木質バイオマスの取り組み | ビービービーのブログ

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もともとは化石燃料の枯渇対策として始まったバイオマスの取り組みも、ここへ来て原発などに変わるエネルギー資源としての要素も加わりつつあるのかもしれません。

バイオマスを簡単に解説すると、今地球上に生きている生物(バイオ)を由来とした資源のこと。もともとは生物量みたいな意味だったのが、現在では生物由来の資源のことを指すようです。石油や天然ガスなどの枯渇性資源と対をなす言葉として、使われているみたいです。

ファインランドで世界最大のバイオマスガス化プラント建設

以下記事引用
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ファインランドのエンジニアリング大手メッツォ(Metso)は、フィンランド西部ヴァーサ(Vaasa)に世界最大となる140メガワット規模のバイオマスガス化プラントを建設する。総工費は約46億円。2012年12月の稼動開始を目指す。

施設はフィンランドの電力会社Vaskiluodon Voimaが所有する石炭火力発電所に併設され、森林残渣などの木質バイオマスが主な燃料になる。完成後は、現在使用している石炭を最大で40%削減で き、年間23万トン以上の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できると期待されている。

EU加盟国は2020年までにエネルギー消費の20%を再生可能エネルギーで賄うという目標を掲げている。フィンランドはさらに高い38%まで引き上げる目標になっているが、すでに25%程度まで達している。

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ここで出て来た木質バイオマスを解説すると、その方法は二通りあるようで、一つは直接木材を燃やして蒸気タービンを回して発電する方法と、木材を蒸し焼きにしてガスを発生させ、そのガスを燃焼させてガスタービンを回す方法です。

いずれの方法でも二酸化炭素は発生しますが、木材の場合成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収するため、木質バイオマスにより植物をそだてることにより、二酸化炭素の吸収と排出が同数になるという「カーボンニュートラル」という理論により、二酸化炭素が増えることは無いということです。うーん難しい。本当なんでしょうか。

ここで注目なのが、日本はここ数十年森林活性の問題を抱えていて、間伐などで発生した材料をどのようにして有効活用するかで、森林環境の保全に繋がると言われています。ところが人件費の高騰などにより林業が衰退したため、放置された森林の環境破壊が問題となっています。

木質バイオマスは、その一つの解決手段にもなるのではと、多少の期待もよせられていましたが、原発問題から思わぬおこぼれを貰うことになるかもしれません。

スウェーデンやフィンランドなど、木質バイオマスの先進国に習い、森林大国の日本でも普及できるのではないかと思います。高い人件費を抱えつつも、どのようにして木材を得て回収し、発電を行いつつコストを抑えているのか、いろいろ参考になるのではないでしょうか。

日本国内でも、少ないながら木質バイオマスの発電所を増やす動きもあり、実際各地で木質バイオマス発電を運用しているところもあるようです。今後注目して見て行きたいと思います。