初心者同志 -55ページ目

少しだけ、テレビをつける生活。

問題。


以下に挙げるものの、共通点はなにか答えよ。  (配点 10)


 ゴンゾ

 サテライト

 コミックス・ウェーブ・フィルム

 マッドハウス

 プロダクション I..G

 STUDIO4℃

 ガイナックス



正解。


アニメーション製作会社。



まるで、年金生活をする熟年層のようにNHKをこよなく愛する、

とは、先日書いたばかりだけれど、そんな私が、


NHK?地震があった時くらいしか見ないなあ、という人や、

NHKに、なにか面白い番組なんてあるの?


という人に、こんな番組もあるんだよ!とぜひ、お勧めしたい番組。


それは、「アニ*クリ15」!


この番組、新聞のテレビ欄や、テレビガイド誌にも掲載されることがない為に、

実は、知らない人も多いのではないだろうか。


その番組の正体は、全3シーズンに渡って、15人のアニメクリエーターたちが

自由なテーマでわずか一分間のアニメを製作するというもの。


その製作に関わった製作会社というのが、

実は最初に登場した製作会社たちなのだ。


アニメの世界に詳しい人であれば、ああ!と思わず頷くような、

実力ある有名な会社ばかりなだけに、

当然、製作に参加したクリエーターたちもすごい人たちばかり。

詳しく以下に挙げてみよう。



第一シーズン


小林治            主な監督作 TV「BECK」

木村真二           美術監督    映画「鉄コン筋クリート」 

ソエジマヤスフミ      アート・ディレクション TV「厳窟王」

西見祥示朗         原画  映画「MINDGAME」

林明美            原画  OVA「トップをねらえ2!」



第二シーズン


押井守            監督  映画「イノセンス」

小田扉+清水保行     漫画家 + 総作画監督  ゲーム「ジャンヌダルク」

竹内敦志          メカニックデザイン  映画「イノセンス」

中沢一登          アニメパートの監督  映画「キル・ビル vol2」

村田蓮爾+薮田達也   キャラクターデザイン + ムービー演出 ゲーム「ファイナルファンタジーⅧ」



第三シーズン


河森正治          監督  映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」

今敏             監督  映画「パプリカ」

新海誠            監督  映画「秒速5センチメートル」

マイケル・アリアス     監督  映画「鉄コン筋クリート」

前田真宏          監督  TV「厳窟王」



と、こんな感じ。


テーマが自由なだけに、わずか1分という時間ながら、

それぞれのクリエーターたちの個性が作品ごとに見事に炸裂していて、本当に楽しい。


第3シーズンに、今もっとも旬といえそうな監督が集まっているように

感じるのは、きっと私が、最近見た映画を手がけている人たちばかり

のせいなんだと思う。


ちなみに、既に第2シーズンまでは放送が終了。

現在は第3シーズンが放送中。


全然知らない!でも、見たい!という人は、

ぜひ、番組の公式ホームページをチェック。

既に放送が終了した、第2シーズンまでの作品は、全て見ることもできる。

 

アニ*クリ15 公式ホームページ



決してアニメに詳しい訳ではなかったので、ちょっと調べてみると、

通常TVアニメというものは、1秒間が24コマ(24枚の絵)で作られている中、

大抵の場合、その内の3コマを同じ絵で撮影するものなのだそうだ。


つまりは、一秒間に8枚の違う絵が使われていて、

それがアニメーションを作っている、ということになる。


でも、この「アニ*クリ15」は、わずか1分間のアニメーション作品。

もし、そのままで製作された場合、クリエーターたちは、

わずか480枚の絵で一つのアニメ作品を完成させることになる。


それは結果的に、それぞれのクリエーターたちの野心的な思惑を

増幅させていて、見る側にとっては、好奇心を刺激される、

たまらない要素になっている。


ちなみに、同じ絵を2コマのみ撮影する、「2コマ打ち」を使って

作られた作品もあるとのこと。


わずか1分間の、テレビで放送されることを前提に作られた、

この、濃密な個性溢れるアニメーションの世界。


ぜひ、一度注目してみてはどうだろうか。


捕獲!ハンター。

オンラインゲーム「MHF」 例解 日本語辞典




ほ-かく 【捕獲】

 ①とらえること。生け捕ること。 ②とりおさえること。

 ③戦時、交戦国の軍艦が、他の船舶を拿捕すること。


「どこかに、IT企業の社長を捕獲できるチャンス、落ちてないかなぁ」

「落ちてないだろうねぇ」

「捕獲されるほうでもいいんだけど」




toraetari !


捕らえたりーっ!



公式狩猟大会ハンター。

今日も街のギルドへと赴き、様々な依頼を請け負わんとする

屈強のハンターたちが行き交う、メゼポルタ広場。


その、往来激しい道程に、ひょっこり表れた、見慣れぬ小奇麗な一人の人間は、

脇に抱えた紙束を、建てられた掲示板に張り出すと、

さあ、耳を傾けよ!とばかりに、大声を張り上げて語りだしました。


「さあ、我らがドンドルマの街で暮らし、狩猟を生活の糧とする、

すべてのハンターたちよ!

このたび我らがギルドでは、そんなハンターたちの腕を競い合う

公式の狩猟大会を開催することを、ここに決定いたしました。

参加資格は、すべてのハンターたち。

年齢経歴、いっさい不問。

お題は簡単。

我らギルドが指定する、一体のモンスターをただ一人で見事討伐し、

できる限り早く、街に帰還すること。

みごと誰よりも早く帰ってきた傑士には、それに相応しき報酬をさずけること、

ここにお約束いたしましょう!

今こそ、日ごろの研鑽の成果を披露するとき!

なにとぞ、奮ってご参加を!」


そこに偶然、通りかかった一人の初心者ハンター。

おやおや、なにかと思って覗いてみると、ほほう、どうやら

ハンターたちの、ハンターたちによる、腕試し大会があるようだぞ。


とはいえ、私はまだまだ未熟な、弱小ハンター。

こんな自分にとっては、あまりに縁のないお話か、と思いきや、

ふと目にしたのは、掲示板に貼られた、その大会の詳細規則。


ふむふむ、よおく読んでみると、報酬が出るのは100位まで。

おっと、待て待て、100位までに入れなくとも、300位までであれば、

なんとギルドの、涙で濡れる温情溢れた大判振る舞い、

わずかながらも、報酬が与えられるとか。


しかも、しかも!

この大会は狩猟に持って出かける武器ごとによって、

記録、集計される方針。


おお!純然たる狩猟笛使いにして、狩りの傍観者たる私にも、

これなら少しはチャンスがある!といえなくもないぞ!


心勇んで街へと向かい、はたして受付にて登録を済ませた一人の初心者ハンターは、

こうして単身、準備を済ませ、肩に巨大な愛用の笛を、えいやと担ぐと、

さあ、気合を入れちゃうぞ!と、狩りへと出かけて行ったのでした。


いざ、目指すは、最高の狩猟笛ハンター!



iza totugeki !

オンラインゲーム「MHF」

これは、一人の初心者ハンターの立身出世の物語。

テレビをつけない生活。

友人と話していて、1番困ってしまうのは、テレビの話題が全然わからないことだ。


私はテレビを見ない。

そもそも、社会人として働くようになって以来、

誰もがテレビをつけているだろう、ゴールデンタイムのような時間帯に、

私は家に、いられたことがない。


親しい友人たちなどは、それをよく知っていて、

ときどき、罠を仕掛けてきたりするから、これがまた、油断できない。


ちょっと知ったかぶりをして、


「そうそう、あれ面白かったねえ、よくやるよね、あんなこと」

なんて同調すると、

「ほんとは見てないだろ!だって、今言ったのは、本当は競技のタイトルじゃなくて、

歌手の名前なんだぞっ!」


なんて、引っ掛けてきたりする。


そんなの、わかるかーっ!

て思うんだけど、知ってるフリをした私が悪いんだもんなぁ。

むぅ、だから、悔しいけど言い返せない。


どうしても、毎日どころか、毎週だって同じ番組を見つづけられないので、

たとえ休日で、時間がたくさんあるような場合でも、

テレビをつけることを、ためらってしまう。


顔も名前もわからない人が、次々とテレビに出てくるのを見ているのは、

けっこうな疲労感が伴うものなのだ。


日本のテレビて、実は、この話題はみんな知っていて当然!という前提で

話が進められることが、本当にたくさんあるということが、

見ていると、よくわかったりする。


そんな私だけど、衛星放送で放送されるドキュメンタリー番組や、

歴史エンタテイメント番組などは、録画してでも見る。


地上波で言えば、やっぱりNHK。


友人たちからは、「年寄りかっ!」と言われるけれど、

全然気にしていない。

これだったら、毎週欠かさず見る必要もないし、

有名人の顔や名前を覚える必要もないので、私には最適なのだ。


ただ、最近少し、たて続けに起きている不祥事のせいで、

NHKの評判が悪くなっているのが気にかかっている。


新聞のテレビ欄を見ても、NHKのところは見ないよ!

という人もいるかも知れない。


うーん、でも、私はNHKて、実はすごく野心的に、新しいことをしている

放送局じゃないかなあ、と思っているんだけどなあ。


とくに、件の横領事件が発覚して以降は、

積極的に、変わろうとしているように感じるのだ。


じゃあ、NHKにはいったい、どんなお勧め番組があるのか?


ということについては、また明日につづく。




寒空の下のネコ。

仕事を終えた、帰り道。

いつ降ったのか、道にはわずかに積もった雪。


時間は現在、午前零時。

深い紺色をした夜の空を、切り取られて真珠色に光る月。

炸裂して、あたりに飛び散ったように輝く、幾粒の星。


カバン一つ、背中に背負って、徒歩の私。

気温はなんと、氷点下の7度!

吐く息は煙のように白く、凍りついた指先は、冷たく紅く。


ふと、なにかが動いたのを、視線のはしで私は捉えた。

ネコだ。

こんな、寒い夜に?


暖かい夏の間には、よく見かけたことがあるネコだった。

野良ネコではない。

このあたりの家で、飼われているのだと思う。


立派な首輪をつけて、いつも綺麗な体をしている、どこかの飼いネコ。


neco aluku


人間でさえ、外を出歩くのをためらう様な、この寒い夜の下。

物陰から物陰へと、早足で移動していく、一匹のネコ。


そしてふと、足を止めたかと思うと、

ときどき、問いかけるように、どこかに向けて、鳴いている。

高く、せつなく、心細く。


どこかに、待っているネコでもいるのだろうか?

ふと、そんな姿を見て、【ロミオとジュリエット】、【お気に召すまま】、な世界を

私は思い浮かべる。


「ああ、あなた、あなたはどうして、野良ネコなの?」


ネコはやがて、細い道の奥へと消えた。

私は、寒さを忘れていたみたいに、一度ぶるっと体が震え、

自宅へとつづく道を、急いで歩いた。


さて、あのネコは、どこかで待っていたネコと、出会えたのだろうか。


neco deau


出会えていたら、いいのだけれど。