甘えでもなく、甘やかしでもない | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子が高校1年で不登校になった時、

私は始めは息子が怠けている、と思った



勉強したくないから

バンドの練習ばかりして

やる事もやらず

怠けてばっかり


甘えてる



せめて学校くらい、

朝起きて行って欲しい



まあ、1週間ぐらい休めば

また行くでしょ



そんな風に考えていた



でも、息子は行けなかった



叱っても、留年するよと脅しても、

朝叩き起こしても

どうしても起きられず

学校へ行けなかった



あの時は

私もパニックになっていて

息子の気持ちに寄り添うことが出来なかった



本当に申し訳なかった、と思う




息子が学校へ行けなくなって

4か月が過ぎた頃、

私は谷口英子先生に出会って

カウンセリングに通い始めた



そしてそれから3か月後、

息子は学校へ戻った



その頃、

私は学校へ戻ることは

どうでもよくなっていたが


息子自身がどうしても戻りたい気持ちが

あったので

私もそれをサポートしよう、と決心した



私は息子が必死で学校へ行くのを

車で最寄り駅まで送迎した



以前の私なら

学校は自分で行くのは当たり前



駅まで親が送るなんて

甘やかしている、と思ったはず



でもその時は

必死になって学校へ行こうとする息子を

サポートしたい、と自然に思えた



また、息子が辛い気持ちで帰って来て

暴れたり、物に当たったりしていた時も


以前の私なら、

面白くないことがあったからって

人や物にあたるなんて

甘えている、

と思ったはず


でも、その時も

息子は辛いんだ、

そこまでしても学校へ行きたいんだ、

その息子の気持ちを受け止めよう、

そう思えた



谷口英子先生のカウンセリングで

1番大切なのは

親子の信頼関係だと分かったから


それを壊すのか、築けるのか、

そこが私の判断基準になっていた



それは今でも、ぶれていない



息子だけでなく娘でも

自分の子供が悩んだり、困ったりして

SOSを出してきたら

可能な限りサポートする



私はいつでも出動出来るように

自分を整えるようにしている




by  カフェラテ


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