公式狩猟大会ハンター。 | 初心者同志

公式狩猟大会ハンター。

今日も街のギルドへと赴き、様々な依頼を請け負わんとする

屈強のハンターたちが行き交う、メゼポルタ広場。


その、往来激しい道程に、ひょっこり表れた、見慣れぬ小奇麗な一人の人間は、

脇に抱えた紙束を、建てられた掲示板に張り出すと、

さあ、耳を傾けよ!とばかりに、大声を張り上げて語りだしました。


「さあ、我らがドンドルマの街で暮らし、狩猟を生活の糧とする、

すべてのハンターたちよ!

このたび我らがギルドでは、そんなハンターたちの腕を競い合う

公式の狩猟大会を開催することを、ここに決定いたしました。

参加資格は、すべてのハンターたち。

年齢経歴、いっさい不問。

お題は簡単。

我らギルドが指定する、一体のモンスターをただ一人で見事討伐し、

できる限り早く、街に帰還すること。

みごと誰よりも早く帰ってきた傑士には、それに相応しき報酬をさずけること、

ここにお約束いたしましょう!

今こそ、日ごろの研鑽の成果を披露するとき!

なにとぞ、奮ってご参加を!」


そこに偶然、通りかかった一人の初心者ハンター。

おやおや、なにかと思って覗いてみると、ほほう、どうやら

ハンターたちの、ハンターたちによる、腕試し大会があるようだぞ。


とはいえ、私はまだまだ未熟な、弱小ハンター。

こんな自分にとっては、あまりに縁のないお話か、と思いきや、

ふと目にしたのは、掲示板に貼られた、その大会の詳細規則。


ふむふむ、よおく読んでみると、報酬が出るのは100位まで。

おっと、待て待て、100位までに入れなくとも、300位までであれば、

なんとギルドの、涙で濡れる温情溢れた大判振る舞い、

わずかながらも、報酬が与えられるとか。


しかも、しかも!

この大会は狩猟に持って出かける武器ごとによって、

記録、集計される方針。


おお!純然たる狩猟笛使いにして、狩りの傍観者たる私にも、

これなら少しはチャンスがある!といえなくもないぞ!


心勇んで街へと向かい、はたして受付にて登録を済ませた一人の初心者ハンターは、

こうして単身、準備を済ませ、肩に巨大な愛用の笛を、えいやと担ぐと、

さあ、気合を入れちゃうぞ!と、狩りへと出かけて行ったのでした。


いざ、目指すは、最高の狩猟笛ハンター!



iza totugeki !

オンラインゲーム「MHF」

これは、一人の初心者ハンターの立身出世の物語。