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浄瑠璃

浄瑠璃

 

サンスクリット語で、

清らかな青いサファイア。

 

薬師如来の浄土はこれによって

装飾されていると言われています。

 

神仏混交の日本にあっては、

多神多仏のおわします空間は、

清浄な青の世界なんでしょう。

 

人は生まれますが、神は成ると

表現します。

 

神が成る=神成=雷

 

洒落かもしれませんが、天上界から

青い稲妻が地を貫くのを、浄瑠璃世界

から神々が降臨すると感じたのかも

知れません。

 

さて、日本で浄瑠璃と言えば、

伝統芸能のひとつです。

 

Wikiによれば、

 

「平曲・謡曲などを源流とする

 音曲語り物の一つ。

 

室町時代の末に、広く民衆に迎えら

れた琵琶や扇拍子を用いた新音曲の

中、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を

内容とする「浄瑠璃物語(十二段

草子)」が流行したところから、この

種の語り物の名となったもの。

 

のちに三味線の伝来とともにこれに

合わせて語るようになり、江戸初期

には人形あやつりと結んで人形芝居

が成立。

 

はじめは、金平、播磨、加賀、説経節など

の古浄瑠璃が江戸・京坂に流行。元祿期

(1688-1704)には竹本義太夫が近松門

左衛門と組んで、義太夫節を完成した。

 

のち、河東・宮薗・常磐津・富本・
清元・新内などの各流派が派生した。
 
能、狂言、浄瑠璃、歌舞伎。
 

それらは複雑に絡み合い、

様々な流派が切磋琢磨し、

 

常に新しい境地を拓いて、

洗練された芸術性を磨いて

きた。

 

伝統芸術は、革新性に充ち充ち

ていたものだった。

 

そこで表現されるものは、

表面にあらわさない奥ふかい心。

心のそこ。

したごころ。

そこごころ。

 

つまりは底意(そこい)だった

 

革新無き伝統芸術は、

博物館に収められた

命魂無き化石と

同じなのである。

牛に会いたくて 自宅から徒歩約一時間 その2

ここは、大泉学園にある

小泉牧場。

 

東京23区内で唯一の

牧場です。

 

自宅から徒歩約一時間。

 

この日の天気予報では、

 

ここ大泉学園は37℃。

体感温度は、40℃近く

あったけれど、

 

沢山の牛さん達に会えて、

満足でした。

 

牧場近くには、東京ワイナリー

もあるんです。

 

喉が渇いたので、ワインでも一杯

ひっかけようと思ったが、中を覗くと

お客が一杯だったのでパス。

 

近所の小学校では、歩きながら

読書する尊徳像が健在。

 

1892年、明治25年に出来た

小学校です。

 

132年前に出来た小学校です。

 

暑すぎた約2時間のご近所散歩。

流石に帰りは電車に乗って

帰宅しました(笑)。

牛に会いたくて 自宅から徒歩約一時間 その1

あぶない刑事は見たことないが、

 

東映撮影所のある大泉学園

まで、自宅から約一時間かけて

歩いて来た。

 

俺が生まれたのは

昭和33年です。

 

その年前後のこの辺りの

風景です。

 

この日の温度は、37℃。

 

体感温度は、40℃くらい

あって、息をするのも

暑苦しい状況だった。

 

なぜそんな猛暑の中を

一時間近くもかけて歩いて

来たのか?

 

牛さん達に会いたかった

からです。

 

東京23区内唯一の

牧場です。

 

ここ大泉学園でアニメの仕事を

されているブロガー、Koroさんが

度々ここ小泉牧場を撮影されて

いたので、

 

感極まってやって来たのだ。

 

約30頭ほどいるのだろうか。

 

牧場経営者の小泉さんは

3代目です。

 

都会での牧場経営には、

多くの苦難を伴ったそう

です。

 

つづく。

お江戸をほっさるく(ぶらぶら散歩する:宮崎弁)

明鏡止水と共に、

なかなかねぇ(笑)。

 

アメ横です。

 

「ふるさとの訛なつかし 停車場の

人ごみの中に そを聴きにゆく」と

いう啄木の短歌。

 

去年の9月迄バイトしていた

マンション。

 

一昨年のクリスマス(笑)。

 

赤羽です。

 

この絵を分かる世代も

少ないだろう(苦笑)。

 

海外進出も盛んな

日本のラーメン。

 

世界文化遺産になる日も

間近か?(笑)

 

「おごり おごられ禁止」

 

「泥酔の方はお断りします」

 

赤羽は、店の張り紙がユニーク。

 

都内では、廃墟化も

進行中。

 

賑わっているのは

特定の地域だけです。

 

資本主義は、弱肉強食の

世界です。

 

不平等こそが、資本主義の

エンジンなのです。

『仏陀という男ー初期仏典を読みとく』清水 俊史 著(ちくま新書)

歴史上の人物を、現在の価値観で

理想的に解釈するという間違いは、

学者に限らず、多くの人達がその

陥穽にはまり易い。

 

今から約2500年も前の人物である

仏教の始祖ゴータマ・シッダルタも

その例に漏れない。

 

著者の清水氏は、サンスクリット語、パーリ語で

書かれた原始仏典を丁寧に紐解き、神話的

表現や過大評価をそぎ落として、当時の時代

状況を踏まえた人間ゴータマ・シッダールタに

肉薄しようとする。

 

そもそも近代以前には、原始仏典後に

編まれた大乗仏典や偽教も含め、

その内容に疑義を挟むことなど

許されてなかった。

 

 

今は、時代的制約に縛られず、どんな

聖人君主であっても、虚飾を見極める

学究が可能な時代なのである。

 

【目次】
はじめに


第一部ブッダを知る方法
第1章ブッダとは何者だったのか
「歴史のブッダ」を問い直す/「神話の

ブッダ」を問い直す/これからの「ブッダ」

を問い直す


第2章初期仏典をどう読むか
初期仏典とは何か/批判的に読むとい

うこと/先入観なく読むということ/傲慢

なブッダ、謙遜するブッダ/韻文優先説と

人間ブッダ

第二部 ブッダを疑う
第3章ブッダは平和主義者だったのか
「善なる殺人」は肯定されるのか/暴力や

戦争はどのように否定されるのか/征服を

助言するブッダ/ブッダの生命観/殺人鬼

アングリマーラ/父殺しの王アジャータサットゥ/

解釈としての平和主義


第4章ブッダは業と輪廻を否定したのか
神話を事実である「かのやうに」捉える/

無我と縁起/無記と輪廻/中道と輪廻/

ブッダの輪廻観


第5章ブッダは階級差別を否定したのか
ブッダの近代性・合理性/平等を説く資料と、

差別を容認する資料/沙門宗教という文脈/

聖と俗の平等/理想と現実/アンベードカル

の社会改革


第6章ブッダは男女平等を主張したのか
仏教と女性差別/女性を蔑視するブッダ/

女性の〝本性〞/平等の限界と現実/

ブッダの男女観


第7章ブッダという男をどう見るか
現代人ブッダ論/イエス研究との奇妙な

類似点/「歴史のブッダ」と「神話のブッダ」

第三部 ブッダの先駆性
第8章仏教誕生の思想背景
生天と解脱/バラモン教と沙門宗教/

沙門宗教としての仏教
第9章六師外道とブッダ
道徳否定論/唯物論/要素論/決定論/

宿作因論と苦行論/懐疑論/沙門ブッダの

特徴


第10章ブッダの宇宙
梵天と解脱/生天と祭祀/瞑想と悟り/

現象世界と解脱


第11章無我の発見
個体存在の分析/バラモン教や唯物論者

との違い/ブッダは「真の自己」を認めたのか/

経験的自己と超越的自己/なぜブッダは自己

原理の有無に沈黙したのか/ブッダの無我説


第12章縁起の発見
縁起の順観と逆観/煩悩・業・苦/ジャイナ教の

縁起説/ブッダの縁起説

終章 ブッダという男
参考文献/あとがき

 

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