ドラゴンボールZ 超武闘伝2を語ってみた | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。


本作は1993年12月に発売されたスーパーファミコンの格闘ゲームである。登場キャラクターは孫悟飯、ベジータ、トランクス、ピッコロ、セル、セルジュニア、ボージャック、ザンギャ、隠しキャラで悟空とブロリーが登場する。

ドラゴンボールZのリアルタイム世代にとってはおそらく「一番やった」「友達の家で対戦しまくった」ゲームではないだろうか。当時の小学生で友達の家でやるゲームといえばこれとスト2だったといっても過言ではないだろう。発売日が93年12月ということで調べてみたら、アニメではちょうど悟天とトランクスが少年の部で闘うあたりであった。意外と遅かったんだなあという感じだ。

まずストーリーモードが非常によくできており、分岐も多い。親子かめはめ波をみるにはセルに一度負けなければならなかったり、条件を満たせばブロリーがボージャックを殺したり、ピッコロたちのクローンが出てきたり、あの世から悟空が帰ってきたり等、熱中させる要素が多かった。
そして何よりも、何よりもブロリーの存在が大きい。このゲームの7割はブロリーにあるといっても過言ではない。攻撃力があまりにも他キャラと差がありすぎるのだ。そして誰もが一度はやったであろうあの隠しコマンドでのお遊び。

「上、X、下、B、L、Y、R,A」というコマンドを超高速で入力し何回カカロットと言わせられるかという・・。くだらねーと思うだろうが当時の男子は夢中でやっていたのだ。やってたよね?

本来ならばボスであるはずのボージャックが完全にブロリーにくわれてしまい影の薄い存在となってしまっている。ていうか劇場版で登場したときも前作のブロリーがあまりにもすごすぎたために、たいした印象がなかった感があったのに、このゲームでさらに追い打ちをかけられた気がする。思い返しても対戦でだーれも使ってなかったもんなあ・・同じ劇場版の敵キャラだというのに。

これがブロリーのテーマ曲。このBGM聞いてたら楽しかった少年時代を思い出して感傷にひたれます。
数多くあるドラゴンボールゲームの中で、PS2のスパキンシリーズを含めてもベスト3に入る名作である。そう俺は思っています。