少し話してくれるようになったころ、

息子は言った

 

自分は二つのことを両方一生懸命にやることは難しいと。

一つのことをとことんやっているほうがあっていると。

 

私が文武両道を追い求めていたけれど、

きっと負担だったのだとその時思った。

 

それを聞いてから

息子は自分のやりたいことをとことんやる。

そんな生き方を息子は望んでいるんだな~ということが

わかったので、私の理想を押し付けることはやめた

 

不登校でおうち生活の間、

ゲーム三昧だった。

そのゲームをとことんやり、

プロゲーマーになった。

ゲーム三昧の最初の頃、

私は心の中で、早くゲーム以外になにか始めてくれないかな~と思っていた

 

でも、ゲームと勉強とかゲームと仕事とか両方やるのは苦手だと言っていたので、

とにかくとことんやらないとこの子は次には進まないんだろうと

思って、それからはとことんやってみればいいと思っていた

 

プロの世界で一年ほどやって、

今は他の道も探しているようだ。

 

カウンセリングを受け、

自分と向き合った時、

息子がどんな様子なら安心するのかと

常に問いかけられた。

 

自分が納得できる道を、

自分らしくしっかり歩いて行ってくれたら

私は嬉しいし、安心できると思った

そして、出来ればその道を楽しみながら

歩いて行ってくれたら、なお嬉しいな~と思った

 

今の息子は、

自分の納得できる道を

一生懸命さがしている感じがする

 

カウンセリングを受け始めたころ、

谷口先生から

”息子さんのこれからが楽しみですね”

とよく言われた。

その時、私は

楽しみより心配や不安のほうが勝っていたけれど、

最近やっと、どんな道を歩むのか

楽しみに思えるようになってきた

 

 

by  金木犀

 

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