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気になるニュース

昨日のフィンランドの記事と同じタイミングで、農水省が発表したバイオマス事業の記事も出ていました。

震災がれきでバイオマス発電 農林省、被災地に建設計画

以下記事引用
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東日本大震災で生じたがれきを燃料に使う「木質バイオマス発電」の普及に農林水産省が乗り出す。がれき処理と再生可能エネルギーの活用の両立を狙う。被災地に発電所を5カ所程度建設する計画。関連予算を、次の補正予算案に盛り込む方向で調整中だ。

 発電所は出力1万キロワット級の規模を検討している。発電で生じる熱を給湯や暖房に利用するシステムも加え、効率的なエネルギー利用を目指す。建設費用 は、本体と関連施設をあわせて1カ所あたり40億円程度とされる。半額以上を民間事業者に助成する方針で、当面の予算規模は計100億円前後を見込む。

 被災地のがれきは阪神大震災に比べて膨大で、今回は木材が多いのが特徴だ。環境省の推計では、がれき全体で2500万トンに及び、うち7割が木質系の廃 棄物とみられる。その中でも、津波に伴う塩分が少なく、柱の形が残っている木材が発電に適している。農水省は、約500万トンが利用でき、数年は発電でき るとみている。


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この記事の場合は、すでにゴミと化している木材のがれきが資源になるので、あらためて木材を調達する必要がないので、被災地の復興と省資源の一石二鳥を狙った取り組みと言えるでしょう。


もちろんがれきをすべて使い果たした数年後に、どのようにして運用するかもしっかり計画が必要になると思います。過度な木材伐採にならないよう、森林環境をしっかり調査し、適切な森林資源活用を目指してほしいです。


また、今後木質バイオマスの事業が活発になることを予想し、関連企業の株価が上がっているみたいです。今後投資も含めて注目される業種になりそうです。

もともとは化石燃料の枯渇対策として始まったバイオマスの取り組みも、ここへ来て原発などに変わるエネルギー資源としての要素も加わりつつあるのかもしれません。

バイオマスを簡単に解説すると、今地球上に生きている生物(バイオ)を由来とした資源のこと。もともとは生物量みたいな意味だったのが、現在では生物由来の資源のことを指すようです。石油や天然ガスなどの枯渇性資源と対をなす言葉として、使われているみたいです。

ファインランドで世界最大のバイオマスガス化プラント建設

以下記事引用
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ファインランドのエンジニアリング大手メッツォ(Metso)は、フィンランド西部ヴァーサ(Vaasa)に世界最大となる140メガワット規模のバイオマスガス化プラントを建設する。総工費は約46億円。2012年12月の稼動開始を目指す。

施設はフィンランドの電力会社Vaskiluodon Voimaが所有する石炭火力発電所に併設され、森林残渣などの木質バイオマスが主な燃料になる。完成後は、現在使用している石炭を最大で40%削減で き、年間23万トン以上の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できると期待されている。

EU加盟国は2020年までにエネルギー消費の20%を再生可能エネルギーで賄うという目標を掲げている。フィンランドはさらに高い38%まで引き上げる目標になっているが、すでに25%程度まで達している。

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ここで出て来た木質バイオマスを解説すると、その方法は二通りあるようで、一つは直接木材を燃やして蒸気タービンを回して発電する方法と、木材を蒸し焼きにしてガスを発生させ、そのガスを燃焼させてガスタービンを回す方法です。

いずれの方法でも二酸化炭素は発生しますが、木材の場合成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収するため、木質バイオマスにより植物をそだてることにより、二酸化炭素の吸収と排出が同数になるという「カーボンニュートラル」という理論により、二酸化炭素が増えることは無いということです。うーん難しい。本当なんでしょうか。

ここで注目なのが、日本はここ数十年森林活性の問題を抱えていて、間伐などで発生した材料をどのようにして有効活用するかで、森林環境の保全に繋がると言われています。ところが人件費の高騰などにより林業が衰退したため、放置された森林の環境破壊が問題となっています。

木質バイオマスは、その一つの解決手段にもなるのではと、多少の期待もよせられていましたが、原発問題から思わぬおこぼれを貰うことになるかもしれません。

スウェーデンやフィンランドなど、木質バイオマスの先進国に習い、森林大国の日本でも普及できるのではないかと思います。高い人件費を抱えつつも、どのようにして木材を得て回収し、発電を行いつつコストを抑えているのか、いろいろ参考になるのではないでしょうか。

日本国内でも、少ないながら木質バイオマスの発電所を増やす動きもあり、実際各地で木質バイオマス発電を運用しているところもあるようです。今後注目して見て行きたいと思います。
今日は奈良の春日大社にある萬葉植物園へ出かけました。
そろそろ開花しはじめた、ムラサキの花を見に行くためです。

このムラサキという植物は、その根っこから紫色の染料を得ることが出来ることで有名です。その根っこは紫根と呼ばれ生薬にも用いられています。万葉集にも歌われているほど古い歴史を持ち、盛んに栽培されていたそうです。

ところが、今ではムラサキそのものが希少になり、種を残すことで精一杯となり、染料などに用いられることはほとんど無くなりました。


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これがムラサキの花です。花色は白で紫色ではありません。同じムラサキ科のルリソウ(僕がよく見ていたのはエチゴルリソウですが)と大きさは一緒ぐらいでしょうか。


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とても小さな花ですが、小さなアシナガバチが蜜を吸いに来ていました。


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お尻から失礼。こんなに小さな花ですが、結構長いこと蜜を吸ってましたので、結構たっぷり蜜が入っているんでしょうか。


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春日大社の萬葉植物園は、面積は小さいのですが万葉集に歌われた様々な植物を、かなり積極的に収集していて、特に藤の品種数はなかなかの物です。


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菖蒲園では花菖蒲がちょうど見頃でした。


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万葉集と関係ありませんが、アジサイの園芸種(墨田の花火)です。しっかり花火に見えますよね。


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稲の展示では、夏子の酒で有名な「亀の尾」もありました。そういえば、亀の尾が作られたのは山形でしたね。山形の酒造元でも、幻の酒造米である亀の尾を復活させて「鯉川」という大吟醸酒が生まれたという話題を、以前聞いたことがあります。一度飲んでみたいなあ。

ということで、萬葉植物園は何度か来園していますが、秋にももう一度出かけてみようかと思います。