肩こりの原因を突き止め改善する方法 | パーソナルトレーニングBDSのブログ

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ダイエットなど体作りのための池袋のパーソナルトレーニング。

みなさんこんばんは。

 

パーソナルトレーニングBDS池袋 武と申します。

 

日本人の約3人に2人は肩こりというデータがございます。

 

その症状は個人差がありますが、生まれて初めから肩こりの症状を持っている方はいません。

 

生きていくうえで何かしらの原因があり、その症状が出てくるわけですが。

 

ではその原因とはなんだろう。

 

結論としては姿勢の悪さからくる筋肉の硬縮と血行の悪さです。

 

ではどのような姿勢になっているのか、それをどのように改善すれは肩こりとなる原因を解消できるか。

 

それらを確認していきましょう。

 

 

① なぜ姿勢が悪くなるのか。

 

建物も柱が2本あって、1本の柱がもろくなれば傾き崩れそうになるでしょう。

 

人間の身体は色々な筋肉や骨と細胞で身体を支えているわけですが、その筋力に弱いところができれば強いところが補うようになりバランスが崩れます。

 

なぜ弱いところが出来てしまうのかというと、一定の動きしかしなくなるからです。

 

一定の動きというのは、同じ動作の繰り返し、または同じ動作を保っているということ。

 

ウォーキングは身体にメリットが沢山あり、生活習慣病予防などにも最適ですが。

 

1日ずっとウォーキングをすれば脚は疲れ、膝が痛くなったりとやはり限度がございます。

 

仕事で腕を振る仕事があったとします、8時間腕を振ってみましょう。

 

腕は疲れ、それをかばうように腰や肩が疲れ、その動きに耐えられるような筋力や柔軟性が生まれるはずです。

 

身体が若く筋力が全体的にある方であれば、均衡が保たれ筋力の差があまり気にならず、どこかが痛くなるという症状が生まれにくいですが、歳をとるにつれて筋力が低下すればその均衡がくずれ気づけば肩こりや腰痛として症状がでてきます。

 

8時間パソコンを見続けてみましょう、細かい字を見るにあたり顎がでて頭を前に出し、キーボードやマウスを動かすのに肩が巻くように前に、足が浮腫む、足が開かないよう足を組んだり、もうここまでくると腰も曲がっている事でしょう。

 

その姿勢や動作を毎日行います、それも長時間。

 

必ず筋力の柔軟性が失われ筋肉量に差が生まれます。

 

筋肉の性質として、縮んていると力がでない、出にくいのです。

 

柔軟性の差が出来て筋力に差が出来るのか、筋力に差が出来た結果柔軟性に差が出来るかは置いておいて。

 

とにかくその結果姿勢が悪くなるということですね。

 

 

 

② どのような姿勢が良くないのか。

 

人間の姿勢として起こりうる姿勢としては大きく分けて4種類

 

  • 正常な姿勢
  • 後弯ー前弯姿勢(カイフォロードシス)
  • 平背姿勢(フラットバック)
  • 後弯ー平坦姿勢(スウェイバック)

 

地球の重力に対してまっすぐに立てているかというのが大事なポイント。

 

理想的なアライメントを見てみるとそれがわかります。

 

他の3つの姿勢は重力から中心点を引いた時に顔が顎が頭が前に出ている、腰椎や頸椎の反りが激しい、もしくは胸椎腰椎が適度な湾曲していないのが見てわかります。

 

ヘッドフォワードといい頭が前方にでてしまう、頭の重さは約5キロ前後ありますがこれはボーリングの玉(12ポンド)ぐらいあります。

 

それを重力に対して前に出してしまうんですからそれは疲れてしまいます。

 

綺麗な姿勢の場合頭は身体の上に乗っている状態ですが、他3つは身体の前にくっついている状態。

 

頸椎は前湾して頭を支えているが、これらの原因により頸椎がストレートになってしまい肩こり、首こりが起こるというわけですね。

 

 

 

③ 姿勢の改善方法

 

それでは姿勢を改善するにあたってどうすればよいのか。

 

結論からいえば原因は1つだけではなく身体全体を矯正しなけらばならないということ。

 

ヘッドフォワードになるのは頸椎だけが原因ではなく、骨盤が極端に前傾、後継し、それに伴い腰椎、頸椎が歪んでくる。

 

骨盤が歪む原因は歩き方、座り方に問題があったり、筋力の柔軟性の差や筋力の差があったりとこの原因も多くありそれらを改善しなけらばならない。

 

そしてどの姿勢かによっても原因が違く、改善方法も変わってくるので現状どのような姿勢になっているかをまず確かめなければならない。

 

立ち方、歩き方は脚の外旋位、内旋位、足関節や足低筋の柔軟性や強さ、外反母趾、内反小趾の影響などもある。

 

これらを見極めどこの筋力を強くし、伸ばしていくかが変わってくるのでまずはトレーナー、理学療法士などに一度みてもらい自身の問題を確認してもらいましょう。

 

たとえば22歳から働き始め、座る事が多い職業で10年間働いたとします。

 

正しい姿勢で座る事が出来なく歪んだ座り方を10年間続いたとすれば1日、2日でそれらを完全に治すことは難しいでしょう。

 

運動の強度や難しさはさほど高くありません、継続した運動や柔軟体操が必要になります。

 

肩こりや腰痛を改善したいという方はまず自身の姿勢をチェックしてみましょう。

 

 

 

BDS 武 哲也