今日もたかひろと歌の練習をしているなかで、壁にぶつかります。
響きのある声とは何か
と延々と探し続けるというものです。
ある特定のフレーズを歌う時、
「いい声」で歌えるいわゆる「響いている声」が出せるようです。
それをガイドに、フレーズを歌った直後に、曲に入っていくという動作を繰り返すのですが、
僕らの場合、宝石の「行けるとこまで言って」
の「ま」の発音です。
出やすい歌いやすい発音と音程なんだと思います。かなりの高確率で響く音が出るので、上手く歌えてるテイクを聞き、さらにその確率をあげて、曲に入っていくわけです。
それでも納得のいく音感で歌えないときは、プロの歌を真似て、完全なる声帯模写をするつもりで繰り返し歌います。
この「できてるかできていないか」のジャッジを自分ではできないので(歌っているときはもちろん、録音したものを聞いてもわからないときが多い)、たかひろに出た声を聞いてもらって修正します。
これは兄弟だからこそできる方法だと思います。
いまやっていることは、見ている人からしたら理解できないことかもしれません。
でも僕は、この時間がとても辛くて苦しいですが、絶対に未来を切り開けるものだと信じて疑わず挑戦しています、
なぜなら、
この修正が整ったときに2人で歌うと、
ライブでは久しく聞いたことのない超絶なハモリにたどり着くからです。
あまりにも繰り返しすぎて、
ハモってるのかどうか歌ってる最中はわからないことが多いです(僕は)
しかし、録音したものを聞いてみると、声の重なりが大袈裟でもなんでもなく、美しいのです。
きっとこの感動に魅力を感じて、辛くても頑張れるのだと思います。
本物のハモリがこの兄弟でいつでも出せるときが、きっとくると思います。
そのときは、目に見える形で、
大きな挑戦ライブが打てるようになると思います。
その日まで、とにかく信じてやり続けることです。
「これでもまだ続けるのか?」
というその困難を、喜んで受け入れることです。
それがあればあるほど、乗り越えた時の喜びが大きいはずです。
金メダリストが
金メダルを自分がとること以外イメージできないのと同じです。
激しい思い込み。
根拠のない自信が夢を叶えます。
雄介
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