今日は「間」のお話です。
スポーツにはそれぞれ独特の「間」が存在します。
野球ならピッチャーが投げる一球と一球の「間」。テニスならワンプレーとワンプレーの「間」。ゴルフならワンショットとワンショットの「間」です。この「間」ですが、名プレーヤーはこの「間」の使い方がとてもうまいという特徴を持っています。
この「間」を使って一体何をするか?
1つは「メンタルを立て直す」というものがあります。例えば、タイガーウッズは、ミスショットをしてしまったら、この「間」を使って「二秒だけ腹を立て、すぐに気持ちを切り替える」と言われています。
他にも、この「間」を使って「流れを変える」というのもあります。
TV等でバレーボールを見ていると、ここで一気にたたみかけたいという時に「タイムアウト」になることが多いと思います。これは、プレーを一旦止めて「間」を入れることで相手に傾きかけた「流れ」を食い止めることを狙ったものです。
このように「間」にはたくさんの活用法が存在します。
「間」を活かす。
これはビジネスの現場でも当てはまるものです。
「カッとなって、さらにミスの傷口を広げてしまった。」なんて、経験はないですか?そんな時は、気持ちの切り替えのために、ちょっとした「間」を「意識的に」とってみましょう。
ただし、いざという時に「間」をとれるようになるためには、、やはり「事前の準備」が重要です。
「どうやって間を作るか+間に何をするか(何をして気持ちを切り替えるか)」を事前に決めておくこと。
これを事前に決めておくだけで、ミスにミスを重ねてしまう場面をかなり少なくすることができるようになります。
「間」を効果的に使いこなして、「ハートは熱く、頭はクールに」でいきましょう!