「図書館革命」 有川 浩
【内容紹介】
正化三十三年十二月十四日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入、そして…。
極上のエンターテインメント『図書館戦争』シリーズ、堂々の完結編。
【ベストレビュー】
読み始めたら止まらない。
待ち焦がれていた続編。大好きなシリーズの最終巻。
その上、息を尽きせぬ展開だ。
冒頭から大きな事件が起こり、それが図書隊にどう絡むのだろう?と思ったときには、物語に引き込まれている。
緊迫する事態は、いつものように実際に起きてもおかしくないような問題提起だ。
それでも、『図書館革命』の一気読みは難しかった。恥ずかしくなって、目が止まる。
手が止まる。
思わず、本から顔をあげて、ふーっと息を吐き出してみたり。
郁以上にじたばたじたばたともだえてしまった。郁に限らず、ラブ面でも暴走気味。
この二人もあの二人も、それぞれのその後まで。
決してあきらめずに最後まで走りぬけ。
表現の自由という、読書に興味がない人にも一緒に考えてもらいたいテーマを、作者はシリーズを一貫して堂々と描いている。
好きな本を読める幸せが読者にあるように、好きに本を書ける幸せも作者にあるといいなあ。
「もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら」 藤野英人
【内容紹介】
もし、タケコプターがいまの日本に実現したら……。
生活が一変して、新しいビジネスや価値観が生まれるだろう。
いち早く対応するのはどの企業? 衰退する産業はある?
そう考えるだけで、なんだかわくわくしてきませんか?
自由に想像を膨らませれば、どこまでも発想が広がっていきます。
そうすることで、経済だけでなく、世の中全体のしくみが見えてくるのです。
もしあの道具が実現したら……を発想のベースに、投資のプロが経済と世の中の“ひみつ”を解き明かします。
はじめに
「あんなこといいな できたらいいな」で始まるドラえもんのアニメのテーマソング。
タイムマシン、どこでもドア、タケコプター、アンキパン……。
子ども時代に「もしドラえもんがいたら」「もしドラえもんの『ひみつ道具』があったら」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
私も、もしあの道具があったらこんなことをしてみたいなあと、よく想像していました。
この本は、ドラえもんの「ひみつ道具」について詳細に解説する本ではありません。
もしドラえもんの「ひみつ道具」がいまの社会に実現したら、人々の生活や社会、文化、経済にどんな影響が出てくるだろうということを、かなり真面目に述べています。
荒唐無稽な設定に真剣に答えて、考えるところに、この本の真骨頂があります。
もし空を飛べたら、ものすごいスピードで地面を移動できたら、遠く離れている映像を映し出すことができたら、という夢や情熱が原動力となって、飛行機や自動車やテレビは生まれました。
そして、多くの人たちがさらに知恵を絞り、飛行機や自動車やテレビを使って、新しいサービスや商品を開発してきました。
米アップルのスティーブ・ジョブズという人の情熱と行動によって「iPad」が生まれました。
一枚の板のような美しいガラス基板で、新聞や雑誌を見たり、映画を見たり、遠くの人とコミュニケーションをしたりすることができたらいいな、という彼の夢が、iPadという形で実現したわけです。
この本は、「もしタケコプターが実現したら」「もしガリバートンネルが実現したら」と一つひとつ考えながら、現役のファンドマネジャーであり、アナリストである筆者が考えた「妄想」を読者のみなさまに提示します。
これは答えではなく、ひとつの考え方です。
そもそも、未来に答えはありません。
私たちは答えのない未来に向かって、手探りしながら前に進んでいくしかないのです。
この本は、未来を手探りしながら進んでいく本です。
想像力の翼を広げ、好奇心に身をゆだねながら、ドラえもんの「ひみつ道具」を頼りに、私たちの未来を一緒に考えていきましょう。
【ベストレビュー】
とても興味深く、印象的な本です。
今、著者のファンドマネージャーの藤野さんは、日本の金融市場、経済のていたらくに、苦悩しているはずです。
この本は、考えてみると、少子高齢化、企業家(肉食男、実はしずかちゃんを射止めたのびたくん)精神の不足、外に開かず萎縮する日本などさまざまな問題が、この本に、隠れたテーマとして織り込まれています。
読者は、社会への問題指揮を持っているなら、必ずどこかにひっかかります。
筆者は目を吊り上げて批判しませんが、静かに「考えてください」と訴えているようです。
同時に、藤子先生の広い視点も改めて感じます。
筆者のメッセージは、どこでもどあを使うように、壁を乗り越え、新しい日本を作りあえようというところが中心のように思えます。
身近なところから考え、楽しみ、そして大きな物事を考える。
とても余韻の残る素晴らしい本です。
ドラえもんもそういう本ですね。
もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門
「想い雲」 高田 郁
【内容紹介】
土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。
そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。
澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。
翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。
澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった―。
書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第三弾。
【ベストレビュー】
個人的な趣味の問題かもしれませんが、第一作に惚れ込み過ぎていたせいか、第二作は余りに安直(に感じられた)展開に正直ちょっと物足りなさを感じていました。
今回はその後の第三作という事で多少心配しながら読み始めたのが逆に幸いしたのか、本当に良かったです。安心しました^^
少しずつ解きほぐされていく第一作からの謎(行くえ不明となっている天満一兆庵の若旦那・佐兵衛の身にふりかかった不幸な出来事、謎のお武家様小松原様の正体)、天賦の才に加え料理人としての覚悟を一層強く思い定めていくことで深まっていく澪の料理の腕。
また、第三作には映画にでもしたいような良い場面、良いセリフがあちこちに散りばめられています。
吉原の苦界にいる懐かしの幼馴染、野江との束の間の再会。恋しい小松原様から贈られたさり気なく優しい言葉。 そして、今作からの新キャラクター坂村堂が澪の丹精を込めた「う」尽くし料理を誉める絶妙な言葉、「目に美し、口にして旨し、心に嬉し」。
今作は、まさに目に美し、心に嬉し、の作品でした。
今から第四作が楽しみです。
本作は中編集の体裁をとっているので、第一作「八朔の雪」第二作「花散らしの雨」を読んでいない方が本作からお読みになられても、それなりの面白さはあると思いますが、シリーズとして若き天才料理人・澪の波乱万丈成長譚なので、もしまだ第三作の頁を開いていらっしゃらないのであれば、ぜひ本作はひとまず本棚に戻して頂き、第一作・第二作を買いに本屋さんに走って下さい。
面白さ、保証つきです。
「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」 クリス・アンダーソン
【内容紹介】
「世界的ベストセラー『ロングテール』の著者が描く21世紀の経済モデル」
「〈フリーミアム〉という新しいビジネスモデルを提唱し、ビット世界の無料経済に正面から取り組んだニューヨーク・タイムズ・ベストセラー」
なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?
なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?
あなたがどの業界にいようとも、〈無料〉との競争が待っている。
それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。
そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得るこのフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか?
●無料のルール
1.デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる
2.アトムも無料になりたがるが、力強い足取りではない
3.フリーは止まらない
4.フリーからもお金儲けはできる
5.市場を再評価する
6.ゼロにする
7.遅かれ早かれフリーと競いあうことになる
8.ムダを受け入れよう
9.フリーは別のものの価値を高める
10.稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう
ワイアード誌編集長が放つ最新作。
世界25か国で刊行!
【ベストレビュー】
「このテーマは本にするのに申し分ないと私は思った。
『まちがっている』と『自明のことだ』というふたつの意見にわかれる話題は、どんなものであれ、いいテーマに違いない」。
検索エンジンも、百科事典も、今や無料で使えるものがネットを席捲している。ゲームも、ニュースも、音楽も、違法性のあるものが含まれている問題はあるにせよ、無料なものが増えていて様々な影響を引き起こしている。
オープンソースのOSをはじめとする無料のソフトウェアが従来のビジネスモデルに立脚した会社に脅威を与えている。
有料の新聞や雑誌は厳しい状況に追い込まれている。
本著は、そのような現状をとらえて多角的に考察を重ねて一冊にまとめている。
『ワイアード』編集長が書いているだけに、IT業界の理解や背景についてはこなれている。
また、前半部分は無料ビジネスの歴史についても述べている。
フリーに対しての一般の誤解、ビジネスモデルのパターン、中国で当たり前になっている海賊版の意外な効果、様々な事例についても解説している。
思いっきり短縮して著者の主張を書くなら、フリーに近づくものに抵抗しても難しく、むしろそこで得た評判や注目をうまく課金する道へつなげるモデルを考えた方が現実的だということになる。
実際問題として、今やフリーのコンテンツに依存せずに生活している人はこのページを読んではいないだろうし、結構身近なことなのに、この社会の大きな変化について正しく全体を理解している人は意外と少ないと思われる。
著者の主張にどこまで賛成するかは別として、デジタル時代を生きる多くの人にとって一読する価値がある本だと思われる。
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「蒼穹の昴」 浅田 次郎
【内容紹介】
極貧の少年に与えられた途方もない予言 そこに「希望」が生まれた魂をうつベストセラー大作待望の文庫化!
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシウ)に従って都へ上った。
都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた2人を待ち受ける宿命の覇道。
万人の魂をうつベストセラー大作!
もう引き返すことはできない。
春児は荷台に仰向いたまま唇を噛んだ。
満月に照らし上げられた夜空は明るく、星は少なかった。
「昴はどこにあるの」誰に尋ねるともなく、春児は口ずさんだ。声はシャボンのような形になって浮き上がり、夜空に吸いこまれて行った。
途方に昏(く)れ、荒野にただひとり寝転んでいるような気分だった。
「あまた星々を統べる、昴の星か……さて、どこにあるものやら」老人は放心した春児を宥(なだ)めるように、静かに胡弓を弾き、細い、消え入りそうな声で唄った。
【ベストレビュー】
本が好きな方は休みの前の日から読み出されることをお奨めします。最初は漢字の中国読みがうっとうしかったのですが、ページをめくるたびに何度もふり仮名を振ってくれているので気にならなくなります。
話は明治初期の中国-清朝。主人公春雲の幼少から西太后の側近として最高位に昇るまでの成長物語です。
その中に、アヘン戦争・日清戦争・列国の領土割譲・伊藤博文から孫文、毛沢東までからんできます。
突拍子もないような複線が綺麗に全部解決して後味の良い作品にまとめ上げたのは作者の真骨頂でしょう。
日本の維新を理想とする革命派と保守派の権力争いを横軸にして魅力的な登場人物が何人も出てきます。
西太后の性格描写がうすっぺらい事だけが残念でした。
なお、文庫本の陳舜臣さんの解説は自分の知識だけをひけらかして、解説になっていませんでした。
「超ヤバい経済学」 スティーヴン・D・レヴィット スティーヴン・J・ダブナー
【内容紹介】
全世界400万部超のベストセラー、『ヤバい経済学』にヤバすぎる続編登場。
ゾウとサメ、どっちが怖い?
酔っ払って歩くのと酔っ払い運転、どっちが危険?
ポン引きと不動産屋さん、どっちが偉い?
お医者さんはちゃんと手を洗ってるの?
サッカー選手になるには何月に生まれると有利?
臓器移植問題は思いやりで解決する?
カンガルーを食べれば地球は救われる?
性別を変えたらお給料は上がるの?
テロリストを捕まえるにはどうするのが一番?
どうすれば長生きできる?
テレビの驚くべき作用と副作用って?
売春婦の戦略から地球を冷やす方法までレヴィットとダブナーのコンビが世の中の見方をまたひっくり返します。
【ベストレビュー】
『ヤバい経済学』の改訂版
から3年5ヶ月の新作。
今回も問題となりそうなテーマが色々と収録されている。
特に、類書ではあまり取り上げられていない「売春ネタ」は、その歴史とともに楽しめた。
なるほど、「性の解放」が需要の大幅減につながった、と言われれば、確かにそうかもしれない。
前作が出た当時は「唯一無二」の本だっただけに話題となったが、その後の追随作の存在ゆえに、本書はそれほど話題にはならないのかもしれない。
ただし、扱われているテーマの選び方やその切り口は、前作に勝るとも劣らないと思う。
前作が気に入った人なら無条件で読むべき。
「一九八四年」 ジョージ・オーウェル
【内容紹介】
ビッグブラザー復活! 二十世紀世界文学至高の傑作が新訳版で登場。
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する全体主義的近未来。
ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。
しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。
ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。
【ベストレビュー】
次のページをめくるのが怖い―そんな読書をしたことがありますか?私はありませんでした。『一九八四年』を読むまでは。
『一九八四年』の恐怖は、人間という存在への信頼が完膚なまでに叩き壊されるという、その一点に由来する。
私は人類滅亡モノに目が無いのだけど、この本の舞台である全体主義的近未来は、この世の終わりの風景よりもよっぽど恐ろしい。
人類滅亡というモチーフは、読んだ後に、今この世に生きている人間たちが愛しくなるという効果を持つ。
それとは逆に、救いの無い未来を暗示するディストピアものは、今生きている人間たちを見る目がいっそう懐疑で満ちるようになる。ページを繰るうちに、読者のヒューマニズムが瓦解していく。
外部からの作用によって、人間がこんなにも脆くなってしまうなんて!「この本に書いてあるようなことは、自分には絶対起こりえない」と断言できる人はいないだろう。
本書の登場人物たちの顛末に戦慄するのは、彼らに自分自身を発見するからだ。人間不信に陥ると同時に、自分不信になる。
そしてさらに不気味なことに、キャラクターのみならず、物語の舞台までが、今私たちが生きている社会との類似性を備えている気がしてならない。
プロパガンダに踊らされる人々を、いったい誰が笑えるだろうか?
過去の改変に勤しむ作業は、こちら側の世界でも進行中かもしれないというのに。
党の掲げる二大目標は、地球の全土を征服すること、そして独立した思考の可能性を徹底的に潰すことである。
幸いにも私たちの暮らす世界は、まだ「ビック・ブラザー」に支配されていない。
けれど、後者の目標は、静かに達成されつつあるような気がする。
目には見えない、現実世界の「ビック・ブラザー」に対抗するために、この本は読み継がれていかなくてはならない。『一九八四年』が禁書にならないために、今自分に何が出来るのか。
この世に現存する、最高の反面教師のひとつ。
「マリアビートル」 伊坂 幸太郎
【内容紹介】
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。
腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。
『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。
3年ぶりの書き下ろし長編。
【ベストレビュー】
「グラスホッパー」から6年後のお話。
以前の物騒ぎな業界の新たな世代の殺し屋たちが、また個性的でそしてイケメン・・なようで。
新幹線という日常的な乗り物の中で繰り広げられる騒動は、もう異質で異常で・・・でも軽快で爽快?
爽快に感じさせる所がさすが伊坂作品。
そして前作の登場人物に再会できた時には正直本当に嬉しかった。
「モダンタイムズ」のように続編というわりに随分時がたち過ぎてたり、亡くなってた・・・と寂しい事もなく、作者に感謝。 映画の続編ははずれが多いけど、小説もそうかもですが、これは本当に当たりです。
前作読まれてない方も安心してください。
「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」 村上 春樹
【内容紹介】
13年間の内外のインタビュー18本を収録。
なぜ書くのか、創作の秘密、日本社会への視線、走ることについてなどを語りつくす。
【ベストレビュー】
めったにインタビューに応じない作家、村上春樹のインタビュー集。
『アンダーグラウンド』から『1Q84』発売直前までの期間のインタビューを集めたものです。
海外のインタビューが多いけれど、国内のインタビューもあります。
受けるインタビューは少ないけれど、一度引き受けると内容は濃く、長く、そして語る言葉は誠実です。
ファンや読者を楽しませようというエンタテイメント性はなく、だからこそ彼の言葉そのものが真実で誠実なんだろうと私は受け止めます。
語ることは、小説のこと以外にも、走ることだったり、子どもの頃や若い時のことだったり…
すでにインタビューを読んでいた人が読んでも、「あ~、これを書いていた時、こんなことを考えていたのか。」ということを再発見、楽しめると思います。
最後に書かれている長いあとがきも、胸にしみる文章の数々があります。
長い道のりを振り返った時、人にはこんなふうに自分が歩いてきた道が見えるのかな、と思いました。
非常に印象的な言葉は、「僕は決して発展しながら小説を書いてきたのではなく、あくまで小説を書くことによって、かろうじて発展してきたのだ」というところです。
タイトルも、とても素敵ですよね。
「メディア症候群」 西村幸祐
【内容紹介】
「民主党もダメだし、自民党もイヤだ」というのが、多くの国民が立たされている微妙な立ち位置と本音であろう。
いったいこの閉塞感、虚脱感はどこからくるのか?
じつは、その症状こそ<メディア症候群>である。
げんに、朝日やNHKが<異常>なのはもはや周知の事実であっても、日々垂れ流しつづける洪水のような偏向報道に私たちはすっかり慣れてしまって、麻痺していることには意外と無意識なのである。
本書は単なる個々の偏向報道に対する告発ではなく、一見バラバラな報道の点と点を結び、一望することにより、日本国内を張り巡らせている<属国システム>の構造を一挙に解き明かす、<メディア症候群>劇薬の書。
【ベストレビュー】
インターネットが普及した現在、たくさんの情報が発信されているが、日本のメディアからは一向に偏見が絶えない。
日中・日韓問題についても「事実の捏造」を無視し、中国や韓国を配慮する意見が圧倒的だ。
あまりにも不自然な韓流ドラマ・韓流歌手の急増。
経済は中国に頼るしかないというウソ。
特に朝日新聞の社説では日本の将来よりもこのままでは民主党の将来が心配であるという内容の意見が目立つ。
これらの背景には、 「日本のメディアの多くは、戦後、反日メディアになってしまっている」という実態がある。
さらに、海外のメディアまで中国や韓国に買われているという現実。
今後の日本を考えるためにも、メディアをそのまま頼らず、まず、メディアの背景や情報操作を疑えと気づかせてくれる本だ。
※メディアや政治についてよくわからない方には、特別収録の、日韓ワールドカップの造られた日韓友好ムードやプロパガンダとしての中田代表引退報道から読み始めるのがいいと思う。
そこからでも気づくことは非常に多い。









