そろそろ開花しはじめた、ムラサキの花を見に行くためです。
このムラサキという植物は、その根っこから紫色の染料を得ることが出来ることで有名です。その根っこは紫根と呼ばれ生薬にも用いられています。万葉集にも歌われているほど古い歴史を持ち、盛んに栽培されていたそうです。
ところが、今ではムラサキそのものが希少になり、種を残すことで精一杯となり、染料などに用いられることはほとんど無くなりました。
これがムラサキの花です。花色は白で紫色ではありません。同じムラサキ科のルリソウ(僕がよく見ていたのはエチゴルリソウですが)と大きさは一緒ぐらいでしょうか。
とても小さな花ですが、小さなアシナガバチが蜜を吸いに来ていました。
お尻から失礼。こんなに小さな花ですが、結構長いこと蜜を吸ってましたので、結構たっぷり蜜が入っているんでしょうか。
春日大社の萬葉植物園は、面積は小さいのですが万葉集に歌われた様々な植物を、かなり積極的に収集していて、特に藤の品種数はなかなかの物です。
菖蒲園では花菖蒲がちょうど見頃でした。
万葉集と関係ありませんが、アジサイの園芸種(墨田の花火)です。しっかり花火に見えますよね。
稲の展示では、夏子の酒で有名な「亀の尾」もありました。そういえば、亀の尾が作られたのは山形でしたね。山形の酒造元でも、幻の酒造米である亀の尾を復活させて「鯉川」という大吟醸酒が生まれたという話題を、以前聞いたことがあります。一度飲んでみたいなあ。
ということで、萬葉植物園は何度か来園していますが、秋にももう一度出かけてみようかと思います。

