本好きには堪らない情報をご紹介 -10ページ目

「上杉鷹山 全一冊」 童門 冬二

【内容紹介】

九州の小藩からわずか十七歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を建て直すべく、直ちに改革に乗り出す。


―高邁な理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていった経世家・上杉鷹山の感動の生涯を描いた長篇。


【ベストレビュー】

日本史を取った方なら上杉鷹山を知っているでしょう。


藩政改革をした藩主で、興譲館という藩校を造ったことで有名な人です。だけど、日本で初めて民主主義政治を行ったという事実は、あまり知られていません。


上杉鷹山は九州の小さい藩から米沢藩に養子に来て、わずか17歳で藩主の地位に就きます。


この本では歴史的事実を基に、人間味溢れる登場人物の会話を多用しながら、彼の生涯について触れられていきます。


鷹山は普通の藩主とは違って、すごく平等主義者だったと思います。民衆の意見を積極的に取り入れたり、改革を始めたばかりの頃は田んぼや畑を回って農民1人1人に声を掛けたりなど、すごく慈愛に満ちたことをしました。


その一方で、旧来の封建体制を崩すまいとする米沢の重役達とは、何度も話し合ってもだめだと分かり、潔く処罰するなどいかにも藩主らしい厳しい部分も持ち合わせていました。


本当に優れた藩主であり、家来に慕われた様子もこの本からよく分かります。


「人は相手が何を言ったかでなく誰が言ったかを気にする」、「人は自分の地位を高めたい時努力するのではなく周囲の人間を引きずり下ろそうとする」。


みんなこの本に書いてあった言葉です。

何だか今の現代社会に通ずるものがあります。


鷹山の行った民主政治は、今の私達が見習わなければならないところがたくさんあります。


私はこの本を読んでから、相手の立場を考えて話を聞いたり、辛いことも我慢しようとする姿勢が身に付きました。


歴史だけでなく、自らのことも知ることの出来る良書です。


心に残った言葉があったら胸に留めておいて今後の人生の指針にすると、ちょっと大人になると思います。


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小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫)


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  • 「新人賞を狙える小説プロット実戦講座」 若桜木 虔

    【内容紹介】

    現役作家にして小説講座のベテラン講師が、好評の“若桜木虔メール通信添削講座”を大公開!デビュー可能か否かの分かれ道!


    プロット作成例満載の実戦塾。


    【ベストレビュー】

    本書は作家デビューしたい人にとって福音である。これは救済の書なのだ。


    下手がわかって初めて上手いがわかる、とでも言えば良いだろうか。


    よくあるのは、『自分は面白い小説を書いている』という自覚があるのに、なぜか新人賞に受からない。


    それも一次選考で落とされる。『こんな筈ではなかったのに……』と臍を噛んでも落とされた後なのだ。


    これは選考する側には、選考する側の視点があり、守らなければならない定石・作法があるからです。こと新人賞に限っては、我流は一切通用しない。


    その作品に注ぎ込んできた時間と労力、精神的エネルギー、その作品にたいする思い入れ……。


    失った物のあまりの大きさに、自らの境遇の信じられなさに、思わず血の気が引くのです。落選とはそういう経験です。


    そういった経験を一度でもされた人にとっては、若桜木氏のアドバイスは「(次からは)転ばぬ先の杖」でありましょう。


    「こんなところを見られているんだぞ!」とチェックポイントを教えてくれているわけですから、「試験のヤマ」を教えてくれるありがたい神様のような先生なのですね。


    当然、受賞率も上がってくるでしょう。毎年多くのプロ作家を輩出している名門である実績があるわけです。


    この揺るがぬ実績・現実を前に、否定的な讒言を述べる者にたいしては「若桜木氏をおいて、他に誰がいるのか?」と私は訊きたい。


    本書は、小説のプロットにテーマを置き、その講座の熱い雰囲気を体感しつつ、作品を面白く感じさせるプロのテクニックを吸収できる最高の書物なのです。


    自信を持ってお勧め致します!


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    新人賞を狙える小説プロット実戦講座―作家デビューしたい!


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  • 「小説の技巧」 デイヴィッド ロッジ

    【内容紹介】

    読者を小説世界に引きずりこむために作家は書き出しにどんな工夫を凝らしているか。


    サスペンスを持続させるにはいかなる妙技が必要か。登場人物の名前がもつ意味は。


    「エマ」「ユリシーズ」から「ライ麦畑」「日の名残り」まで、古今の名作を題材にその技法を解明し、小説味読の楽しみを倍加させる一書。


    【ベストレビュー】

    『小説の技巧』というタイトルは若干わかりにくいようですが、 いわゆる、小説の書き方入門、という類の本ではありません。

    自身も小説家であるディヴィッド・ロッジが、数多くの英米小説(名著ぞろいです)から一部を抜粋しつつ、小説の演出技法を紹介していきます。

    「書き出し」「名前」「時間の移動」「コミックノベル」「シュルレアリスム」…等々、 聞いただけでワクワクするような項目ぞろいです。

    また、平易な言葉で書かれてはいますが、内容自体は結構深いところまで突くので、 じっくりと腰を据えて読まないと理解できないかもしれません(笑)
    しかし、気になった項目をパラパラ眺めるだけでも結構楽しく過ごせます。

    もともとディヴィッド・ロッジが、丁寧で整合性のある物書きということもありますが、 この本に関しては、とても翻訳が良く、翻訳書とは思えない(日本人が書いたのでは?と疑うくらい)、綺麗な文章となっています。


    うろ覚えですが翻訳者の一人、柴田元幸さんは東京大学で教授をされている方だったと思います。翻訳家としても著名で、堅実で綺麗な文章を書く方です。


    翻訳者の努力も合わさって、この本は最高の一冊となっています。

    この本は小説の手引き書ではありませんが、折り目正しい文章、面白い内容(形容する言葉がこれ以外思いつかないのが悔やまれます)は、 小説家を目指す人、あるいはそうでない人にも一読の価値ありです。


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  • 「女職人になる 」 鈴木 裕子

    【内容紹介】

    女職人という仕事を学ぶ。仕事の中身から、女というメリット・デメリットまで働く場所としての「女職人」をみつめる。「和の仕事」に就職する方法。


    【ベストレビュー】

    タイトルを見て、職人になった女性を取材したルポルタージュかな?といった印象を抱いたが、ちょっと違った。勿論そういう読み方をしても一向に構わない内容だが、「女職人になる」の“なる”の意味するところが、読んでみるとわかる。これは女職人になりませんかといわんばかりの、いわば職人版の「とらば~ゆ」なのだ。こんな表現をすると叱られそうだが、しかし、この本に登場する「主人公」の彼女達は、学生時代から社会人の初期にかけて(多少幅があるが)「男女雇用機会均等法」施行、「とらば~ゆ」創刊といった、女性の職業観が大きく変わった時代を通過してきている。そのほんの少し前まで、大学卒業後、女性はお茶組みやコピー取りを3年ほどやって寿退社、なんてのが日本のスタンダードだったはずだ。そしてその後、バブルは崩壊し、職業観のみならずライフスタイルや個人の嗜好に至るまで、価値観は多様化した。気づけば女性総合職も女社長も珍しくなくなった。この本に登場する彼女達はそんな時代の中で自分が本当にやりたいことを見つけて職業にしたのだ。混沌とした時代を、会社という小船にしがみついてなんとか凌いできたサラリーマンからすると、カッコよくて、ちょっと憧れる。これは学校の進路指導室に置いてもいい本かもしれない。だって業種別に「職人の成りかた」が解説されてるのだから。ココがこの本の最大の特徴とも言える。


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  • 「働く女性のための色とスタイル教室 幸せを呼ぶ外見のつくり方」 七江 亜紀

    【内容紹介】

    自分を一番きれいに魅せてくれる「色」と「スタイル」がわかる本。
    自分の顔や手に付録のカードを近づけるだけで、一瞬で美肌をつくれる色がわかります。
    そして、一瞬で外見力をアップする、自分の顔のパーツ、輪郭、体型に合わせた、洋服、アクセ、バッグ、帽子、眼鏡などの選び方も教えてくれます。
    著者は、就活、婚活、キャリアップなどのシーンで結果が出せると人気を呼び、クチコミで人気が広がるトータルカラーコンサルタント。


    【ベストレビュー】

    すごく素敵な本です。
    七江さんの言葉も説得力があるし、イラストもおしゃれな雰囲気で眺めているだけでワクワクします。
    カバー折り返しに七江さんの写真がありますが、きれいな人で説得力倍増(笑)。
    この本を読んで何より良かったのは、「”好きだから、流行だから”というだけで選んだ服ではなく、客観的に見て似合う色やデザインの服でなければ、きれいには見えないんだ」ということを、骨の髄まで(笑)教え込んでくれたことです。
    当り前のことだとは思うんですが、なかなか意識できていなかったので。
    私はおしゃれは好きですが、流行とか周りにふりまわされてばかりで、何を買っても満足できず、ずーっとモヤモヤしていました。その原因はこれだったんだな、と思います。
    客観的に似合う色やデザインを知る方法も、しっかり教えてくれます。
    カラーチャートで自分の色タイプを判断できたり(私は本のアドバイス通り、周りの人(家族)の意見を聞きながらやりました。ただし、夫の意見は彼の願望が入っているようだったので、半分聞くにとどめました(笑)。後日プロに診てもらう機会がありましたが、この本の結果と同じでした)、タイプ毎に似合う色のサンプルもついているので、買い物やワードローブの整理にとても役に立ってくれています。
    色だけではなく、自分の骨格や顔立ちから似合う服のデザインや、小物を知る方法も教えてくれるので、トータルで自分のファッションを見つめなおすことができました。
    この本に出会って、「自分に似合うもの」が以前よりよくわかるようになりました。
    買い物も楽だし、手持ちの服も整理できて、すっきりした気分です。
    これまで色々なファッションやカラー関係の本を読みましたが、実際に私のワードローブを変えてくれたという意味でも、No.1の本です。


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    働く女性のための色とスタイル教室 幸せを呼ぶ外見のつくり方


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    「わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ! 」 兼高 かおる

    【内容紹介】

    1959年から1990年まで続いた長寿番組「兼高かおる世界の旅」のナレーター、プロデューサー兼ディレクターを務めた兼高かおるさん。今のように海外旅行が一般的ではなかった時代、この番組を通じて海の向こうの異国に思いを馳せ、いつか自分もと海外旅行をと、毎週の放映日を心待ちにしていたファンも多かったことであろう。訪れた国は150か国、移動距離にして地球180周分、1年の大半を海外取材に費やしたという著者は、「私の人生のほとんどが仕事であり旅だった」と振り返る。<br> 本書は、番組終了後20年の歳月を経て今年82歳になる著者が、旅への思い、旅を通じて見えてきた世界、そして日本、また、これからの若い世代に伝えておきたいことなどについて語ってくれる。その言葉は、あらゆる世代の日本人に生きる勇気を与えてくれるだろう。


    【ベストレビュー】

    子供の時から「兼高かおる世界の旅」が大好きで、世界中を飛び回る美しい兼高かおるさんが、憧れの人でした。私が旅好きになったのも、この番組の影響かもしれません。
    かつて海外旅行が、多くの庶民にとっての夢だった時代に、毎週欠かさず見ていた番組の一つです。
    美しい日本語を話し、いまだ衰えない兼高さんの美貌は驚異的です。
    本書では、貴重な写真が多く掲載されています。ケネディ大統領、チャールズ皇太子、サルバドール・ダリと面会した時の写真、兼高さんの若い頃の水着姿などもありました。
    人生を3分割にたとえた一節や「若い人は安い旅をしてはいけない」「年を重ねてから、人をほめるようになり、謝罪の言葉がすらりと出るようになった」という部分等に感銘を受けました。
    私は、31年間続いた「世界の旅」の番組的な資料や、貴重な体験がもっと語られていることを期待して購入したので、その部分が物足りなく★4個にしました。巻末には、訪れた国々と初訪問年は掲載されています。
    人生の第3章(リタイア後の人生)を生きている人達への応援歌であり、膨大な回数の旅の経験から学んできた、若い世代へ伝えたいメッセージが綴られたエッセイです。

    中高年層にやさしいつくりで、文字は大きめで読みやすかったです。


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    わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!


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    「小説キャラクターの創り方」 若桜木 虔  高橋 桐矢  すぎたとおる

    【内容紹介】

    新人賞受賞作をメッタ斬り。年間千冊以上を読破する著者(若桜木)だからこそ、わかる―生き残れる作家、生き残れない作家。大ヒットアニメ・映画・小説のキャラを徹底分析。


    【ベストレビュー】

    若桜木虔、高橋桐矢、すぎたとおる、お三方の座談会形式で「小説キャラクターの創り方」を学ぶ企画です。
    三人の連名になっているので対等かと思いきや、この場を牛耳っているのは筆頭の若桜木氏でありましょう。
    年間1000冊を読破し、その著作数500を超えるエンターテイメントの大御所の前に、名だたる新人賞受賞作がメッタ切りです。
    「なぜ売れたのか? なぜ売れなかったのか?」をきちんと冷静にプロの目で分析して、傾向と対策がわかるようにプレゼンテーションしてくれています。
    魅力のあるキャラの造型やキャラの立て方といったノウハウはもとより、一般ウケするキャラと新人賞選考の場で評価されるキャラの違いや、新人賞を受賞しても魅力的なキャラを作り出せない作家が消えてゆく現状など、話題は業界の裏話まで及んでおり、とても参考になるとともに、知ることによって恐ろしさも感じました。
    内容は商業的であり、プロ向きだと思います。
    「ウケるかウケないかはどうでもいい。小説で飯を食うという発想自体が卑近である。小説は魂の芸術であり、選考委員の顔色を伺ったような小手先だけのテクニックで賞を貰ったところで何になろう。本心から、己が魂の根底から湧き出た作品でなければ、そもそも書く値打ちなど無い。ただ一作、己の人生と引き換えにこの作品を私は遺したい」という素晴らしきアマチュアリズムの方にも是非読んで頂きたい内容です。


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    小説キャラクターの創り方―漫画・アニメ・映画、小説から学ぶ


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    「境界への欲望あるいは変身」 桐山 恵子

    【内容紹介】

    ワイルドとコレリが愛した19世紀ロンドン。お姫さまが働き、ゴブリンが飛び回り、サタンが紳士に、紳士がサルになる…この世界の行きつく先は。


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    19世紀イギリスが好きなので読んでみましたが、分かり易くて面白いです。
    素人には難しい事柄も丁寧に説明されていて、単なるガイド本にはない満足感がありました。全部で9章あるので、関心のある章だけ読んでもいいと思います。
    ファンタジーといっても、ハッピーな世界ではなくヴィクトリア朝はかなりダークな感じです。
    プリンセスが階級落ちする代わりにメイドがプリンセスにのし上がったり、少女に攻撃する暴力的な妖精が出て来たりします。ロンドンを歩き回って、わざと危険な地域で恋をする貴族青年は、マンガの主人公みたいでした。
    ヴィクトリアン好きでもファンタジー愛読者でも、両方、楽しめる本です。
    個人的に、筆者のエッセイみたいな「あとがき」にとても共感しました。


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    境界への欲望あるいは変身-ヴィクトリア朝ファンタジー小説-


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    「終わらない悪夢」 ハーバート・ヴァン サール

    【内容紹介】

    ジョン・コリアから経歴不詳の謎の作家まで各アンソロジストが贈る英国ホラー・アンソロジー。初めての奇妙な味、懐かしの奇妙な味。


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    イギリスを代表する名ホラー・アンソロジストのヴァン・サールが編纂した20編収録の英国産傑作ホラー短編集です。本書の収録作家は殆どが日本では全く知られていない方々ばかりで、却って初めて読む期待が高まりフレッシュで良いと思います。そんな中で近年再紹介されて人気が復活したジョン・コリアと、変り種としてあのビートルズのジョン・レノンの遺した作品(わずか3頁の掌編ですが)が入っているのが、興趣を添える話題といえるでしょう。数ある傑作の中で、私のお気に入りの6編を紹介します。
    『終わらない悪夢』ロマン・ガリ著:ナチス・ドイツの犠牲者の哀しい心情と不可解な人間の性に憐憫の情が呼び起こされ、最終行の言葉が衝撃的で忘れ難い記憶が刻まれます。『誕生パーティー』ジョン・バーク著:幼い子供達の心中にある残酷さが描かれ、その狡猾な計算高さに慄然とします。『私の小さなぼうや』エイブラハム・リドリー著:狂気に駆られた母親の妄念を描き、ラストの一行で謎が解けると同時に心身を凍らせます。『暗闇に続く道』アドービ・ジェイムズ著:殺人者と司祭と謎の美女が登場し、破滅に向かって転げ落ちていく因果応報の物語です。『私を愛して』M・S・ウォデル著:自分にしか見えない微笑を浮かべる美女に取り憑かれた男の凄惨な末路の物語です。『基地』リチャード・スタップリイ著:本書中唯一のSFホラーで、記憶を失い自分が何者かを探そうと努める男の意外な正体が焦点ですが、他にも戦時国家の非情さが生む重苦しい圧迫感が心に残ります。
    本書に収録された作品はどれを取っても十分満足が得られる傑作揃いですので、貴方もぜひ身の毛もよだつ怪奇と戦慄の世界に心遊ばせ、存分に甘美な恐怖のカクテルに酔い痴れる事をお奨めします。


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    終わらない悪夢 (ダーク・ファンタジー・コレクション)


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