快眠のコツはルーティンにあり。 | 「目標達成」考察ノート

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こんな時代だからこそ自分のやりたいことをやる。それを実現する方法の考察。

前回「メンタルタフネスになりたければ眠ることは義務だ。」
というお話をしました。今回はその続きです。




眠るといっても、「ただ数時間横になればいい。」ではなくて、睡眠の「質」は重要ですよね。目指すべきは、いわゆる「快眠」と呼ばれるものです。快眠の医学上の定義は別にあると思いますが、要するに、朝起きたときに活力がみなぎっており、日中もアグレッシブに活動できる状態ならベストでしょう。





では、「どうすれば快眠を得られるのか?」ですが、実は私も長年、「快眠」を追い求めてきた人間なのです。それこそ、色々な本を読んだりして勉強しました。で、その結果はというと、今は本当にぐっすり寝ています。あっという間に眠りに落ちて、あっという間に朝。という理想に近い状態です。





その秘訣は何かと言いますと、それは「ルーティン」にあります。ルーティン?といえば、皆さんが真っ先に思い浮かぶのは「ルーティンワーク」かもしれませんね。これには「決まりきった」とか、「定型の」という意味があります。




でも、これがどうして快眠の秘訣なの?と思われるかもしれませんが、快眠は「眠くなるルーティン(=定型儀式)を毎日崩さずに行うこと」で得られる。というのが、私が経験から学んだことです。




ここでのポイントは2つ。「1.これをやれば自分は眠くなるというルーティンをオリジナルで作る。」そして、「2.そのルーティンを毎日崩さずに行う。」ということです。




1つ目の眠りのルーティン作りは、アロマやホットティーなど快眠に繋がるとされているものを、自己流にアレンジして幾つか組み込めばよいと思います。で、ルーティンを決めたら毎日確実に実行しましょう。すると、徐々に「条件付け」がなされてきて、そのルーティンをやると、ステップを踏むように段々眠くなってくる。という状態になってきます。




今、「条件付け」と言いましたが、このルーティンは実はスポーツ界では、自己を興奮覚醒状態にもっていくためのテクニックとして使われているものなのです。有名なのはイチロー選手がバッターボックスで見せる一連の動作。イチロー選手はあの決まった動作(=ルーティンを)行うことによって、ボールに対する集中力をマックス状態にもっていくことができます。




このルーティンを覚醒状態ではなく、逆の睡眠状態に導くために活用したのが、今回のお話のポイントでした。