NAZGUL vs SH-4 JB ダンカンピックアップ比較 レビュー | しわすはやさブログ(DTM,ギター,音楽,作曲)

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先日フジゲンのJMY ギターに ダンカンSH-4JBを載せたのですが・・・

やはり交換してしまいました。

同じダンカンのNAZGULに。そしてこのFGN JMY-ASHの本来のデフォルト搭載のピックアップ(購入したときは改造?されてDimarzioが載ってました)に戻した、と。

ちょっと両方のピックアップで同じギター、同じフレーズを録音して比較できたので

レビューしたいと思います!

 

Seymour Duncan NazgulとSH-4 JB概要

Nazgul

当初は7弦バージョンしかありませんでしたが、好評だったためか6弦バージョンもリリースされたようです。マットなボビンと黒いポールピースで精悍な見た目です。ドロップチューニングにも適したアグレッシブなサウンド、との公式解説です。

SH-4 JB

もはや説明不要な往年のリプレイスメントピックアップの定番中の定番と言える存在です。特徴的なミドルがディストーションサウンドと最高のマッチングをします。

 

NAZGUL vs SH-4 JB比較動画

ギター:FGN JMY-ASH-M

ギターアンプシミュ:Brainworx VH-4(歪み)、Softube Marshall Silver Jubilee(クランチ)、Neural DSP Archetype GOJIRA(クリーン)

キャビネットIR: Jens Bogren Signature IR Pack-Rhythm

 

前半がフレーズ通して、後半が早めに音を切り替えているので違いが分かりやすいように思います。

 

NAZGULとSH-4違いと所感

どうでしょうか?実はNAZGULもSH-4も以前別のギターに搭載したことはありましたが、全く同じギターでの比較というのは自分自身としては初めてでした。

比較して聞いてみると、下記のような感じかなと思いました。

  • NAZGULは低音が厚く、ミドルはややドンシャリ傾向
  • SH-4はNAZGULよりも低音域がやや上のローミッドあたりにある印象
  • SH-4のほうが高音のアタックは柔らかく、NAZGULは全音域アタック強め
  • SH-4のミドルを減らして低音側に音域をシフトしたのがNAZGUL?
  • NAZGULのほうがクリーンはフラットな音に聞こえる

高音の出方というか全体的なトーンが意外と似た印象がありまして、録音してあらためて聞くと

やっぱり似ていますね。

実際弾いてるともうちょっと違いを感じるのですが、NAZGUL弾いているとどこかSH-4のテイストを感じます。マグネットがNAZGULはセラミック、SH-4はアルニコ5と構成的にもだいぶ違う音になりそうなんですがね。基本のキャラクターが似ている感想です。

 

まとめ

「SH-4ちょっとミドル強すぎるな」という方、SH-6という選択肢もありますが、NAZGULも良いと思います!見た目がOKなら!意外となんか似てますよ!

そしてNAZGUL検討の方、結構バランス良いピックアップだと思います。あまりエクストリームな感じはないですね。

NAZGULをフジゲンギターに載せてとりあえず満足、というか不満はなくなりましたね。

フロントのKent Armstrong WPU-900の見た目とNAZGULの見た目もマッチして良い感じです。