長男のことを塾に相談する | イクメンサラリーマンの育児報告(中学受験まで)

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2人の息子(2027年度、2029年度受験)が中学受験を終えるまでの日々を記していきます。
先入観、偏見に満ちていますが、こういう考えをする奴もいるんだなと広い心で見てください。

同じ境遇のご家庭の方とつながれたらうれしく思います。

長男が浜学園に通いだして半年が過ぎました。

 

某幼児教室ではIQ130超えで、

 

エリート街道を歩むのだと思っていた矢先に受けた

 

浜学園の入塾テストで、見たこともない

 

「のび太君か!」と言いたくなるような

 

衝撃の点数を取りました。

 

でもHクラスには合格(誰でも通るんでしょう?)。

 

もうスーパールーキーなどではなく、

 

開幕二軍スタートの気持ちで、塾に通わせ始めました。

 

 

 

それから半年。

 

テストの成績に一喜一憂しない

 

周りの子と比較しない

 

と多くの育児書に書かれているので

 

頭ではわかっていますが、

 

浜学園の毎週の復習テスト、毎月の公開学力テストでは

 

点数や順位が公開されているので、

 

否が応でも毎回の成績に一喜一憂し、

 

周りの子と比較してしまいます。

 

 

 

順位は上がるどころか、むしろ下がっている。

 

復習テストではたまに100点を取るけれども、

 

公開学力テストのときには

 

きれいさっぱり忘れている。

 

記憶というモノを一切取り除いてしまうなんて、

 

長男の頭の中にはどんだけ強力な掃除機が

 

搭載されているのかと、

 

きつい冗談でも言って笑うしかないような

 

状況になっています。

 

 

 

授業内容に関しては、60年の実績がある浜学園ですから

 

完全にお任せなのですが、

 

長男には合わないのだろうか、

 

普段どんな勉強をしているのだろうかと、

 

自宅で宿題をしているところをのぞき込むと、

 

以前のブログで書いたように

 

大人から見たらウケ狙いとしか思えないような

 

珍解答を本気で書いているわけです。

 

 

 

授業中には板書をノートに写すように言われるそうなのですが、

 

ペースが速いらしく、

 

写すのに必死、さらにちゃんと写せていない、

 

おまけに話もあまり聞けていない、で、

 

家で復習と言っても、全然復習になっていませんでした。

 

 

 

「こいつ、やる気あんのか?」

 

と、たまに横で勉強を見ていると

 

沸々と怒りが込み上げてくるのですが、

 

正月に今年の目標を聞いたら

 

「塾のテストで100点をたくさん取りたい」

 

と自分から言ってきたので、

 

健気な奴・・・と思わず涙ぐむ親バカでございました。

 

 

 

毎月のテストの成績を見ていると、

 

キャンプでなかなか薪に火がつかない、

 

どれだけ着火剤やチラシを投入しても種火ができないような

 

地面を這っている成績のグラフなので、

 

長男の今年の目標に報いてあげたいと

 

塾に相談をしました。

 

 

 

そうしたら、授業では積極的に発言している、と。

 

国語も内容は理解している様子だ、と。

 

ただ、問題の意図が読み切れてないから

 

点数に結びつかないのでは?

 

とのことでした。

 

 

 

たしかに、「抜き出しなさい」とか「それは何を指しますか?」

 

という問題に対して、

 

自分の言葉で書いたり、全然違う答えを書いたりしているので、

 

その指摘は的を射ているのでしょう。

 

算数も計算はたまに繰り下がりを間違えますが、

 

私もよく間違えたので、許容範囲にしています。

 

ただ、文章題は軒並み間違っています。

 

例えば、2人の所持金の合計を求めなさいという問題で、

 

1人の所持金を出したら、喜び勇んでそれを答えとして書く、

 

小学生ならやってしまいがちな解答を

 

ずっと繰り返しています。

 

 

 

授業ではそういうことを教えないのですか?

 

と、禁断の問いかけをしてしまったのですが、

 

「教えているが、おそらく忘れている」とのことでした。

 

 

 

でも、言うてもまだ2年生だから、

 

全然気にしなくていいです、と。

 

4年生でもできない子はたくさんいます、と。

 

続けていれば、できるようになります、とのことでした。

 

 

 

で、一喜一憂しない、周りと比べないと言われるが、

 

浜学園は毎回順位を公表してますよね、と

 

またしても禁断の問いかけをしました。

 

 

 

ただ、こういうことを聞く親が多いのでしょうね。

 

 

 

上位にいる子はほぼ1年生から塾に来ている子です、と。

 

幼少期の半年・1年のアドバンテージは

 

大人の5年ぐらいに相当しますと、即答でした。

 

 

 

そうか、浜学園は精神と時の部屋だったのか。

 

 

 

中学受験を目指す多くのお子さんは

 

4年生になったら塾に通いだします。

 

2年生から始めた長男くんは、

 

その子たちに比べて、1年半のアドバンテージがあります。

 

おそらく4年生になったら目に見えて

 

伸びているのがわかると思います、と。

 

まずは3年生の夏、そして4年生になっても

 

今と同じような成績でしたら、

 

また相談しに来てください、と言われました。

 

 

 

うーん、エリート街道を歩んでいると思っていた息子が

 

実は裸の王様だったと気づかされた今となっては、

 

4年生になっても成績が伸びないんじゃないかと

 

一抹の不安を覚えるのですが、

 

一喜一憂、周囲と比べることなく、続けていきましょうと。

 

 

 

「じゃあなんで順位と点数を公開するんやー!」

 

と元の木阿弥に戻るわけですが、

 

「そうか、長男はまだ2年生だった」

 

と思い直して、自分が2年生のときは

 

こういう勉強は一切してこなかったなあと、

 

それをこなしている長男はすばらしいなあと

 

親バカを全面に出して、

 

とりあえず塾通いが半年続いたことを褒めておきました。

 

 

 

そうしたら

 

「塾は楽しいから、もっとがんばる!」

 

と返してきて、また涙が込み上げてくるのでした。

 

 

 

横ではいつも次男がやり取りを見ているのですが、

 

どうすれば父親が怒るとか、褒めるとかを理解して

 

きっと彼は要領よく立ち回るように思います。

 

 

 

まだ年長さんなのに、親はめちゃくちゃ期待をかけています。

 

 

 

ごめんな。先に謝っておくよ。

 

 

 

でも、お父さんはお兄ちゃんのときに、

 

一喜一憂しまくっているので、

 

おまえのときにはもうちょっと冷静になれると思うよ。

 

 

 

ただ、お兄ちゃんを実験台のようにしてしまって

 

かわいそうなので、

 

弟のおまえが志望校に合格したら、

 

今、おまえが独り占めしている

 

ニンテンドースイッチをやらせてあげてください。

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!