
痛みの放置が生む弊害
いつもスタジオルーツ宮古のブログに
ご訪問ありがとうございます。
前回に続き、五十肩と間違えやすい
肩の痛みについてシェアします。
先日来店された50代OLの方で
五十肩だと思ってましたが
実は間違いだったという例が
ありましたのでシェアさせて頂きます。
五十肩とは20年程、痛み止めと湿布で
付き合ってましたが痛みが
ひどくなった為ご来店。
来店される前のやり取りで
五十肩には無い症状が出ていた為、
念のため検査を進めました。
結果は五十肩ではなく今回ご紹介する症状
頸椎症(首の神経障害)
を起こしていました。
痛みは五十肩とほぼ同じで
気が付きませんでした。
しかし、痛みを放置するといつの間にか別症状も現れ、
混ざり合う事で複雑になり
対処方法の間違いや勘違いが起きます。
長く五十肩の痛みを持つ方は
ぜひ最後までご覧ください。
それでは五十肩と間違いやすい痛みTOP7
5位〜4位のご紹介です。
第5位 肩軟骨のすり減り
頚椎症と同様に、意外と多いのが
膝や股関節でもお馴染み、軟骨のすり減り
いわゆる
変形性肩関節症です。
関節は消耗品で、すり減ると基本的に回復しませんが
コラーゲンを摂取する事で長持ちが出来ます。
コラーゲンは肌に限らず、血管や腱にも多く含まれる
重要な栄養素になります。
*血管は9割がコラーゲン繊維
豚肉や高野豆腐、ゼラチンを
使う料理がオススメです。
※栄養に関しては長くなるのでまた別の機会に説明致します。
引用元:関節ライフ
症状としては
・肩が上がらない
・動かして痛みがでる
ひどくなると
・安静時痛
・夜間痛
が発生します。
五十肩と症状が全く同じな為、鑑別が困難ですが
・過去に脱臼を繰り返していた
・肩の手術をした事がある
・骨折をした事がある
このように過去に軟骨を痛める事があれば
軟骨のすり減りが起こっているかも知れません。
過去に外傷があったかどうか
が大きく関わります。
主にMRIでの画像診断で発見されますが
画像診断で問題がなければほぼ五十肩と言えます。
五十肩の場合はこちら読んで頂くと
NGな行動が分かります。
↓
第4位 首の神経障害(頚椎症)
冒頭でお話しした頚椎症です。
首の神経は脳から首、枝分かれして
肩に神経が届き、その根を神経根と言います。
首のヘルニアや骨の変形、椎間板の変形で
神経が圧迫されると、圧迫された部位によっては
肩に痛みを出します。
引用元:疼痛.JP
圧迫された箇所で病名と症状は変わります。
◇頚椎症性脊髄症(背骨内を通る脊柱管を圧迫)
(ケイツイショウセイ セキヅイショウ)
・首、肩の痛み
・痺れ感覚、感覚異常
・何も触れてないのに痛む
・細かい作業ができなくなる
・歩行障害
・排泄障害
◇頚椎症性神経症(脊柱管からでた神経を圧迫)
(ケイツイショウセイ シンケイショウ)
・首、肩の痛み
・痺れ感覚、感覚異常
・何も触れてないのに痛む
五十肩との共通点は
・肩の痛み
・何も触れてないのに痛む
この2つ以外の症状が現れていれば
五十肩ではなく頸椎症が疑われますが
逆に肩に痛みはあるが痺れ感覚、感覚異常が
無ければほぼ五十肩の症状と言えます。
頚椎症の根本にあるのは
慢性的な緊張
で骨、椎間板が変形し発症します。
肩や首の慢性症状を放置していませんか?
五十肩や今回の症状を引き起こさない為には
慢性化した緊張を取り除く事が必須です。
身体は車と一緒で定期メンテナンスが必須
車は大体3ヶ月点検が目安です。
どうしても長く走行していると、
タイヤのアライメントや消耗パーツに
不具合が出てきます。
不具合はそのままでも
ある程度走ることができるのですが、
放置していると修理が必要となります。
人間の体も一緒で、関節は日々消耗しており
剣や人体も、微細な損傷を繰り返しています。
回復力が高いうちはいいのですが、
ズレが大きくなると負担も増えて、
損傷リスクが高くなります。
今回ご紹介した頚椎症のように、
早めに対処していれば
そもそもそうならなかった診断
が世の中には多く存在するのです。
事態が悪化する前に、是非
スタジオルーツ宮古でカラダのチェックと
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