初心者同志 -79ページ目

軽装ハンター。

安全な村から大自然の世界へと出かけていくのは、

なにもモンスターを倒すためばかりではない。


オンラインゲーム「MHF」 の世界に生きるハンターたちすべての大原則。

―――自給自足。


避けられぬモンスターたちとの戦いに備え、

必要な道具や、薬の調合に必要な植物などを

採取に行くのも、大切なハンターの仕事だ。


とうぜん、その際には、

モンスターの討伐を目的とした場合と違って、

比較的、軽装で出かけることが多い。


何故ならば、あまり余計なものを持って出かけてしまうと、

色々なものをせっかく収穫したのに、すべて持って帰れない

なんて事態が起きてしまうからだ。


アイテムを所持できる量には限りがある。


それはつまり、持って帰れるアイテムには限りがあるということ。


そこにあるのは、モンスターとの対決とは全く別の、

もう一つの戦い。


自分の欲深さとの対決。



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ああ、でも、タマゴは捨てられないよお・・・・・・。


お土産の味。

学生時代、色々なアルバイトに挑戦した私は、

料理屋に勝るアルバイトはない、という結論になった。


その一番の理由は、やっぱり食事。


料理屋で出る生ゴミは、一般の家庭と同じように

普通に出すことができない、ということを、

私はアルバイトをするようになってから、初めて知った。


考えてみれば、毎日でる生ゴミは、家庭とは

比べようがないほどの量だもんなあ。


で、どうするのかというと、専門の業者に直接、

引き取ってもらってるんだって。

もちろん、無料のはずがなくて、すべて有料。


ということは、当然、生ゴミは出なければ、出ないほど

いいわけで、賞味期限が迫っている食材や

料理の余りといったものは、捨てるくらいだったら、と

お店の従業員や、アルバイトで来ている人たちに

分けるのが普通のことらしかった。


もちろん、残しても仕方がないから、どのお店でも、

みんな、すごい太っ腹だ。


しかも、そこで貰わなければ、ただの残飯になるだけのもの、

とはいっても、実際はお金を払って食べに来る人たちの

ために用意されたものばかり。


アルバイト代をもらいながら、更に

食事までただで貰えるなんて!

うーん、なんていい仕事なんだろう、と

当時は何度、思ったかわからない。


もちろん、それはつまり、

お店にとって見れば、誤った量の注文や、調理を

してしまったということだから、甚だ問題なんだろうけどさ。


そんなことは、アルバイトで来ている人間にとっては、

関係ないことだもんなぁ・・・・・・。


で、有難く、全部頂いて帰っていたのだった。


それと、もう一つ。


料理屋に勝るアルバイトはない、と私が言い切るのには

大きな理由となるものがあるのだけど、

それについては、また明日詳しく。


肉焼きハンター。

オンラインゲーム「MHF」 の世界にもやってくる冬の季節。


ハンターたちの会話 その②。



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「まったく、聞いてくれよオヤジさん」


「ヘイヘイ、いつも大変ですね、お客さん」


「ホント、仕事仕事でさ、、帰ったら帰ったで、今度は邪魔者扱いだよ」


「ヘイヘイ、いつも大変ですね、お客さん」


「俺だって疲れてんだよ?なのにさ、夕食は?て聞いたら、もう食べました、だってさ」


「おかげで、ウチは大繁盛ですな」


「ハハハッ、ホント、オヤジさんの肉だけだよ、俺に温かいのはさっ」


「まさに、ニックき家族より、こんがり肉ですなっ!」


「・・・・・・・・・」





にくやき-せっと 【肉焼きセット】   肉を焼くための道具一式がセットになったもの。焼肉セット。

                       MHFの世界において、空腹を満たすための食料を生み出す

                       重要道具。タイミング命。「――を持っていく余裕がないよっ」




早起き、夜更かし。

本当に特別なことでもない限り、

絶対に外に出ることが許されなかった夜という時間が、

嫌いだった。


早くまた朝になればいいのに、と

外が暗くなりはじめ、家に帰らなければ行けなくなる度に

私は思っていた。


きっと、そのせいだったんだと思う。


小さいころから私は、決して得意ではないし、

むしろ大嫌いでさえあったのに、

とんでもなく早起きする毎日を送っていた。


一日を少しでも、早くはじめたかった。


夜が来るのを止められないのなら、

せめて、朝を早く起きることで、自由でいられる時間を

増やそうと考えたんだ。


なんて子供らしい、浅はかで、単純明快な考えなんだろう、

と、今なってみれば思うのだけど、

当時はかなり真剣だった。


もちろん、そんな毎日を繰り返すうちに、

そんなことは無駄な努力で、ただ一日を眠くて仕方ない

中で過ごさなければいけなくなるだけだ、とわかって、

止めてしまう事になるのだけど。


それから数年後、社会人となった今、

朝であろうと夜であろうと、自分の意思で

自由に過ごせるようになった私は、にも関わらず、

子供のころよりも、ずっと早く起きる毎日を

過ごしている。


しかも、寝る時間もずっと遅くなっている。


なのに、一日があのころよりもずっと短く感じるのは、

うーん、なぜなんだろうか・・・・・・。


不思議だなあ。

ホットドリンクハンター。

オンラインゲーム「MHF」 の世界にもやってくる冬の季節。


ハンターたちの会話 その①。


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「いやぁ、最近冷えますなあ・・・・・・」


「ホンマですなあ・・・・・・」


「そろそろ、鍋の恋しくなる季節ですなあ」


「ホンマですなあ・・・・・・」


「どうですか、帰りに軽く一杯、ホットドリンクでも」


「いいですなあ・・・・・・」


「最近、いい店見つけたんですよお」


「いいですなあ・・・・・・」


「寒いときはホットドリンクに限りますよ」


「あれがあれば、寒さも気になりませんなあ・・・・・・」


「まさに、ホッとしますよねっ!」


「・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・」





ほっと-どりんく 【ホットドリンク】  ホットなドリンク。MHFの世界において、寒さを凌ぐために

                      ハンターたちが飲むドリンク。これを飲むと、スタミナの減少を

                      一時的に止められる。 ←→クーラードリンク。