熱中症対策13「飲み物がない！何リットル準備していましたか？」

大事な試合前に、
どれくらい飲み物を準備していますか？

今まで、夏の高校野球大会で、
何回か見てきました。

緊急事態！

試合中に選手が、
ベンチ前からスタンドに向かって、

「水分がなくなった！」
「持ってきてくれ！」

もはや、
試合どころではありません。

どれだけ、準備したのでしょうか？

2008年（熱中症対策開始前）
全国高等学校野球選手権香川大会出場
３９校　アンケート調査

準備した水分量
１００リットル以上　２校
９０～９９リットル　１校
８０～８９リットル　１校
７０～７９リットル　２校
６０～６９リットル　４校
５０～５９リットル　０校
４０～４９リットル　６校
３０～３９リットル　５校　
２０～２９リットル１３校
１０～１９リットル　３校
　０～　９リットル　０校
　不明　　　　　　２校

少なすぎます！

水分補給の認識があまい！

ちなみに、私が準備したのは、
最も多い１６０リットルでした！

内訳は、
スポーツドリンク　　　８０リットル
ミネラルウォーター　　８０リットル
です。

持ち込み水分量の算出

１人１時間あたりの必要量
練習時の体重測定から
１時間で体重約１kg減少します。
１時間あたり１人１リットル

ベンチ入り人数
　選手２０名＋スコアラー１名
　＋監督１名＋責任教師１名
　計２３名
（ベンチ内の気温がグランドよりも高いため、
　　　　　　　　控え選手の水分補給も重要）

時間
球場入りから試合後まで　
試合前　２時間（準備・W－up等）
試合　　４時間（延長１５回を想定）
試合後　１時間
計７時間

したがって、
１リットル×２３名×７時間
＝１６１リットル

他に、飲料用の
氷
特大クーラーボックス１個分

運搬が大変ですが…

参考にしてみてください！

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