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季節を捲った長命寺 その1
ここは、自宅近所の長命寺。
東高野山として江戸の頃
栄えた真言宗のお寺です。
朝夕の通勤路にあります。
この写真は、初夏の頃。
真言宗の始祖である空海が
青年時代に、道教や儒教でなく、
なぜ仏教に帰依したのかという
根拠が、空海24歳の時に著した
『三教指帰』に吐露されています。
寓意小説であるものの、道教に関しては
哲学的側面よりも神仙道に偏った描き方が
気に障りますが。
釈迦が人の生のダルマ(法)に
開悟してから約1,300年後に
空海は生を享けた。
その約1,300年の間に、
夥しい数の経典が編ま
れた。
勿論、それらの経典の大半は、
釈迦の死後100年以上経って
編まれたものである。
釈迦自身は、教義(ドグマ)を持つことを
否定した、との説もある。
空海は、夥しい玉石混交の仏教教義の
中から密教を選択した。
この話は長くなるので、後日に
譲る。
そんな話題を綴っている間に
秋になった(笑)。
これら紅葉・黄葉の写真は、
長命寺近所の公園。
長命寺の秋は、明日にお届けします。
つづく。
สวัสดี ค่ะ サワディー カー こんにちは。
タイの友人から写真が送って来た。
彼女は、敬虔な仏教徒。
友人と言っても、
10年ほど前から仕事で
電話やメールをしている
ビジネス パートナー。
会ったのは、8年前に一度だけ。
バンコクから、取引先の工場がある
ミャンマー国境近くのカンチャナブリー
まで一緒に行った。
車で片道3時間。
2泊3日のタイ滞在中、
仕事は勿論、観光や屋台での食事など、
大変お世話になった。
その彼女です。
実は俺、今から42年前、
23歳の時にタイに行って
います。
その後のタイは急変貌。
特に首都バンコクは、すっかりモダンな
大都会になりましたが、バンコクを離れれば、
昔ながらの長閑なタイの風景が広がり、
人々も仏教に帰依した純朴純真な心を
持った人達が多いのです。