ビービービーのブログ -84ページ目

ビービービーのブログ

気になるニュース

ちょっと前に甘樫丘の万葉植物についてご紹介しましたが、新たに別の万葉植物の花が咲いたので、二つ目をご紹介したいと思います。

まずは花の写真から。


ビービービーのブログ
ちょっと見にくいですが、薄い黄色の花が画面の中央左よりに二つ見えるでしょうか。


ビービービーのブログ
こちらの方が見やすいですが、花は咲きかけです。花の特徴としては、やや細い花びらがちょっとねじれたように開いて咲いています。薄い黄色の花びらです。


ビービービーのブログ
ちょっと厚みのある葉っぱは、濃い緑色でつやがあります。この写真ではまだ小さいものですが、高さ10mほどまで成長する高木です。常緑のため冬枯れはせず、一年中緑色の葉をつけています。

なおこの植物の果実は、短いドングリのような形をしていますが、猛毒であり決して食べては行けません。

さて正解は、










ビービービーのブログ
シキミです。先ほど言った通り、この樹木の果実は猛毒で危険なので、けっして口に入れてしまわないよう気を付けてください。

撮った写真には果実がありませんので、拾い物の写真を載せておきます。

ビービービーのブログ
これです。もしこれと似た果実を見つけても、絶対に持ち帰っては行けません。

ということで、シキミを読んだ万葉集を一句引用してみます。

奥山の しきみが花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ」読み人:大原今城

(奥山に生える樒という花の名のように、しきりとあの方を慕い続けましょう。)

シキミの語源は「悪しき実」らしいです。どうやらシキミを読んだ万葉集はこの一句のみらしいです。
大原今城は、大伴家持と親交があった歌人らしく、万葉集にも9首の歌を残しているようです。

とうことで今日はこのへんで。
前回の続きです。
関西電力へ問い合わせた原発関連の安全対策について、返事に記載されていたURLにて公表されている内容をちょっと見ていきましょう。

(ハード面の対策)

【実施済みの対策】
  • ○非常用ディーゼル発電機等の起動試験や各種パラメータ確認による健全性の確認
  • ・運転中のプラント8基について、非常用ディーゼル発電機や非常用炉心冷却装置の起動試験、および制御棒の動作試験等を実施し、健全性を確認。(現在定期検査中の残りの3基についても、今後、速やかに確認)。
  • ・巡回点検等による各種パラメータの確認等を行い、設備の健全性を確認。(3月25日までに確認済み)。
まあ、ここは当たり前というか、事故をうけての緊急点検的な意味合いなので、どこの電力会社でも当然やっているであろうことが書いてありますので、スルーします。

  • ○電源車の配備
  • ・若狭地域に合計22台の電源車を配備(3月28日手配済み)。
電源車ですが、一応原発とは共倒れにならないよう(若狭地域)に配置をしているととらえていいと思います。気になる点は2点。
①電源車を収容している施設の耐震強度は、発電所以上なのかどうか。
②電源車の定期点検頻度や運用試験はどの程度なのか。
特に②については、東京電力の原発で定期点検を実施していなかったことが、事故前にいくつか判明しているので(しかも法令で義務づけられていなかったと言い訳していました。最悪です。)、ほったらかしにならないようきちんと実施を義務づけてほしいところです。

【今後実施する対策】
1.新たな設備等の設置
  • ○可搬式の空冷式非常用ディーゼル発電機の設置
  • ・各発電所に非常用ディーゼル発電機の代替電源として、可搬式の空冷式非常用ディーゼル発電機計21台を新たに設置(美浜発電所5台、高浜発電所8台、大飯発電所8台。平成23年9月頃までに設置完了予定)。
あまり詳しく書かれていませんが、どうやらこれらの非常用発電機は、敷地から近い高台に設置するとのことのようです。もちろんこれらの発電機が津波などによって水をかぶれば、動作しなくなるわけです。

  • ○海水供給用可搬式エンジン駆動ポンプの設置
  • ・非常用ディーゼル発電機を冷却する海水を供給するための可搬式エンジン駆動ポンプ計70台を新たに設置(美浜発電所14台、高浜発電所24台、大飯発電所32台。平成23年6月頃までに設置完了予定)。
こちらも可搬式とのことなので、非常用発電機と同じく高台に設置するんでしょう。

  • ○防護壁の設置
  • ・津波対策として、各プラントに海水ポンプの防護壁を設置。
具体性に欠ける内容なので、どう評価すべきか分かりませんが、関電の発表によると美浜原発に関しては、最大2メートルの津波を想定していた(若狭湾には巨大津波の原因となりうる海溝型プレートの境界がなく、過去の文献資料にも大規模津波の記録がないと言っています)らしいので、津波対策は不十分な状態のままになっている可能性が高いと思われます。
2.定期検査中のプラントにおける特別な点検
  • ○非常用炉心冷却系統の健全性の確認
  • ・定期検査時の通常の試験系統では用いていない、原子炉容器または1次冷却材配管(高温側)に水を注入する実動作試験を行い、非常用炉心冷却系統の健全性を確認予定。
  • ○格納容器スプレイリングの健全性の確認
  • ・格納容器内部スプレイ系統に圧縮空気を注入し、スプレイノズル前に設置したリボン等に揺れがあることを確認し、格納容器内部スプレイリングの健全性を確認予定。
  • ○使用済燃料ピット冷却系統ポンプの健全性の確認
  • ・使用済燃料ピット冷却系統ポンプについて、至近の定期検査で分解点検を実施し、健全性を確認予定。
  • ※現在定期検査で停止中である美浜発電所1号機、高浜発電所1号機、大飯発電所3号機では今回の定期検査中に、その他のプラントについても、今後、至近の定期検査の中で実施。
これらの点検は、「特別な点検」とありますが、もし必要だと思うのなら、法令で義務づけなくて良いんでしょうか?技術的なことは分かりませんが、今回だけに留まることはないんでしょうかね。
3.今後中長期的に検討する対策
  • ○海水ポンプ等の安全上重要な設備の機能維持のための対策
  • ○送電線などの強化
  • ○使用済燃料ピットの冷却機能の強化
  • ○発電所へのアクセス道路の整備

                                                                      後略
これらの対策についてでしょうか、先日関西電力は安全対策に700億ほどかけるとの発表を行っていました。
→こちら

今回の発表で多いに不満なのは、原子炉の廃止については一つも上がっていないことです。特に美浜と高浜の2カ所の原子炉は、1970年代前半に運用が始まったものがあり、もう約40年近くも運転しているものが多く含まれています。関電ではありませんが、日本原電の敦賀発電所も同様です。
せめて古い原子炉の延長許可の取りやめと廃炉の発表ぐらいは、今回の事故をうけて早々に行われると思っていましたが、全くその動きはありません。

少しこの辺りについて、まとめてみようかとも思います。

先日のブログで、関西電力への問い合わせをHPを通じて行うことを言いましたが、思いのほか早く関西電力から返事が来ました。まあ似たような問い合わせが多かったとは思いますけど。
*********************************************
①福島第一原発で起きた地震の揺れと津波が来た場合、どのようになるのかを
すでにシュミレーションしていますか?もししているのなら、その結果を公
表してほしい。

⇒東京電力の福島第一原子力発電所で発生した事故の詳細内容が分かり次第、
 ハード面やソフト面を含めた対策やシュミレーションなど順次実施、また、
 その内容を弊社HPや新聞広告などを通じて公表していく予定です。

②いつ来るか分からない自然災害を受けて、対策を検討しているという内容で
は不足していると思います。今すぐ出来る対策を上げてほしいと思います。
その具体的対策も合わせて公表してほしい。

⇒東京電力の福島第一原子力発電所で発生した事故の詳細内容が分かり次第、
 ハード面やソフト面を含めた対策を講じることとしています。具体的な安全
 対策については、弊社HPに掲載しておりますので、ご覧下さい。

 <当社HP:東北地方太平洋沖地震を受けての当社原子力発電所にかかる
  取組み状況について>
  http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/0328-2_1j.html

③今回の震災に際して、福島第一原発ではオイルタンクが津波により流出して
いますが、その件に関する対策は今回の中には入っていないように見受けら
れますが、こちらは検討されていないということでしょうか。もしくは公表
されていないだけで実際は具体的に検討されているのでしょうか。

⇒東京電力の福島第一原子力発電所で発生した事故の詳細内容が分かり次第、
 ハード面やソフト面を含めた対策を講じることとしています。

*********************************************
ということでした。ちゃんと答えになっているなあと思うのは、②だけですかね。
①と③は予想通りです。(③はブログ書いた後に付け加えて質問しました。)

んで、その②についてですが、これは僕も見落としていたと思いますので、改めて引用します。
*********************************************

2011年3月28日
関西電力株式会社

東北地方太平洋沖地震を受けての当社原子力発電所にかかる取組み状況について

<別紙1>

東北地方太平洋沖地震を受けての当社原子力発電所にかかる取組み状況

(ハード面の対策)

【実施済みの対策】
  • ○非常用ディーゼル発電機等の起動試験や各種パラメータ確認による健全性の確認
  • ・運転中のプラント8基について、非常用ディーゼル発電機や非常用炉心冷却装置の起動試験、および制御棒の動作試験等を実施し、健全性を確認。(現在定期検査中の残りの3基についても、今後、速やかに確認)。
  • ・巡回点検等による各種パラメータの確認等を行い、設備の健全性を確認。(3月25日までに確認済み)。
  • ○電源車の配備
  • ・若狭地域に合計22台の電源車を配備(3月28日手配済み)。
【今後実施する対策】
1.新たな設備等の設置
  • ○可搬式の空冷式非常用ディーゼル発電機の設置
  • ・各発電所に非常用ディーゼル発電機の代替電源として、可搬式の空冷式非常用ディーゼル発電機計21台を新たに設置(美浜発電所5台、高浜発電所8台、大飯発電所8台。平成23年9月頃までに設置完了予定)。
  • ○海水供給用可搬式エンジン駆動ポンプの設置
  • ・非常用ディーゼル発電機を冷却する海水を供給するための可搬式エンジン駆動ポンプ計70台を新たに設置(美浜発電所14台、高浜発電所24台、大飯発電所32台。平成23年6月頃までに設置完了予定)。
  • ○防護壁の設置
  • ・津波対策として、各プラントに海水ポンプの防護壁を設置。
2.定期検査中のプラントにおける特別な点検
  • ○非常用炉心冷却系統の健全性の確認
  • ・定期検査時の通常の試験系統では用いていない、原子炉容器または1次冷却材配管(高温側)に水を注入する実動作試験を行い、非常用炉心冷却系統の健全性を確認予定。
  • ○格納容器スプレイリングの健全性の確認
  • ・格納容器内部スプレイ系統に圧縮空気を注入し、スプレイノズル前に設置したリボン等に揺れがあることを確認し、格納容器内部スプレイリングの健全性を確認予定。
  • ○使用済燃料ピット冷却系統ポンプの健全性の確認
  • ・使用済燃料ピット冷却系統ポンプについて、至近の定期検査で分解点検を実施し、健全性を確認予定。
  • ※現在定期検査で停止中である美浜発電所1号機、高浜発電所1号機、大飯発電所3号機では今回の定期検査中に、その他のプラントについても、今後、至近の定期検査の中で実施。
3.今後中長期的に検討する対策
  • ○海水ポンプ等の安全上重要な設備の機能維持のための対策
  • ○送電線などの強化
  • ○使用済燃料ピットの冷却機能の強化
  • ○発電所へのアクセス道路の整備

(ソフト面の対策)

【実施済みの対策】
  • ○シビアアクシデントに対する体制の強化
  • ・シビアアクシデントに対する体制を強化するため、3月28日付で原子力事業本部に部長クラスを1名、各発電所に副所長クラスを1名、新たに配置。
  • ○シビアアクシデントに対応する運転員の訓練の実施
  • ・外部電源喪失等を想定した運転員のシミュレータ訓練を実施(3月24日以降、全運転員に対し、順次実施)。
【今後実施する対策】
  • ○シビアアクシデントに対応する総合訓練の実施

以 上

*********************************************
ということでした。
ではこの対策内容については、続きの記事で書きたいと思います。では。