俺がこの世で最も好きなドラマ「はぐれ刑事純情派」。第一シーズンが88年からですから、俺は当時ちびっ子。その時から水曜夜9:00から親と一緒に観ていたと思うんですが、去年アウトサイダーというドラマで西島秀俊氏演じる主人公が待ち受けにしていたので一時話題になりました。
このはぐれ刑事純情派は、BS朝日やCSでは頻繁に再放送されてるんですが、地上波ではKBS京都が毎週土曜に第1シーズンから順に放送するという神対応を2年前からしてくれてまして、2024年1月27日シーズン6が最終回を迎えました。
旧Twitterのほうで心に残った台詞を書いたりしていましたが、埋もれていくのも惜しく感じたので、一旦こちらに整理してみます。
○余談
シーズン2とシーズン3には、あの「ゴジラVSビオランテ」の権藤一佐と「仮面ライダーBLACK」でバッファロー怪人に乗り移られたあの子が出たりしてたり、2003年スペシャルには「大好き!五つ子」の美穂役の子、「仮面ライダーBLACK RX」の佐原のおじさん役の人も出てたりします。こういう発見も楽しいです。
○心に残った台詞
安浦「あなたを逮捕することはできない。殺意だけでは犯罪にはならんのですよ。しかしもしあなたにわずかでも良心が残っているなら、亡くなった西村老人を弔ってあげてください」
老人に暴行を受け、憎んでいたお手伝いさんに対して。
(1988年第1シリーズ第13話)
安浦「老人の財産を食い物にする○○社を俺は絶対許さん!必ず叩き潰す!」
投資詐欺を行う女社員に対して。(1988年第1シリーズ第10話)
安浦「馬鹿者!!それが同じ警察の飯を食った男のすることか!!」
やっさんに気づいてほしくてわざと犯罪を犯した元警官の男に対して。
川辺「捜査に私情は禁物だ」
任意同行を渋るやっさんに対して。シーズン1では課長もドライでした。
皆さんの記憶にあるのは「何を言ってるの!?やっさん!捜査に私情は禁物だよ!」と言いながら胃薬飲んでるイメージじゃないでしょうか。シーズン1では横目でにらんで渋く言うんです。
安浦「人間の道を踏み外した奴をパクるのが俺の仕事だ!お前に恨まれる道理はない!」
かつて逮捕した森村という男にナイフで刺されそうになったシーンで。この時、同じくかつて逮捕した小暮(演:峰岸徹氏)が「安浦さん!」と声をかけたことにより避けることができました。(1989年第2シリーズ第8話)
安浦「あなたがあんなヤツを殺してどうしますか!」
殺された娘の復讐を討とうとする母親を止めるシーンで。(1990年第3シリーズ第12話)
安浦「お父さんは警察官だ、まず犯人を逮捕しなければならん。警察手帳を持っている限りはな。罪は罪だが、子を想う母親の愛はすごいと思う」
上記の母親の件を聞いたエリから「もし私が殺されてたら、お父さんならどうしてた?」と聞かれて。(1990年第3シリーズ第20話)
安浦「馬鹿者!お袋さんはな、自分の命を捨ててでもお前を真っ当な人間にしようとしたんだ!その気持ちがわからんのか!この親不孝者が!」
産んでくれなんて頼んでないとふて腐れる男に対して。
犯人「何故あんなことを…私は人間の屑です…人を殺し家族を捨て逃げた…生きている価値などないんです!」
安浦「あなたには遺族のために罪を償う義務があります、わかりますね?」
自首した犯人に対して取調室で。(1990年第3シリーズ第12話)
安浦「殺してしまいたいと思うのと実際に殺すのは違うんだ!」
安浦「なあ大沢、お前まだこれで全部終わったわけじゃないぞ。妹さんの情状酌量も期待できる。これから二人でいくらでもやり直せるじゃないか。銃を置いて投降しろ。エリも大沢と一緒になりたいというのなら、お父さんそれでいいんだ」
劇場版で安浦家に立てこもった大沢に対して。
安浦「愛情の見返りを求めたら、それは自分の欲望にすぎないことを覚えておいてください」
夫を見殺しにした妻が「私がこんなに愛してきたのに!」と主張したことに対して。
(1991年第4シリーズ第4話)
安浦「私にも二人娘がおりましてね、上の方が付き合ってる男ががさつでやかましくてどうしようもないやつなんだが、真っ直ぐな男でね。男はみてくれじゃないって娘がわかっていて嬉しかったんだよ」
大沢について病室で被害者に語る場面で。
安浦「言い訳はやめろ!安い給料で働いてるのはお前だけじゃないぞ!せっかくだ、もっと安い給料で塀の中で働いてもらうぞ」
脅迫していた主婦をさらに脅迫し殺したサラリーマンに対して取調室で。
安浦「この事件が片付いたらお前ら全員シャブで挙げてやる。楽しみに待ってろ」
ヤクザの事務所に乗り込んだときに。
安浦「その汚い首、よく洗って待ってろ」
ヤクザの組長に対して。
安浦「あなたの気持ちは私にもよくわかる。もし私の娘があなたの娘さんと同じような目にあったら、きっと殺してやりたいと思うでしょう」
娘が自殺した父親に対して。
安浦「証拠を揃えて必ず検挙してみせる!あんたも銀行も政治家もいつまでも甘い汁を吸えると思うなよ!あんたたちが裏取引で脱税だ、融資だといいようにしてきた金はごく普通の一般庶民が真面目に働いてコツコツ貯めた金なんだ。あんたたちが手にした泡のような汚い金とは違うんだ!」
ヤクザの組長に対して。(1991年第4シリーズ第24話)
安浦「平然と人殺しした奴に猿をどうこう言う資格はない!お前は猿以下の人間だ」
あの猿さえいなかったらと怒る犯人に対して。(1992年第5シリーズ第6話)
犯人「この世に金が嫌いな奴っているかな?みんな金でしょ」
安浦「刑務所の中でお前の大好きな金の使い道でも考えろ!時間はたっぷりあるぞ!」
ユカの友達が覚醒剤密売に巻き込まれ、逮捕した犯人に取調室で。
(1992年第5シリーズ第20話)
安浦「罪というのは自分から悔いるものだ。お前はまだ若い。その気持ちがあるならまだ人生の立て直しはできるぞ」
(1992年第6シリーズ第3話)
これから子どもが産まれるのに殺人を犯してしまった男に対して取調室で。
安浦「たとえ息子さんを守るためとはいえ、人を殺すことは許されません。なぜ事前に警察に連絡してくれなかったんですか。警察は犯人を捕まえることだけが仕事じゃない。事件を未然に防ぐことも大切な仕事なんだ。それが残念でならない」
川辺「・・はるちゃん、お茶熱いのに変えてあげなさい」
田崎「はい!」
保険金殺人から息子を守るために殺人を犯し、自首して涙ながらに自供した母親に対して。
(1993年第6シリーズ第13話)
安浦「たとえどんな男であっても、人の命の尊さに変わりはありません」
川辺「やっさん、お茶でも飲もうか…」
課長が自供した容疑者を前に取調室で言うくらい加害者が気の毒な回でした。
安浦「正しいと思っているだと!?バカなことを言うな!お前のミスのために高木と今井は今も張り込んでいるんだ!こんなところにいる暇があったら犯人を捜してこい!帰れ!!」
落ち込んで酒に溺れた肥田刑事を自宅前で一喝する場面で。
(1993年第6シリーズ第19話)
安浦「家はいつかは買えるかもしれませんが、家族はお金では買えませんからな」
住宅ローンを払えない家計のために売春する主婦に対して取調室で。
(1994年第7シリーズ第3話)
高木「それで強盗を!?情けないねぇあんた!世の中、不況や倒産で苦しんでいる人はいっぱいいるよ、だけどみんな一所懸命なんとかしようと踏ん張ってるじゃないか!」
(1994年第7シリーズ第3話)
不況で収入減になり、妻と子を養うために強盗殺人をした犯人に取調室で。高木刑事が取調室で犯人を叱る珍しいシーンでした。
安浦「何の罪もない人が辛い目にあう、そんな理不尽なことはありませんからな」
冤罪のために職場を退職せざるをえなくなった夫をもつ妻に対して。
(1994年第7シリーズ第9話)
安浦「人一人殺しておいてその罪を友人になすりつける、おい!お前に罪の意識はないのか!」
後輩に罪をきせようとした犯人に対して。
(1994年第7シリーズ第9話)
里見「仲間の連中はみんな吐いたんや、誰一人としてな首謀者のお前をかばった奴なんておらんかったんや!」
犯人「冷たい連中だな」
安浦「それはお前のほうじゃないのか?お前のような冷たい人間に暖かい血の通った仲間はできないってことだ!」
リンチ殺人をした犯人のリーダー格に取調室で。
(1994年第7シリーズ第12話)
安浦「甘ったれるのもいい加減にしろ!お前ぐらいの苦労はみんなしてるぞ!殺人罪、最高の罪だ!!」
昔ふられた腹いせに主婦を脅迫したあげくに殺した男に取調室で。
(1994年第7シリーズ第14話)
安浦「それが3人の罪の無い女性と川村さんを殺した理由か。いい人でいることに疲れただと?冗談じゃない!そんな理屈が通ると思っているのか!甘ったれるな!!
俺はお前の顔を一生忘れんぞ、肥田、警察官はどんな場合でも、罪を憎んで人を憎まずという立場を忘れちゃならん。しかしこの男は許せん!!俺はこの男を憎む!!!」
(1994年第7シリーズ第25話)
ひとり暮らしの女性3人と顔を見たと勘違いされた川村さんを殺した犯人に対して。
自分の妻にもDVしてた最悪の犯人でした。
犯人「あいつが悪いんです!俺のことをクズ呼ばわりして!」
安浦「言われても仕方ないだろう君は。投書なんて姑息なことをしないで、くやしかったら見返してやればよかったんだ!惚れ直すような人間になればよかったんだ!人一人殺しておいてあいつが悪いなんて言う奴はクズだと言われても当然だよ!!」
(1999年第12シリーズ第4話)
取調室で。
安浦「思いっきり泣いてみたらどうです?あなた、ちょっと今まで頑張りすぎた。人間泣きたいときには思いっきり泣いてみたらどうです?」
(1999年第12シリーズ第4話)
冤罪がはれた女性に対して屋上で。
里見「強盗、傷害、横領、酒に博打に女、いい目したやん。安浦さん、これどのくらいの刑になりますかねぇ?」
安浦「うん、まけて懲役600万年!」
里見「そういうこっちゃ」
(1999年第12シリーズ第12話)
売掛金の強盗が実は店長だったというオチで取調室で。
安浦「もし私の娘がさっきのような態度をとったら、ぶっ飛ばしてるところでしょうな」
田崎「いくらあなたが大勢の人の憧れの的であったとしても他の人を見下していいってことは決してないはずですよ!」
人を見下す女に対して。
(1999年第12シリーズ第18話)
安浦「なあ野田、俺たちがこうやって仕事できるのは誰のおかげだと思う。なんだかんだ言ってあの課長が盾になってくれるからだよ」
何故ここまでするのかと問う野田刑事に対して。
(1999年第12シリーズ第19話)
安浦「人生に遅すぎるなんてことはありませんよ」
もう遅すぎたと後悔し夫に涙する女性に対して。
(1999年第12シリーズ第25話)
里見「言いかがりやないかもしれませんよ。最初から思い込み捜査は危険やと思うんですわ」
他署員「どっちが思い込みなんですか!」
安浦「私たち刑事の仕事はね、人を疑うことじゃない。真実を確かめるのが仕事なんですよ」
痴漢の冤罪で捕まった人と安易に逮捕した他署員に対して。
(2000年第13シリーズ第19話)
犯人「あのバカ女さえいなきゃうまくいったんだよ・・へへ」
野田「バカはお前だ!」
里見「刑務所でたっぷり後悔する時間あるわ」
普段ぶち切れることが多い里見が怒る野田を制する珍しいシーンでした。
(2000年第13シリーズ第20話)
ガキ「親呼んでくれよ、保釈金払えば出してもらえんだろ」
里見「あのなあ!」
安浦「君の親御さんはどうか知らんがね、俺が君の親だったら当分このまま警察から出してほしくないね」
詐欺を恨んで脅迫と傷害で逮捕された学生に取調室で。
(2001年第14シリーズ第6話)
倉田「俺はついてない、亭主が捕まって万事うまくいくはずが。なんでだよ」
安浦「倉田、お前はまだ自分がやったことをわかってない」
倉田「え?何が?」
安浦「やり直そうとした一人の夫がいる。その夫に支えられて幸せを取り戻そうとした奥さんの命をお前は奪った!この世の中にな、人の命を奪ってもいいという理屈はない!なぜならお前はこれから生きていくからだ、俺はお前を許さんぞ!」
反省のない犯人に対して。
(2001年第14シリーズ第8話)
富岡「君は誤解してる、俺は他の女と一緒になったりしない。思ったこともない!俺にはお前が必要なんだ!信じろ俺を!信じて、ついてこい!」
あえて身を引こうとした恋人に対して。こんなこと言える男になりたいものです。
(2001年第14シリーズ第8話)
安浦「耐えるのもいいんだ、支えるのもいいんですよ。だけどたまには思い切って羽目を外すくらいのことをしてもいいんじゃないかな」
自分のことは後回しで壊れた靴すら買い換えない女性に対して。
(2001年第14シリーズ第8話)
安浦「情状酌量の余地なし!反省する時間はたっぷりあるぞ!!」
身勝手な理由で殺人を犯した犯人に対して。
安浦「俺は今まで何人も犯罪を犯した人間を見てきたが、お前ほど憎い奴は初めてだ!手を洗っても無駄だ!シャツを洗っても無駄だ!拳銃をどこに捨てても無駄だ!俺は探し出す!必ず見つけ出す!どこまで逃げれるか一度やってみるか?逃げてみるか?俺はお前を絶対に許さんぞ!!!」

野田刑事を殺したヤクザの塚本に対して。
本音言うと、これぐらいの怒りを山岡刑事を殺したヤクザにも向けてほしかった。
川辺「野田は生きています。我々の心の中に生きています」
死んだ野田刑事を想う課長、署長、やっさんが屋上にて。(2002年正月スペシャル)
安浦「たとえどんな悪人だったとしても、死んで当然という人間はおらんのですよ」
これに似た台詞はいろんな回で聞けたはず。
里見「アホンダラ!俺はな人間が好きや。せやから警察官になったんや。けどな、情に甘ったれて人のせいにする奴、そんな奴は一番嫌いや。それもええ年してな、親に尻ぬぐいをさせるやつ?最低や!お前みたいな奴はなぁ、絶対許さんぞ!」
強盗をした尻拭いを父親にさせようとしたバカ息子を取調室で一喝。痛快でした。
(2002年第15シリーズ第8話)
安浦「あんたはただの甘ったれだ!裁判では人のせいにはできんぞ!」
振られた腹いせに恋人を殺し、隣人まで殺そうとした女に取調室で。
(2002年第15シリーズ第21話)
安浦「ここまで追い詰められたお前の気持ちは俺にもよくわかる。これから長い付き合いをしていこうじゃないか」
立てこもった犯人を裏口から敢えて逃がして、逃走中に自首するよう気変わりした犯人に。
なお犯人役は「HOTELハワイ編」のニシダ役の前田淳氏でした。
(2002年第15シリーズ第22話)
安浦「一番の被害者は残された子どもたちです。ご主人も、奥さんも、もう少し子どもたちのことを考えて頑張って生きていけなかったのか、それが残念なんです」
署長「しかし正当防衛が認められるだろう。その間、あの子どもたちは我々で見守っていこうじゃないか」
夫に殺されそうになり、もみあった末に包丁で刺してしまった妻の事件を受けて。
(2002年第15シリーズ第25話)
三波「なあやっさん、俺も確かに警察官だが、その前に人間だ。腹の立つほど悪いやつが死んで、とってもいい人が犯人だったら迷うことだってある。目をつぶっちまうこともある」
安浦「だからお前は警察官失格だと言ってるんだ。だが人間失格よりよっぽどいい」
カトちゃん演じる三波が退職する場面で。敬礼する三波とそれにわずかに笑顔を見せるもすぐ厳しい顔に戻る課長が素晴らしいシーン。(2003年元旦スペシャル)
高木「山岡刑事を殺せと誰に言われたんだ!?」
犯人1「誰にも言われてねえよ、それとも誰かに言われたっていう証拠でもあんのかよ」
今井「お前なー!!!!!!」
林「お前が襲った山岡刑事はな!結婚を目前にしていたんだぞ!!それをお前たちは!」
犯人2「お、おれは別に・・」
川辺「お前は我々警察みんなを相手にしてるんだ・・!覚悟してるんだろうな・・!?」
山岡刑事を殺した犯人に対して取調室で。怒りに打ち震える課長と林、高木と今井。
これぐらいの怒りをやっさんにも見せてほしかった。
(2003年第16シリーズ第1話)
安浦「俺は本気で怒ってるんだ!あの手帳は奥さんにとって生きがいだった。それをお前は悪用した!俺の顔をよく見ろ。見ろ!見通しだぞ、本当のこと言って早く楽になれ」
夫に先立たれた妻との交換日記を利用した男に取調室で。
(2003年第16シリーズ第2話)
安浦「馬鹿野郎・・先に死にやがって・・・」
さくらのバーで飲み潰れながら山岡刑事を想って。
(2003年第16シリーズ第3話)
安浦「そういうふうにあなたが育てたんですよ。やっていいことと悪いことの区別が付かない人間にあなたがしてしまったんです。それが子どもにとってどれだけ不幸なことか、あなた気がつかなかったんですか。お母さん、あなたも同罪です」
傷害事件を起こした息子を甘やかしたばっかりにとかばう母親に対して。この犯人はどうしようもないバカタレでした。
(2003年第16シリーズ第4話)
安浦「お年寄りを食い物にして、金儲けがそんなに楽しいか?」
犯人「無料につられて人を信じるやつがバカなんですよ」
安浦「じゃあお前を信じて会社に入った大友さんも大馬鹿だってわけか」
犯人「へへへ、そりゃそうでしょう、あんなガキ誰がまともに採用しますか」
安浦「人を信じる人間はバカか。腐った人間よりはよっぽどマシだと思うがな!」
犯人「世の中腐ってるんだから、人間だって腐っちまいますよ刑事さん」
安浦「そう思うのはお前の勝手だ!だが大友さんのような若い者はたくさんいる。この林もそうだ、林はなお前のような人間を絶対に許さん!俺もそうだぞ、大友さんの死を無駄にはしない」
悪質訪問会社を告発しようとした社員をリンチで殺した社長に対して取調室で。
この犯人は相当の悪党で昔のやっさんなら殴り倒してたでしょう。
(2003年第16シリーズ第7話)
安浦「あんたは医者でも何でもない、あんたはただの暴力団の手先だよ!」
医師免許を剥奪され不法行為を行っていた元医者に対して。
(2003年第16シリーズ第10話)
安浦「まず人を信じることから始めましょうや、そのほうがよっぽど気分がいい」
あらぬウワサを掻き立てる主婦に。
(2003年第16シリーズ第15話)
犯人「あいつ悪い奴なんですよ!死んで当然なんです!」
安浦「悪い奴だから殺していいなんていう理屈は通らんぞ!」
最初の目撃者が犯人だったパターンで取調室で。開き直った態度が怒りをかいました。
(2003年第16シリーズ第17話)
安浦「確かに今までのあなたの人生は幸せじゃなかったかもしれない。しかしあなたには、あなたのために必死になった人間が3人もいるんだ、そのことだけは忘れないでほしい」
(2004年新春スペシャル)
林刑事が信じて守った女性の犯人に対して。
林「安浦さん、握手してください。俺、一度安浦さんと握手したかったんです。俺、必ず立派な刑事になって山手中央署に戻ってきます」
(2004年新春スペシャル)
服務規程第3条に違反の可能性を問われ、自ら本庁に交番勤務への降格を申し出た後、病室にて。
高木「罪を犯したらいずれ捕まるんだよ!そんなことで人を殺しやがって!!」
口封じで女性を殺した犯人に取調室で。高木が激高するレアシーンでした。
(2004年第17シリーズ第7話)
ユカ「山岡さん、いいかな私も決めちゃって。反対する?でもだめよ、もう決めた。絶対に決めた」
ユカ「お父さん、私警察官になる!反対してもダメ!もう決めたから。さっ、帰ろう」
須藤刑事の死を受け、山岡の写真を見つめながら決意して、安浦刑事に告げるシーン。
(2005年第18シリーズファイナル第1話)
安浦「あなたはまだ自分の犯した罪の重さがわかっていない」
田崎「あなたは人を殺したの。その上、嫉妬でその罪をかぶせようとしたの」
幸せそうな親友に嫉妬して殺人の罪をかぶせようとした女に。
(2005年第18シリーズファイナル第5話)
ユカ「山岡さんとね、よくここ(ラーメン屋)に来てたの。私たちのデートコース。お父さん、さっき注文聞かれて答えたでしょ。豚骨醤油、トッピングにコーンって。あの人もそうだった。お父さんのまねしてたのね、いっつもそれ頼んでた」
安浦「思い出させて悪かったな」
ユカ「ううん、思い出せてよかった」
(2005年第18シリーズファイナル第5話)
ユカ「好きでした。愛してました。一生分愛して一生分愛されたから。今でもいつも思っています。二度と会えないあの人のこと。でもあの人の気持ちを思うと、それじゃダメだって思います。だから私決めたんです、誰かを愛そうって。心を閉ざしてちゃダメだって。私きっとステキな人に出会って、その人に恋します。ステキに恋して、ステキな家庭を持って、幸せになります!だってそれがあの人の願いだって、知ってるから・・わかってるから・・あの人はそう願ってるって、心から愛してくれたあの人の願いはそうなんだって、知ってるから・・」
恋人を事故で失い、誰も愛さなくなった女性にユカが。こんなもん泣くなというのが無理です。
(2005年第18シリーズファイナル第5話)
安浦「どんなに同情できても罪は罪だ、許してはいかんのだよ」
隣人の借金取りに金を渡すために窃盗した事件に対して。
(2005年第18シリーズファイナル第7話)
安浦「どうせろくな取引してないだろう、洗いざらい調べて立件してやる。首洗って待ってろ」
その借金取りの事務所で社長に。これがいい。
(2005年第18シリーズファイナル第7話)
川辺「そんなことで人を殺していいと思ってるのか!ああ!?」
課長が取り調べたチンピラに対して。
(2005年第18シリーズファイナル第7話)
また増えたら追記しよう。