昨日は若きミュージシャン松田健(たける)くんとご飯に行きました。
三田でライブをするときに誘ってもらったのに、用事が入ってしまい行けずに、「また食事でもー!」と約束していたので新年早々お互いのスケジュールあわせ、会うことができました。
健くんとは、蔭山武史さんが企画してくれたライブで一緒になり、ソラノカナタもカバーしてくれてセッションした中です。
19歳。本当に将来が楽しみな青年です!
親友の死をきっかけに、自分がやろうと思っていることは後悔せずに実行しよう!と、アメリカに行くことを決意し、つい先々月ぐらいまで、アメリカのアリゾナ州にいたそうです。
たったひとりで3カ月、向こうで現地の人と友達になり、過ごした経験で英語の曲をつくっていました。聞かせてもらいました。
すごい行動力!!自分が19歳の時は、どうだったろうと重ねて考えてました。
大きな志で、大きな夢を決してあきらめず、
そのままで活動がんばってほしいなー
と感じました。
僕の半分の歳ですが、学ぶことがたくさんあります。
「曲づくりで大切にしていることってなんですか?」なんて質問をされて、
そういえば、、、
と思い返してみると、若い頃とは考え方が変わっていることに気付きます。
ちめいどとしては、良い方に進化できたと思ってます。
結成当時、松田くんのような大志はなく
「アイデンティティの確立です!」
とか本気で言ってました。
本質的には、そうずれていないと思いますが、
「自己実現」自分を表現したくて音楽をやっていました。
当時、いまの松田くんのようにハナ歌で思い浮かんだ曲のコードをギターで拾っていくような作り方だったと思います。
いまはギターありきで作っているので、
どうしてもカラーが固まってしまうんですね。
気付きです。
これでまた、自分の中でもわけのわからん歌が誕生しそうな、ワクワクとした気持ちです。
平和を歌うことは、綺麗事ではなく、
もっと生活に密着したことなのではないかと思います。
ドロドロとした人間関係もあるだろうし、
騙されたり、失敗して怒られたり、人のことを嫌いになってしまったりとか
そんなことを隠したりはできません。
だから少し尖っているようでも、本音を歌にこめると多くの方の共感をよびます。
嘘はバレます。
そして無理をすれば、どこかで歪みができます。
ありのままで音楽を表現できる環境に感謝し、「これでいい」と受け入られる器が大切かなと思います。
反面、「もっとがんばろう」「まだまだ成長できる」と自分を磨くための向上心は必要です。
自分に100点をつけたら終わりだと思います。
1曲歌った時でも、録音した音を聴き直すのは、「あ、ここが音届いてない」とか「ギターのフレーズが少しおくれた」とか
苦手なところをしっかり意識して練習することが必要だからです。
自己満足ではなく、
常に状態を把握しておくべきだと思います。
次に同じことをしないために、どう手を打つか、
日々の努力は、際限なくやりようがあります。
大切な時間を効果的な使い方ができる人は、
短時間でも、成功へ導く器量があります。
歌でもギターでも、
人間として磨かれることもそうです。
人と人とがぶつかりあい、
意見を交わし、尊重しあい、高め合うことですごいものが生まれます。
蔑んだり、見下したりしたら
そういった気付きも、得るものも皆無です。
健くんと話をして、心が動き、いい刺激をもらいました、今日もがんばろう!
雄介
■1/14(日) 雄介ソロ
かもまる企画
「第10回 はっぴーな音楽会特大号♪」
開演12:30 前売2,500円
thank you SOLD OUT!!
■1/28(日) ちめいど
「なまうた特選ワンマン」
三田郷の音ホール
アクトスクエア
開演19:30前売3000円