「忘れられた日本人」 宮本 常一
あきちゃです。
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【内容紹介】
昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907‐81)が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフヒストリーをまじえて生き生きと描く。
辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台にうかびあがらせた宮本民俗学の代表作。
【ベストレビュー】
名著。
とはいえ今の時代、民俗学の勉強をしている人でなければ、著者の名前は知らないのではないでしょうか。
民俗学の本を読むのが好きなわたしも、この著者については最近まで知らなかった。
購入後も数年は背表紙を眺めているだけでかなり熟成させてしまった。が、ひとたびページを繰ってみると、その面白いこと!
創作ではないか、と疑いをかけられたことがあとがきに書かれているが、なるほどそう疑われるのも無理がないほど面白かったのは、やはり「土佐源氏」の章である。
橋の下でほとんど乞食のようにして暮らす80歳を過ぎた盲目の老人が語る彼の人生が、この章をなしている。
アンチヒーローな彼の人生がそれは魅力的なのだ。
ばくろう(牛の売り買いをする人)として、社会の底辺に生き、牛と女のことしかなかった人生を語るその語り口。
町の名士の奥様(「おかたさま」)との色恋のくだりなどは、大変おすすめだ。
おかたさまが亡くなったとき、3日3晩泣き暮らした彼は、それが原因で目がつぶれた、というのだ。
「日本昔話」のおとな版、と言ってしまっては、通俗的過ぎるかしら。
電車のなかで読んでいて、涙がこぼれて困ったくらいです。
テープレコーダーもなかなか手に入らなかった時代に、夜を徹して老人たちの話に耳を傾け、その語り口まで一心に書き留めた著者の情熱が素晴らしい。
「神も仏もありませぬ 」 佐野 洋子
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【内容紹介】
呆けてしまった母の姿に、分からないからこその呆然とした実存そのものの不安と恐怖を感じ、癌になった愛猫フネの、生き物の宿命である死をそのまま受け入れている目にひるみ、その静寂さの前に恥じる。
生きるって何だろう。
北軽井沢の春に、腹の底から踊り狂うように嬉しくなり、土に暮らす友と語りあう。
いつ死んでもいい、でも今日でなくていい。
【ベストレビュー】
ものごころついてから、今まで読んできたエッセイって、いったい何冊位になるのかなぁ?
その時々で、泣いたり笑ったり、感動させてもらったけど、これほどしみじみといいなぁと思ったエッセイはありません。
著者はいつのまにやら60過ぎてしまった自分を、他人事のように感じながら、浅間山の見える土地で、毎日を淡々と生きています。
特別な出来事も、事件もない日々でも、人間であれば、いろんな思いや感情が毎日の生活に去来するけれど、その胸のうちのありのままをありのままに書いて、これほど人の心をうつのは、著者の視線が、人間としての普遍の感覚に支えられているからだと思います。
年を重ねるにつれ、いろんな欲望や、焦りが少しづつ衰えて、だんだんと自分の人生はまぁこんなもんかなぁなど思うようになる、そんな年代になった人は、本当に共感できると思うけど、多分もっと若い世代の人でも、きっと、漠然と、でもしみじみと、人生っていいなぁって感じられるはずだと思います。
とくに「今日でなくていい」という言葉は、これからの私の人生の支えになってくれるような気さえしました。
この言葉の意味は?
ぜひ読んで感じてください。
「起業のファイナンス」 磯崎 哲也
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【内容紹介】
「日本は、起業にチャレンジする人や事業に失敗した人に冷たい国だ」
「日本では、ベンチャー企業に資金が供給されない」
多くの方が、こんな話を耳にしたことがあると思います。
しかし、それは大きな誤解です。
10年前以前と異なり、今では、起業家が適切なファイナンスの知識を身につければ、起業で悲惨な目に遭わなくて済む環境が整いつつあります。
また、日本は、いい投資先がなくて余っている資金が山のようにあり、ファイナンス的には(良くも悪くも)世界的でも最もベンチャー企業に「甘い」国であるとも考えられます。
日本の成長戦略についての議論も戦わされていますが、要するに“イケてるベンチャー企業”がたくさん現れて、お金で失敗しないようにすればいいのです。
本書『起業のファイナンス』では、そうなるために必要な「起業」と「ベンチャーファイナンス」の知識を、わかりやすく、実戦に即して生々しく解説します。
なお本書は、人気ブログ「isologue」を執筆する磯崎哲也氏の初の単著です。
「事業計画」や「資本政策」の作り方、「企業価値」や「ストックオプション」の考え方、「投資家との交渉のやり方」「種類株式の使い方」といった専門的なテーマが、ブログ同様のわかりやすい、時には笑える文章で解説されています。
磯崎氏の専門はベンチャー支援であり、これまでカブドットコム証券、ネットイヤーグループ、ミクシィ、はてな等、多数のベンチャー企業に関与してきました。
本書では、そうした経験で得たベンチャー企業のファイナンスに関する知見があまねく公開されています。
起業を考える人からベンチャーをサポートする専門家、そして政策を考える政治家や官僚の方々にまで広くお勧めできる、新たなベンチャー実務の決定版です。
【ベストレビュー】
ベンチャー企業に出資した経験から如何に資本政策が重要かを実感していました。
しかしながら、多くの企業が資本政策も考えないで作られてしまう。
出資した会社の業績はいいのに動きが取れないということがありました。
なぜ、こんないい加減に資本を入れてしまうのだろう(出資する私もいい加減ですが)と思っていましたが、やはりベンチャーの資本政策を教える人が少ないというのが一番の理由だとではないかと納得していました(上場経験者がアメリカに比べると少ない)。
その意味では、本書は実務を経験した筆者が書いていますので、非常に実践的だと思います(もっと細かくてもいいかもしれません)。
会社を作りたいと思っている人は一読に値します。
閉塞感が広がるわが国。若い人がどんどん新しいビジネスに挑戦していくためにすごく役立つ本ではないでしょうか。
「人生逆戻りツアー」 泉 ウタマロ
【ご連絡】
管理人のあきちゃです。本屋のお仕事に集中していたためブログを更新出来ませんでした。またオススメの書籍をどんどんアップしていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
【内容紹介】
あなたは今、自分が望む人生を生きていますか?
自称「ダメダメ男」の元スーパーマーケット店員クロード・ルパージュは、あっけない死に方で64年の生涯を終え、あの世の世界 ─魂の領域─ へと帰還した。
そこで彼は三人の守護天使と再会し、たった今終えたばかりの自らの人生を逆戻しで振り返る旅に出ることに……。
彼は再度自分の生涯を体験する中で、地上での人生と、死後の人生がどのように機能し合っているのかを徐々に思い出していく。
そして、意外な風貌の神さま~創造主~との対話から明かされる魂のシステムとは……。
私たちの存在意義とは何なのか?
あなたの人生を変える自己存在再発見ストーリー。
【ベストレビュー】
京都駅のキオスクでふと目にとまったこの本を買い、東京駅までの間に読み終えました。今たどってるつまらない人生とは違い、本当は自分には何かが、本来の魂の計画としてあったはずだ、途中、何度だってサインがあったはずなのに自分は無視して通り過ぎてしまった、というのは、トウのたった大人にも時折よぎる考えなので、読みながら時々涙してしまいました。
著者は、ここで、好きなことかつ人の役立つことに目覚めた人たちの年齢を、子育てを終えた世代に置くことで、たまにこの種の本にある葛藤を回避していて、賢いです。
でも、気をつけたいのは、好きなことを仕事にしなければならない、好きなことで人の役に立たないといけない、好きな仕事で生計をたてなければならない、ということを信じすぎると自分を苦しめるということです。
また、本当に、自分も、まわりの世界もすべて創造主の一部なら、特殊な、絵を描く才能などでなくても、もっと日常的なことに、つねに驚きと喜びを感じることが出来るはずです。例えば、毎朝昇る朝日の気持ちよさ、小さい子の笑顔、夏に向かって茂る草木、心をこめた料理をいただくとき、など。
本当は、主人公のつまらない仕事として書かれるスーパーマーケットの店舗勤務というのは、工夫しだいで面白くなる仕事です。絵だって、休日に書き始めることは出来たはずです。税官吏だった画家アンリ・ルソーのように。
なので、自分への自戒もこめて考えると、こういう本に影響されていてもたってもいられなくなったとしても、好きなことで絶対に人の役にたとうとか、生計をたてようといった欲を出し過ぎずに、好きなことを、ただとにかく始めるのがいいように思われます。
そんな私みたいなあなたには、ジュリア・キャメロン「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を、すぐはじめられる実践的かつ強力な方法を述べた本として、あわせて読むことをおすすめします。
● 人生逆戻りツアー
「女性(あなた)の知らない7つのルール」 エイドリアン メンデル
【内容紹介】
ビジネスは男性中心のゲーム。
女性が「ビジネスゲーム」で競い、成功するためには、ルールを理解することが必要。
これまでの悩みを解消し、快適なビジネスライフをすごすための7つのルールを紹介する。
【ベストレビュー】
10年以上前に書かれた本ですが、共感できるところが多いです。
特に、保守的な会社や、ワンマン企業で働いている人におすすめできます。
ステレオタイプな女性観、男性観を元にしているので、今ふうではないものの、周りを観察してみると、いますいます、こんなヒトたち。
女性を(あなた)と読み、敵を(おとこ)と訳すのはどうかと思いましたが、特に上司、管理職の男たちとのコミュニケーション戦略に役立ちます。
女性向けの本ですが、女、男という性で分けるのではなく、狩猟民族あるいは論理的な「Aさん」、農耕民族あるいは感情的な「Bさん」に置き換えても読める(=同性にも有効)ので、応用が利きます。
7つのルール
1. できるふりをする
2. 自分を強く見せる
3. つらくても継続する
4. 感情的にならない
5. アグレッシブになる
6. 戦う!
7. 真のチームプレイヤーになる
パワハラ、セクハラ対処についても触れられており、若い人にもおすすめです。
女性(あなた)の知らない7つのルール―男たちのビジネス社会で賢く生きる法
<関連記事>
「ドラゴンランス秘史」 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン
【内容紹介】
「“過去と現在の主”レイストリン・マジェーレ。
われは魔道士なり」“暗黒の女王”に仕え、その降臨をもくろむドラゴン軍による世界制覇が目前に迫った、竜槍戦争後期のクリン。
“鮮血海”の大渦巻に兄と友らを置き去りにして、ドラゴン・オーブの力で一人だけ脱出したレイストリンは、アスティヌスから“鍵”を得て、自分の命をすすりとる、大魔術師フィスタンダンティラスの存在に気づく。
シリーズを通して語られずにいた謎―魔術師レイストリンがいかにして強大な力を得て、“過去と現在の主”になりえたか―が、今はじめて明かされる!闇に堕ちて闇にあらがう、レイストリンの魂の物語。
【ベストレビュー】
この本は一連のドラゴンランスシリーズの中の秘史(ロストクロニクル)シリーズの最後の1冊です。戦記(クロニクル)と言われる最初のシリーズの5巻と6巻の裏側での出来事をレイストリン・マジェーレの行動を中心に語られます。フィスタンダンティラスとのやり取りや、鮮血海を脱出してアスティヌスの元で起きた出来事も空白でしたが語られる事になります。赤ローブ(中立)だった彼が黒ローブ(悪)をまとうようになった真相も…。
新規読者でもある程度楽しめると思いますが、ターゲットは、やはり一連のドラゴンランスを熟読してる読者です。戦記(クロニクル)、伝説(レジェンド)シリーズを読んだ方には是非ともお勧めしたい一冊…というか、この本だけでなく、秘史シリーズであるドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜
、ドラゴンランス秘史 青きドラゴン女卿の竜
も合わせてお勧めしたいです。
これでドラゴンランスのアンソロジー翻訳は終わりでは無いと思いますが、まだまだ面白いシリーズがたくさんあるので是非とも翻訳して欲しいです。
「チルドレン」 伊坂 幸太郎
【内容紹介】
こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。
信じること、優しいこと、怒ること。
それが報いられた瞬間の輝き。
ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!
短編集のふりをした長編小説です。
帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
【ベストレビュー】
『日常の謎』的な作品5本が収められた連作短編集です。
中心となる人物の言動や性格、やや気取った雰囲気など、登場人物や世界観がほかのそれらより丁寧に描かれていて、 ただの『日常の謎』でおわっていないのが楽しいところです。
また、連作なのですが順に繋がっているのではなく、それぞれの作品の時間が前後しているのが特徴的です。
とはいうものの、繋がりをややこしく感じることはなく、読んでいるうちに自然と気づき「ニヤリ」とさせられます。
ほかにも、全編をとおして絡んでくる父と子の関係や、盲目の成年をめぐる少しチクリとさせられるやり取りと、楽しいだけではない物語としての読みごたえもじゅうぶん。
短編ということもあって読みやすく、おすすめの1冊です。
「通貨で読み解く世界経済」 小林 正宏
【内容紹介】
通貨が経済に与える影響は甚大だ。
国家の財政、内外の金融、企業業績、そして人々の生活さえも為替の動向と無縁ではない。
世界金融危機以後、不安定さを増した金融システムと経済の動きを精緻に検証し、ドル覇権の行方、ユーロ圏の諸問題、人民元や円の未来を見極める。複雑に絡み合う“通貨”“実体経済”“財政金融政策”の三つ巴を歴史を踏まえて読みほどき、世界経済の持続的成長のためにいま何をなすべきか考える。
【ベストレビュー】
ブレトンウッズ体制からリーマンショックを経て現在に至るまでの為替問題のエッセンスを、非常にコンパクトにまとめた良書。
今後のあるべき通貨体制を議論するための知識を、基礎からアドバンストまで、幅広く提供してくれる。
また、最新のトピックにも言及しているため、まさに今の世界経済を読み解くための材料になる。
経済学の知識については、若干難しい個所があるものの、ポイントポイントで丁寧な解説がなされているため、経済学に全く馴染みのない人でも読破できる。
また、経済学部出身者等にとっては、経済学の理論が筆者によって現実の世界に次々と適用されていく様が、非常に刺激的に感じられるだろう。
さらに、一歩進んだ学習をしたい者に対しては、巻末に参考文献リストを掲載するなどの配慮がなされている。
要望として、筆者には、日本のこれまでの取り組みをより批判的に検証することを期待したい。
また、デフレからの脱却等の問題に対し、今後日本が行うべき財政・金融政策について、より具体的かつ詳細な議論をお願いできればと思う。
ちなみに、消費税の段階的引き上げがデフレからの脱却に資するという議論は非常に興味深かった。
通貨で読み解く世界経済―ドル、ユーロ、人民元、そして円 (中公新書)
「そして誰もいなくなった」 アガサ クリスティー
【内容紹介】
さまざまな職業、年齢、経歴の十人がU・N・オーエンと名乗る富豪からインディアン島に招待された。
しかし、肝心の招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。
そして童謡のとおりに、一人また一人と…ミステリの女王の最高傑作。
【ベストレビュー】
初めて読んだクリスティーです。この一冊で、クリスティーコレクターとなってしまいました。
誰がつけた邦題か知らないけれど、とてもミステリアスなこの題名に惹かれ思わず読んだ本です。
そして、この題名どおりミステリアスな内容のため、読み終えるまでは、本を閉じることができなかったのを覚えてます。
「結末を見ないままだと、私もインディアンの呪いで殺される・・」と、真剣に思いました。殺されないまでも、夢でうなされることは間違いないでしょう。
インディアンの歌のとおりに、人が一人づつ殺されていくのですが、それは暴力的な殺人でも、カルト的な殺人でもなく、呪いという超自然的な現象に感じられます。
"人の手を越えた現象"という雰囲気がページ全体に流れており、読んでる間、恐怖が神経を突っついてました。
肩をたたかれたら叫んだでしょう。
もちろん、推理小説としても素晴らしい出来です。
トリックは思わず見事、としか言いようがありません。
トリックもストーリの読ませ方も最高。
お勧め。
「ネクスト・ソサエティ」 P・F・ドラッカー
【内容紹介】
マネジメントの大家、ピーター・ドラッカーによる未来予測。
「日本にとっての最大の問題は(経済ではなく)社会のほうである」とし、来るべき未来を予測し、そこで生じる問題や脅威、機会を明らかにしている。
本書の中でドラッカーは、今日の先進国に共通する問題である少子高齢化のインパクトと、それに応じた雇用・マネジメントの変化について論じている。
来るべき未来に対応するために、企業の雇用はどうあればいいのか、さまざまな雇用形態が入り乱れるなかで、マネジメントはどのようになされるべきなのか、個人はどのようにキャリアを磨いていけばよいのか、興味深い議論が展開されている。
過去の人口ピラミッドの変化に触れながらこれからの社会を予見したり、また産業革命当時のヨーロッパを振り返りながらIT革命の本質について論じたりする部分には、ドラッカーの歴史観が表れていて読みごたえがある。
本書はまた、トップマネジメントやビジネスパーソンへの啓蒙という意味でも価値がある。
トップを含む知識労働者の資質や教育、雇用、評価の方法など、知識社会で働くすべての人に欠かせない視点が提供されており、さらに、資本主義の原則では実現できない個人の豊かさについても言及している。
本書で示されているドラッカーの歴史的視点からは、多くのヒントを学び取ることができる。
【ベストレビュー】
社会は今どのように変わって来ているのか、そしてそれは何を意味するのか を整理し、これから少なくとも起こるであろうこと、今言えること を模索する。
この本は主に、経済の土台である「社会の変化」について書かれている。
同じくこれからの未来について書かれた明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命
では、主に経済・マネジメントについて論じている。
この点が異なる。そして今著の方が、より深いところを探るためやや難しい。
もちろん著者の考えは書かれているが、安易な解決策が載っているわけではない。
その著者の考えも、はるか昔から一貫して主張してきたものだ。
状況を把握させるのがこの本の目的で、そこからどうするかは我々読者の役割のようだ。
まさに働くたち一人ひとりのための一冊と言えるだろう。
ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる






