今日は休みでしたので出かけようかと思いましたが、天気予報は雨。ということで午前中はごろごろしながら様子を見て、雨が降ってもたいしたことなさそうでしたので、午後にそう遠くない場所にある山へと出かけました。
目的はある万葉植物です。ということでまずは写真から。
そのうち、自然探勝路へと入っていきます。
はい、とりあえず見つけました。枯れ葉の間から葉っぱが顔を出していますね。特徴的な斑が入ってますので、まあこれで何の植物かは解るかな?
さらに歩いていくと、もうすこし大きな株がありました。そろそろ群落の場所にたどり着きそうです。
ということで今日の万葉植物はこちらです。
早春の人気者、カタクリでした。タイトルにもある通り、今日のお出かけ場所は大和葛城山です。
大和葛城山は、大阪と奈良の県境に位置する、標高約960mの山です。関西ではカタクリが自生する場所が少ないらしく、そういう意味でも非常に貴重な場所とのことです。カタクリの自生地付近では、ギフチョウも見られるそうですが、今日は若干の雨模様のせいもあって、残念ながら見つけられませんでした。
ということで、カタクリにちなんだ万葉集を一句紹介しましょう。
「もののふの八十をとめ等が汲みまがう寺井の上のかたかごの花」読み人:大伴家持
カタクリの万葉名は「かたかご」ですね。「もののふの」は八十(やそ)にかかる枕詞です。
現代語訳(たくさんの乙女たちが、わいわいと水を汲んでいるそばに、咲いているカタクリの花)て感じでしょうかね。
もう少しだけ、大和葛城山を紹介しておきましょう。
僕が住んでいる橿原市から車で30分。奈良県御所市にある葛城山登山口から、ロープウェイで一気に標高900m以上に登ります。
ロープウェイ乗り場近くのヤマザクラです。桜が散った後の柿色の葉っぱがきれいです。
ロープウェイ頂上駅から、市街地を見下ろしたところ。ここからの景色だけでも、葛城山に登る価値がありますね。
ロープウェイの終点から葛城山頂までは、歩いて10分程度で到着しました。今にも雨がこぼれてきそうな天気です。どうやら自生のツツジで有名らしいです。
ギフチョウの食草になるミヤコアオイです。花が咲いていると良かったんですが、まだツボミでした。(葉と葉の間に見えますか)ウマノスズクサ科の植物で、カンアオイなどの仲間のようです。というかコシノカンアオイ以外見たことないので、ちゃんと同定できているのか不安ですが。
ということで、万葉植物はもうすこし続けようかと思います。