原因を探すことより大切なこと | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

 

高校2年、夏休み明けから
息子が学校へ行けなくなった。

 

 

我が子が学校へ行けなくなるなんて
思ってもいなかった私は
戸惑い、落ち込み、悲しく、辛かった。

 

 

何で?
どうして?

と思った。

 

 

息子に原因を聞こうとしても、
「うるせえ!黙れ!聞くな!」
と言うだけ。

 

 

原因は教えてくれない、
動くことができず、
登校できない息子を目の前にして、
原因がはっきりわかったら
学校へ行けるのだろうか?
と疑問に思った。

 

 

原因を探しても解決にならないのでは?
と感じる私がいた。

 


原因がはっきりしたとしても

自分は悪くない、
責任は自分にはない、
あいつらにある、

と息子が思っていたとしたら
きっと
息子は自分の路を進むことはできない。

 

 


自分はダメだ、
存在価値はない、

と息子が思っていたとしたら
きっと
息子は自分の路を進むことはできない。

そう感じる私がいた。

 

 

息子は単位が足りなくなり
高校を中退した。

 


原因を探すことより
大切な事があるのではないか?
私はそう感じていた。

 

 

だけど、大切な事は見当がつかなかった。

 


一生懸命、情報を探した。

 


そして、
谷口先生のブログに巡り会えた。

 

 

 

私が探していたのは
不安の整理だと思った。

 

 

息子が学校へ行けなくなった、
息子が高校を中退した、
将来が心配なのは、私の不安。

 

 

息子が自分を信じて
前へ進めるのか
心配なのは、私の不安。

 

 

 

息子が自分は悪くない、
そう思っていたら
前へは進めない、
そう感じているのは
私の思い。

 

 

昼夜逆転、
ゲームやテレビばかりの日々に、
ずっとこのままだったらどうしよう?
その不安に押し潰されそうなのは、私。

 


それが整理できるみたいだ、

 

 

私がそれを整理できたら
息子が動けるみたいだと思った。

 

 

谷口先生のカウンセリングを受けて
10カ月

 

 

私自身の不安の整理をして、
大切な想いを意識して、

 

 

受けとめる、
寄り添う、

 

 

今までの私とは違う関わりをした。

 

 

それは、
先が見えない不安な日々でもあったけど、

息子は高校認定、センター試験を経て
大学に合格し、自分の路を歩き出した。

 

 


学校へ行けなくなった原因、
それをはっきりさせたのではないけど、
息子は動き出した。

 

 


明日に続きます。

 

 

by    大丈夫、春は来る

 

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