ふと自分のレスポールのノブがだいぶキノコみたいな感じだなと思ったんですよ。
そういえば昔にGIBSON製の高い奴使ってた頃は違ったよな・・・と。いつから今のこのノブを使っているか正確には忘れてしまいましたが、たしか楽器屋で買ったSCUDかもしくはALL PARTSのどちらかの安い奴だったと思います。
で、「まともな状態に押し込んでみよう」とやったところ・・・
割ってしまいました。ちょっとひびが入ってたせいもありますが。
で、割れたノブを見て「これは奥までいかないな、と」
わかりますかね、この断面図。
ギザギザのある先端とその下のギザギザのない部分では径がちがうようで(正確に測ってないですが)このノブは絶対奥まで入らない設計になってますね。上の画像のところ以上には押し込めない。押し込むと自分のように割れます笑。
このノブは傘の柄の部分が長すぎて絶対キノコになるということなんですね。
Fender系のノブとかはこのシャフトの入る部分が傘よりも中に引っ込んでるんですよね。
というわけで、amazonで中国系かな?よくわかりませんが良さそうなMusiclilyというノブを買ってみました。
今回は普通のゴールドではなくちょっと色の濃いアンバーを選択。
下図は左からFender系ノブ、今回の購入品、元ついててたキノコノブの比較です。
そうだよこの穴の位置!
ちょっとスプリットシャフト先端はつぶし気味にして入りました。
完全にキノコ解消しました!この位置ですよやっぱり。
ただここでふと気になったのが「GIBSON製ボリュームポットってどうなんだ?」と。
そう自分の今のレスポールのポットは「CTS互換」のポットでGIBSON製ではないんですよね。
そしてなんとちょうど良いタイミングで1995年製のレスポールのボリュームが手に入る機会があったのです・・・
1995年製レスポールスタンダードに純正でついていたポットです。GIBSONロゴないですね。
CTSの440という型番で今はもうないみたいです(”450”が今よくあるCTSポット)。
わかりますでしょうか?
割と最近のCTS互換ポットと比べると・・・
ネジ(シャフト)の長さが!そして頭の形もちょっと違う!このポットなら・・・
これかぁ~!!ネジがぎりぎりまであるからキノコにならないんですねぇ。
そっちの差か~。
ちなみにこのスピードノブは同じく1995年製レスポールについていたもので、キノコノブと同じ設計でした。当然ながら前述のキノコハットノブもこのポットならあるべき状態になりました・・・。
というわけで結論としては
「ノブとポット両方の互換/非互換」
があるということでした・・・。
やっぱGIBSONのはちょっと違うんだなぁ・・・
というわけでまとめです
キノコにならないノブとポットの選び方
- SCUD、ALLPARTSなど日本製ノブ➡GIBSONポット
- Musiclilyなど中国製➡CTS互換ポット
注目ポイントは
・ポットのシャフト長さと頭の形
・ノブのシャフト穴の長さ(裏側の設計)
余談
無事キノコではなくなったのですが、デメリットが一つ。
「キノコ状態のほうがノブが回しやすい」笑。
良い位置にはなったのですが、ハットノブはとにかく回しにくい・・・キノコのほうが全然回しやすかった笑。
そしてもうひとつ
なんか数字逆じゃないか?
・・・・左利き用だそうです。間違えて注文してしまった。
まぁあんまり気にならないので当分このままかな。
てか、左利き用ギターってボリュームとか逆に回るってこと?それも初めて知ったような気がする・・・