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静かなる退職(quiet quitting・クワイエット・クィッティング)

あるドクターのブログから、

 

「「静かなる退職(quiet quitting・クワイエット・

 クィッティング)」とは、労働から心理的に遠

 ざかり、必要最低限の労働しかしないこと

 を指す。

 

「静かな退職(Quiet Quitting)」は、仕事と

プライベートのバランスを重視する傾向が

あるZ世代を中心に、共感を得ている。

 

この言葉は、あるアメリカのキャリアコーチ

が、動画SNSのTikTokで「静かな退職(Quiet

 Quitting)」のフレーズを使った動画を発信した

ことがきっかけで、これまでのハッスルカル

チャー(仕事に生きがいを感じる文化)に一石

を投じる形となり、注目を集めました。

 

昨年のameba timesの記事では、

日本の会社の60%がすでに「静かな

退職」状態にあるとしています。

 

「仕事はさぼった方が勝ち」という信念から、

心療内科で「適応障害」なる診断名(その

ような病気はありません)をもらって休職し、

それでも8割の給料をもらって「ラッキー」と

ほくそ笑んでいる悪質な例もあるようです。


仕事にやりがいがないのは、スキルアップ

しても給料や待遇が変わらないばかりか、

むしろ仕事が増えるばかりという現実を

反映しています。

 

目標とするロールモデルが社内に

いないばかりでなく、先輩たちの

哀れな末路を見ると、「このままで

は将来はない」と考えるのは当然

だと思います。

 

必ずある一定の集団になると、共同

作業で手を抜くものが出てきます。

 

これを「働きアリも20%はぶらさがって

いる」という譬え話にされることがあり

ます。

 

実は、この「静かな退職」という言葉

を知ったときに、真っ先に思い浮かん

だのが、先進国と呼ばれる国々を

中心に起こっている社会現象でした。

 

会社ではなく、世界の大衆全体が

国や世界あるいは地球や生命全体

に対してコミットメントをせず、「静かな

退職」状態にあるということです。

 

地球や生命全体に対してコミットメント

するというのは、私たちを創造的に進化

させて、よりよい社会を作り、かつ自然や

他の生命体との共存をはかるということ

です。

 

人類の「静かな退職」状態は、歴史上

(現代だけではない)の大半の人類の

特徴である『今だけ、金だけ、自分だけ」

の”三だけ主義”に典型的に現れています。

 

私たちは、自然の一部である生命体

なので、本来はこのような歪んだ思想

とは真逆の生き方(世界、地球、生命

体全体にコミットメントする)ができるの

です。」

 

さて、午後4時退社でも生産性世界一

のデンマーク。

 

なぜか?

やりたい仕事をしているから

だそうです。

 

以下、関連サイトより。


「デンマークは、スイスの国際経営開発研究所

 (IMD)が出している国際競争力ランキングで、

 2022年と23年に総合1位でした。

 

今年はシンガポール、スイスに抜かれましたが、

それでも3位です。

 

 このランキングは、「経済状況」「政府の効率性」

「ビジネスの効率性」「インフラ」の4分野の評価で

決まります。

 

デンマークは特に「ビジネスの効率性」が強く、5年

連続で1位でした。

 

一方、日本は総合ランキングで67カ国中38位。

 

最も弱いのが「ビジネスの効率性」で、51位でした。

 

 「ビジネスの効率性」は、生産性と効率性や経営

慣行などを総合した指標です。

 

生産性や競争力と聞くと、仕事を速くこなすことを

想像するかもしれません。

 

しかし、デンマークの人たちの暮らしぶりはのんびり

しています。

 

人生や仕事で何を大切にするのかという軸を持って、

物事の優先順位をはっきりつけているのです。

 

根底にあるのは、プライベートが充実してこそ仕事

ができるという考え方です。

 

 例えば、家族や大事な人との関係が崩れてし

まったら、大きな悩みごとになりますよね。

 

それを抱えながら、仕事で高い成果を出すのは

難しい。

 

 「ワーク・ライフ・バランス」と聞くと、仕事と生活

のどちらを取るかが対立しているように聞こえます

が、ライフがあるからワークがある、そしてワークが

うまくいくとライフも充実するのです。

 

 仕事が忙しすぎると、自分が人生で何を大切にし

ているのかが見えづらくなってしまうので、決して無理

をしない。優先順位を決めて、3、4位以下は落として

いくという考えなのです。」

 

そもそも日本人はプライベートの意味を

分かってないような気がします。

 

お江戸をほっさるく(ぶらぶら散歩する:宮崎弁)

文明が「進化」すればするほど、

人間は時間に追い立てられる。

 

文明は、人間が得る僅かな隙間も

見逃さない。

 

資本主義は、消費が原動力。

 

人間は、消費の対象として

物化される。

 

畑のオブジェ(笑)。

 

野趣に富んでいる(笑)。

 

亀を見ると不思議な気持ちになる。

 

俺達が海洋生物だった頃の

記憶が蘇るからだろうか?

 

地球が生み出してきた

生物の多様さは凄まじい。

 

その形状も色彩も

生きる仕組みも、

人知を遥かに超え

ている。

 

人間が、その多様さの一部として、

共存するなら、人生に飽きることは

無いだろう。

 

人間を生物界の頂点として捉える限り、

自らの存在を狭い檻の中に封じ込める

ようなものだ。

 

人間による人間社会、人間目線でしか

視ない自然は、思い込みの幻想

でしかない。

 

俺は、能の稽古をしているから

利休の言うことが良く判る。

 

16年も稽古している割には、

下手糞だけど(笑)。

 

わび、さび、もどき、まねび・・・・・。

 

言葉でなく感じ捉えることが

日本の美学。

 

まだ5月には早いけどね(笑)。

マー・ワラー・アンナフル ما وراء النهر

マー・ワラー・アンナフルとは、

中央アジア南部のオアシス

地域の歴史的呼称。

 

マー・ワラー・アンナフルは

アラビア語で「川の向うの土地」

を意味する。

 

ギリシア語やラテン語では、

トランスオキシアナ(Transoxiana、

オクサス川(アム川)より向こうの地)。

 

なぜかマー・ワラー・アンナフルという

地名と地域に俺は惹かれる。

 

古来、この地は様々な遊牧民が

集ったオアシス。

 

66歳になってもクッキリと蒙古斑の

残る俺の血が騒ぐ(笑)。

 

以下、Wikiより

 

「マー・ワラー・アンナフル」と呼ばれる地域は、

イスラーム以前のサーサーン朝がアケメネス朝

の行政単位をそのまま用いてソグディアナと呼ん

でいた領域とほぼ重なるそうだ。

 

また、サマルカンドやブハラなどの

マー・ワラー・アンナフル南部の地域

はかつてのソグディアナの名称がそ

のまま残り、特に「スグド地方( بلاد سغد

 bilād-i Sughd)」とも呼ばれ、現在の

タジキスタンのソグド州に名称が受け

継がれている。

 

この地域は、イラン系であるソグド人、

テュルク(トルコ)系の遊牧民が入り

交じり、近隣の大国に支配を繰り返

されてきたという歴史を持つ。

 

被支配の歴史が長く続くが、

商業活動は盛んに行われて

いたようだ。

 

ギリシャ・ローマの時代から

欧州と中国を繋ぐ陸のシルク

ロードの要衝であるから、

 

様々な商品だけでなく、

宗教や思想、統治の

諸方、インフラ等の

土木技術、詩歌に代表される

文芸と文化など、あらゆる

分野の物や情報がこの地を経由し、

中国に入り、更には極東の日本

にまでもたらされただろう。

 

特にこの地域のイラン系ソグド人の

活動範囲は東ローマ帝国から唐の

長安にまで及んでいたという。

 

ソグド人は様々な近隣大国に支配されるも

独自の文化を維持していたとされ、ソグド語

とソグド文字を使い、宗教的にはゾロアスター

教を信仰ていたという。

 

2世紀から3世紀にかけては中国に

仏教を伝え、6世紀から7世紀には

マニ教とキリスト教のネストリウス派

を中国やテュルク人(トルコ系遊牧民)

に伝え、東方のイラン系精神文化も

中国にもたらしたとされる。

 

ソグディアナ(マー・ワラー・アンナフル)

の東では交易路沿いの各地にソグド人

が集落を作り、中国の京師(長安・洛陽)

にも住んでいた。

 

また、中国東北部の渤海国にもいたと

推測されている。

 

中国に移住したソグド人には、ゾロアスター教

の信仰を守る者のほかに仏教に帰依する者も

いたそうだ。

 

仏教僧には法蔵 のようなソグド系の僧侶や、

康僧鎧や康僧会などソグド姓をもつ者の記録

があるという。

 

特に唐の則天武后から中宗の時代には、長安

や洛陽における仏教の普及にソグド人も

貢献したといわれている。

 

インドに向かった玄奘や、インドから唐へ旅を

した金剛智、日本に渡航した鑑真などの旅に

はソグド人が同行して活動を支えたというから

驚きだ。

 

ソグド人がユーラシアで果たしてきた

役割は多岐にわたる。

 

これから更にマー・ワラー・アンナフルと

ソグド人について調べていきたい。

 

にゃんず

能稽古の通い道。

 

いつもこのアパートの敷地に

いる野良にゃん。

 

夜は何処で寝てるのか

にゃ?

 

自宅近所の空き家に

時々現れる野良にゃん。

 

冬は野良には辛いにゃん。

 

どっか暖かい場所が見つかると

良いにゃ。

 

こちらは、温かい場所を見つけた

飼い猫。

 

エンジンの余熱が

残ってるのかにゃ?

 

もし、駐車場に停まったばかりの

車を狙ってたとしたら、

 

君、賢いにゃ。

 

自宅近所の野良にゃん。

 

いつもこの家の玄関で朝夕の

食事を頂いている。

 

成増の外飼い猫。

 

ここには、3匹いる。

 

俺が通る夕刻には、よその

おばちゃんが食事をあげに

来ている。

 

優しい人に恵まれて

良かったにゃん。

 

『葛城』

今月から『葛城』の

謡稽古を始めた

 

先月、国立能楽堂での金春定期能で

観賞したばかりの曲だ。

 

以下、あらすじとみどころを

the 能 .comから。

 

あらすじ

 

ある冬のこと。出羽国羽黒山(今の山形県)

の山伏の一行が、大和国葛城山(今の奈良県)

へ入りました。

 

ところが一行は山中で吹雪に見舞われ、

木陰に避難します。

 

そこに近くに住む女が通りがかります。

 

途方に暮れていた彼らを気の毒に思い、

女は一夜の宿を申し出て、一行を自分

の庵に案内します。

 

庵で女は、「標(しもと)」と呼ぶ薪を焚いて

山伏をもてなし、古い歌を引きながら、葛城

山と「標」にまつわる話を語ります。

 

話のうちに夜も更け、山伏は夜の勤行(ごん

ぎょう)を始めることにします。

 

すると女は、自分の苦しみを取り去るお祈りを

してほしいと、言い出しました。

 

山伏は、女の苦しみが人間のものでない

ことに気づき、問いただします。

 

女は、自分は葛城の神であり、昔、修験道

の開祖、役(えん)の行者の依頼を受けて、

修行者のための岩橋を架けようとしたが、

架けられなかった、そのため、役の行者の

法力により蔦葛で縛られ、苦しんでいると

明かし、消え去ります。

 

山伏たちが、葛城の神を慰めようと祈って

いると、女体の葛城の神が、蔦葛に縛られ

た姿を見せました。

 

葛城の神は、山伏たちにしっかり祈祷する

よう頼み、大和舞を舞うと、夜明けの光で

醜い顔があらわになる前にと、磐戸のなか

へ入っていきました。

 

みどころ

 

冬になれば深い雪に閉ざされる葛城山

を舞台にした、幻想的な雪の能です。

 

山伏が山へ入れば、もうそこは一面の

銀世界。演出上、作り物などで雪を現実

的に見せる多少の仕掛けを除いて、舞台

にはほとんど何もありません。

 

そこで演じられる静かな所作と、弱吟主体

の穏やかで流麗な謡とが、さまざまな雪景

色の移ろいを、観客の目の前に呼び起しま

す。

 

物語自体は、古い葛城山の伝説・神話を伝え

るような内容で、神秘的で詩情が感じられます。

 

清らかな月明かりに照らされ、白く輝く

雪のなか、女体の神が舞う……。

 

この世のものではない神話の情景を、

お楽しみいただけるでしょう。

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