キン肉マン41巻の嬉しい修正箇所 | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

買って参りましたよ、41巻。

キン肉マン 41 (ジャンプコミックス)/ゆでたまご

予想どおりブロッケン対クラッシュマンとラーメンマンの「命!」の回まで収録でした。

コミックスで楽しみなのはゆで御大のカバーコメントと、単行本化の際の修正箇所です。

今回のゆで御大のコメントは、実に興味深いので抜粋します。

『この復活キン肉マンが始まる前についた担当編集は、その昔キン肉マンをバリバリ読んできた直撃世代!私たちが忘れている設定をドンドン指摘してきます」

そら面白いはずやわと。

と納得すると同時に「やっぱり二世の究極タッグの頃は担当編集がボンクラだったんだな」と納得できました。ほんと漫画って担当編集でガラっと変わっちゃうんですね。思えばあの鳥山先生だってマシリトこと鳥嶋氏が編集だったころは「ボツボツボツ」の雨あられで、あそこまで偉大な漫画家になったんですもんねえ。

そして俺が超絶感動したのはここ!


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「こんな状況だからこそ、オレたちが築きあげてきたユウジョウが発揮される時だろ!」

「ウォーズマン・・・」

ここです!単行本派の人からしたら「えっ?何が?普通やん」と思われるでしょうが、web公開時、このキン肉マンの台詞は「グ、グウウ~ッ!」だったんです。そう、あの「ウググ~」「あ、ああ~!」に並ぶ三大二世臭全開の言葉だったんです。

リアルタイム時も、ここでちょっとがっくりきてたんですよ。

いやーえがった、えがった。

それにしても、改めて読んでキン肉マン、テリーマン、ジェロニモがやられ、バッファローマンが悪魔に戻ったこの状況でロビン、ウォーズマン、ブロッケン、ラーメンマンが登場!という熱い一連の流れで、影も形もない土俵の英雄リキオ。


これね、絶対きますよ。前回のペンタゴンを超えるような衝撃的な登場を絶対しますよ。

ゆで御大と担当編集がいつ出すかいつ出すかとタイミングを見計らってる感をビンビン感じる。

バーン!!と1ページ全開でシルエットで登場して「作者、取材のため次号休載いたします」というオチになるんじゃないかと、今のうちに書いておきます。

あとどーでもいい細かい修正箇所ですが、気づいたんで書いときます。
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このアナウンサーの台詞「火蓋は切られた!!」は、web公開時では「切られ・・・」でした。
それとマーベラスの初登場のコマが修正されてました。40巻の巻末にある41巻の予告ページにある完璧超人全員集合のコマと見比べれば一目瞭然。

他の変更点に気づかれた方、ぜひ教えてください。

(追記)

コメントでいろいろ変更箇所いただきました、ありがとうございます!

・グリムリパーの「キルハット」が「八つ裂きハット」に。

・「BH」のビーエイチのルビが削除。いいね!

・魔雲天の頭がブレーンバスターで砕けてない。そもそも砕けてたことも記憶になかった・・
・「武道鉄拳」が「武道岩砕きクロー」になる。これは変わってるような・・という感があった。

・「私はラーメンマンに頼んだんだぞ」→「私はラーメンマンがいいんじゃが・・・」
今回、ファンみんなが気にしていたであろう箇所ですね。本来ありえないミスですが、こんなことでも生粋の肉ファンなら「ゆでだから」で納得できる。

・「アタル兄さん?」→「アタル兄さん・・・」これ最初「アタル兄さんが?」の誤植かと思ってました。

ほかにも変更箇所がありましたら、ぜひ教えてください。