「営業の魔法」 中村 信仁
【内容紹介】
新入社員の小笠原は、営業部に配属されてからの半年間、売上げゼロのダメ営業マンだった。
自信をなくした彼は、朝礼のあと伏魔殿のような喫茶店に逃げ込み、夕方までの時間をやり過ごす毎日。
そんなある日、全身からオーラを放つスーパー営業マン紙谷と出会う。
紙谷は二冊のバインダーを巧に操り、瞬く間にお客様をイエスへと導いていた。ま
るで魔法に掛かったかのように喜ぶお客様の姿を目の当たりにした彼は、スーパー営業マン紙谷に頼み込み、営業についてのレクチャーを受けることになる。
そして、一ヶ月半に渡る早朝六時からの実践レクチャーが始まった。
紙谷は本物の魔法使いの如く、ダメ営業マンの小笠原に十一個の魔法を伝授する。
本当の営業を知った小笠原は、瞬く間にトップ営業マンへと成長していた。
しかし、最後の魔法、十二個目を伝えないまま紙谷は小笠原の前から忽然と姿を消す。
紙谷の身に何が起こったのか。ダメ営業マンだった小笠原の、「成長」と「トップ営業マンへの道程」をリアルに描いた営業サクセスストーリー、ついに完成。
【ベストレビュー】
この手のビジネスHow to本の中では秀逸ではないでしょうか?
グラフや表やイラストといったものがなく、文字が大きいので、情報量が物足りない感じがして、本屋で見つけてもきっと買わなかったと思います。
しかしこの手の本にいくら数字が書いてあっても、それらを覚えて活用できる人がいるでしょうか?
一時的にインテリになった気になるだけで、数字はすぐ忘れますし、データはすぐに古くなります。
この本は「心構え」「話術」の部分に重点を置いて簡潔にストーリー形式で書いてあるので、あっという間に読めます。 「話術」の部分はテクニック的なことも書いてありますが、それは騙すようなテクニックではなく、あくまで相手を導くテクニックです。
一見物足りなくも思いますが、書いてあることはとてもシンプルかつ大切なことだと思います。
営業のみならず全てのコニュニケーションにおけるとても大事なことが学べる本でした。
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「コラァ!中国、いい加減にしろ! 」 辻本 貴一
【内容紹介】
人気ブログランキングの「政治ブログランキング」で人気を博した「中韓を知り過ぎた男」が一冊の本に。
ブログ「中韓を知り過ぎた男」の中から、読者の反響が高かったもの、また、中国と中国人を知るために重要だと思われる記事78を厳選。
良くも悪くも、2000年近く付き合ってきているこの「厄介な」隣人をきちんと理解することは、老若男女問わず、今の日本そしてこれからの日本の行く末を考える上で知っておかなければならないことである。
中国、韓国、世界で仕事をしてきたビジネスマンが読み解く日本と中国の様々な問題を、実際に現地でビジネスをして
肌身に感じた人間でしか分からない本当の中国人の本質を政治家や評論家には見えない視点で迫る 。
また、著者自身が中小企業の経営者ということもあり、中国進出を考えている中小企業の経営者の方には、安易に中国進出を考える前に本書を読んでいただき、中国での「今、目の前にある危機」に対処してもらいたい。
【ベストレビュー】
タイトルにはユーモラスな雰囲気が感じられる(特に帯付だと)が、実にシリアスな内容。
暗澹たる気持ちで読み終えた。
今をときめく三橋貴明氏にも中国論があるが、三橋氏がデータに基づき冷徹な考察を行っているのに対し、筆者の辻本氏は自らの体験に基づき論を進める。
ともに説得力があるが、本書はいっそう生々しい。
中国人にとって漢文は外国語同然だ、孔子の教えと現在の中国人は無縁だ、という指摘には最初面食らったが、辻本氏の解説とドロドロした体験談によりすぅっと納得させられてしまった。
鳩山総理の目指す東アジア共同体は絶対に実現させてはならないとの考えをより強固にした。
隣国と協調し共に繁栄するという理想は共有するが、中国人民の国民性と中国共産党による独裁が改まらない限り、日本は中国とは距離を置き、軍事的にもバランスを保っていく必要があろう。
辻本氏は2千年早いと指摘する。
お人よしの理想主義者が危険な舵取りをしている。
コラァ!鳩山、いい加減にしろ!
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「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬 直樹
【内容紹介】
緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に至る…。
日米開戦直前の夏、総力戦研究所の若手エリートたちがシミュレーションを重ねて出した戦争の経過は、実際とほぼ同じだった!
知られざる実話をもとに日本が“無謀な戦争”に突入したプロセスを描き、意思決定のあるべき姿を示す。
【ベストレビュー】
昭和58年に刊行された猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』が今年の6月に中央公論新社に復刊されました。
なぜ『昭和20年夏の敗戦』ではなく、『昭和16年夏の敗戦』なのでしょうか。
昭和16年の4月1日に開設された「総力戦研究所」が行ったシミュレーションの結果によると、日米開戦すると「成功しても緒戦の勝利は見込まれるが、しかし、物量において劣勢な日本の勝機はない。
戦争は長期戦になり、終局ソ連参戦を迎え、日本は敗れる。
だから日米開戦はなんとしてでも避けねばならない」、ということが分かる(『昭和16年 夏の敗戦』より)。
敗戦から65周年を迎えた今日においても『昭和16年夏の敗戦』は日米開戦に関しての革新的な解釈を与える。
歴史が書き換えられないのは当然だが、過去の歴史から学ばなければならない。
8月2日の衆議院予算委員会で、日米開戦を取り上げた『昭和16年夏の敗戦』を参考にしながら、元防衛大臣・石破茂が普天間移設問題について、菅大臣に主張したように、「軍事や安全保障を知らずして平和を語ることが絶対にあってはいけない」のだ。
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「国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖國の言乃葉100選」
「ひそやかな花園」 角田 光代
【内容紹介】
幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。
輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。
しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。
「あの集まりはいったい何だったのか?」
別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。
大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める――。
親と子、夫婦、家族でいることの意味を根源から問いかける、
角田光代の新たな代表作誕生。
【ベストレビュー】
細かな心理描写が醍醐味である角田光代作品の中で、これほど多彩に複数のキャラクターの心理を描いた作品があっただろうか。
しかもそれが読者にとって複雑な印象を与えず、むしろ作品に奥行を与える重要な要素になっている。
そしてこの物語は彼ら彼女らだけのものではなく、読み進めるうちに、自分の中にも誰かしらと共通する要素があると、私たちは気付くはずだ。
幼いころ参加していたきらめくような夏のキャンプ。
そこに参加していたのは、ある秘密をもった7組の両親とその子どもたち。
時を経て、親たちの「真実」を知った7人の彼ら彼女らは・・・。
秘密がわかるまではスリリングな展開だが、角田光代の真骨頂が具現化されているのは、むしろラストシーンに向かう後半部分だ。
『きみがさわるもの、味わうもの、ぜんぶ人と違う。きみがいなければ、きみの見る世界はなかった。』
表紙に書かれているこの言葉は、読後に確かな質感を持って心に響いてくる。
この作品は読者を不安の森の中へ置いてきぼりにはしない。
光のある場所へ導いてくれるがごとく、手を差し伸べてくれるはずだ。
秀作!
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「女子高生ちえのMBA日記」 甲斐莊 正晃
【内容紹介】
女子高校生社長ということで、にわかにマスコミで話題の人となった主人公ちえ。
が、ある日の記者の質問で、自分の不勉強を思い知り不安になる。
そこで一念発起、ビジネススクールへ入学、MBAコースで勉強し始める。
そんなちえに、会社の主力商品がリコール騒ぎ。
今度はマスコミの標的となり、ちえ、大ピンチ。
この危機を、ビジネススクールの仲間たちの支援を得て、どう切り抜けるのか!?
大好評「女子高生ちえの社長日記」シリーズ第3弾!
ちえ絶体絶命!「この会社、つぶれるの!?」
【ベストレビュー】
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
や女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?
が、楽しく読めてためになったので、アマゾンのオススメメールで予約して購入しました。
届いた本の表紙に、慶應大学のビジネススクールの推薦文があるので、すこし難しいのではと思いましたが、実際に読み始めてみると3時間で読破しました。
「もしドラ」のように、ストーリーに意外な展開や目頭が熱くなるエンディングもあって、最後まで楽しく読めました。
本で触れている経営知識は、慶應ビジネススクールのMBA(経営学修士)コースがベースとなっているらしく、事業戦略立案に使うゲーム理論や、投資判断に使う損益分岐点分析や感度分析、コトラーの提唱するSTPマーケティング理論など、名前だけ聞くとずいぶん難しそうなものですが、主人公の会社で起きる問題に、どう活用すれば良いかがストーリーを読んでいくと理解できるようになっていたので、よく理解できました。
この本で取り上げているテーマ以外にも、MBAコースにはマネージメントに役立ついろいろな知識やノウハウがあるようなので、他のMBA関係の本も読んでみたくなりました。
女子高生ちえのMBA日記 ― 社長だもん、もっと勉強しなきゃ!! (女子高生ちえの社長日記)
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「モテ脚骨盤ストレッチDVDレッスン」
【内容紹介】
■まっすぐなほっそり脚になる10日間プログラム!
「ゆがみの原因を解消する」→「骨盤の広がりを解消する」→「骨盤のゆがを整える」→「骨盤を安定させる」という4段階で、骨盤をしっかり引き締めて、まっすぐなほっそり脚を手に入れるプログラム。
1日たったの3~6分なので、忙しい人にもぴったり。
DVDつきで映像を見ながら一緒に行えるので手軽で簡単!
■ボディラインがきれいになる姿勢
きれいな脚をつくるにはまずは姿勢から!
ゆがみをつくらないための正しい立ち方、座り方、歩き方のポイントを説明。
■ 全身を整えるコースも収録
脚だけでは物足りない!という人には、小顔、バストアップ、腕やお腹の引き締めなど、約10分の「全身を整える」コースもおすすめ。
■ 話題のリンパドレナージュでさらに太ももデトックス!
たまった老廃物もすべて押し流し、いやなセルライトも解消する、太もものリンパドレナージュもご紹介。
【ベストレビュー】
他の方々によって既に指摘されている通り、掲載されているメニューは、ヨガやバレエの比較的初心者向けのポーズが多い。
つまり、斬新なやり方というよりは、骨盤や柔軟体操にある程度関心がある方にとっては既知のものばかり。
では、なぜ??なぜ、目に見えるほどの効果が一ヶ月程度で??
ちなみに私は、柔軟体操なのに、十日で一周する、つまり最初のポーズをやってから、もう一度そのポーズを行うまでに十日の空きがあるのはいかがなものかということで、1~5のポーズを一日で、残りの6~10を次の日…というローテーションで約一ヶ月行った。
はっきりいって、これでもまったくきつくない。
これまでヨガやバレエの様々なポーズを三年近くやって来た。
単純に気持ちがよかったからで、まあ効果が出るのは一年ぐらい待たなきゃだめだよね?程度で。
たしかに、体にはよく効いた。
しかし、やはりO脚に効果があるとは思えなかった。
で、この本(DVD)がやけに評判がよかったのでなんとなく始め、まあ三ヶ月ぐらいやってそれなりに効果があればいいや程度の気持ちだった。
それが、たった一ヶ月で、想像していた以上の結果を残したのだから、たまげた。
まず、お尻の骨が引っ込んだ。町を歩いていて、店のウィンドウに写った自分があからさまに細くなっていたのに気づいた。お尻回りが小さくなり、背中から足にかけてのラインが綺麗になっていたのである。
周りからも、痩せた?とか、足長くなったよね?と指摘され出した。
O脚も、ふとももの部分が常にくっつくようになり、意識して内側に力を入れればより綺麗にがぴったりくっつくようになった。
カイロに5万つぎ込んで、数ヵ月通いながら、提示された筋トレメニューをこなしても、大した効果をあげられなかったのに…。
モテ脚骨盤ストレッチDVDレッスン (主婦と生活生活シリーズ)
「バイバイ、ブラックバード」 伊坂 幸太郎
【内容紹介】
「理不尽なお別れはやり切れません。でも、それでも無理やり笑って、バイバイと言うような、そういうお話を書いてみました」(伊坂幸太郎)。
太宰治の未完にして絶筆となった「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語!
【ベストレビュー】
「あのバス」で連れて行かれる星野と、バスに乗せる役割を担っている破天荒な繭美が、バスに乗る前に女性たちにバイバイの挨拶をしにいく物語。
5人の女性と付き合っていたにも関わらず、星野の女性を想う誠実さがにじみ出ていた。
どの女性も癖のある女性だが、嘘がなく自分の気持ちに正直な星野に惹かれるのもなんとなく分かるような気がした。
5人目の女性が言っていたように、計算ができず全部に真面目で誰に対しても一生懸命な星野の性格には非常に好感がもてた。
それとは対照的に、何を仕出かすか、どんなことを言い出すか分からない繭美のキャラクターも際立っており、繭美の言動にハラハラする星野の様子も楽しめた。
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「現代語裏辞典」 筒井 康隆
【内容紹介】
総項目数12000の言葉をエスプリと毒をきかせて定義しなおす一家に1冊、抱腹絶倒の書。
著者にかかると日本語はかくも面白い。
【ベストレビュー】
圧倒的なボリュームで、日本語のいろいろな言葉を定義しなおす辞典。
筒井康隆には、ビアス「悪魔の辞典」の翻訳や「乱調文学大辞典」などの辞典の著作がありますが、これは質量ともにその決定版でしょう。
思えば代表作「脱走と追跡のサンバ」に、すでにいろいろな言葉をでたらめに定義する数ページがあります。
筒井康隆という人はいろいろな言葉を網羅的に定義し直すことに
異様な執念を持っているようです。
それはトマス・ピンチョンみたいに、世界全部を一冊の本に収めたい、という異常な欲望に通じているように思えます。
筒井康隆の小説の迫力、ラジカルさのエッセンスがこの辞典の項目からにじみ出てきます。
小説のように最初から順を追って読むのではなく、本棚において、ときどき取り出して眺めるのが楽しい本です。
どこを開いても思いがけない発見があります。
函入りで、造本がひじょうに美しいです。函から取り出すと、「あっ」というしかけがあります。
私は気づくのに時間がかかりました。
「シューマンの指」 奥泉 光
【内容紹介】
シューマンの音楽は、甘美で、鮮烈で、豊かで、そして、血なまぐさい――。
シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。
卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。
現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そんなある日「わたし」の元に、修人が外国でシューマンを弾いていたいう「ありえない」噂が伝わる。
修人の指にいったいなにが起きたのか――。
野間文学賞受賞後初の鮮やかな手さばきで奏でる書き下ろし長編小説。
【ベストレビュー】
今までに読んだことのない、独特で、驚愕の小説でした。
私自身ピアノ演奏や音楽関連の書物に、常日頃から慣れ親しんでおりますが、これ程までにシューマンの夢幻と狂気を描いてみせる本を他に知りません。
音楽を扱う小説の中で、これ程までに音楽が有機的に全てを編み上げている小説は稀少ではないでしょうか。
作者の言葉によって鮮やかに奏でられる音の世界に、半ば酔い心地で読み進めていました。
その夢想を引き裂かれて放り出されたような、それでいてなお、静謐な音楽が鳴り続けているような冷ややかなのに余熱の残る奇妙な読後感でした。
いつから、どこから狂いはじめていたのか。
もう一度じっくりと「冷静に」読み返したくなる一冊でした。
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「30代にしておきたい17のこと 」 本田 健
【内容紹介】
30代は人生を劇的に変えるラストチャンス。
いかに楽しみ、乗り越えるかで人生は大きく変わります。
ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の著者が、 人生を最高のものにするために、 いますべき17のことを教えます。
ベストセラー『20代にしておきたい17のこと』に続く第二弾!
◎「自分が誰なのか」、セルフイメージを定期的にチェックする。
◎両親に感謝の気持ちを伝え、お別れしておく。
◎自分の内に潜む、びっくりするほど「ダークな自分」と出会う。
◎人とのつき合いと学びにお金を惜しまず、人脈を金脈に変える。
◎自分の死をイメージし、自分のお葬式の弔辞を書いてみる。
【ベストレビュー】
本書は、夢と現実の狭間にあるとても大切な時期をいかに過ごすかについて書かれています。
かなり現実的にきびしいことも書いてありますが、それは30代がいかに大切かということを優しく教えてくれていることでもあります。
人生の90%は30代で決まります。
著者の本田健さん自身も30代で人生が激変しました。
それは精神的や感情的にいろんなことを感じてきたともいえます。
30代の本田健さん自身に語りかけているような優しい口調で書かれています。
本当の現実と向き合うために愛のある1冊です。
30代の方はもちろんすべての年代の方々におススメします!
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「超訳 ニーチェの言葉」 白取 春彦





