Vol.36 Dog Walk Against Cancer
Dog Walk Against Cancer
米国でも日本でも癌患者を支援するために様々なタイプのウォークが盛んに行われていますが、5月2日に行われたのは、犬のウォークです。“Bark For Life ~Dog Walk Against Cancer”という催し物で犬たちが飼い主と一緒に癌患者のために歩くのです。
受付のテントで20ドルの参加費を払い、スポンサーの名前入りのパーブル、グリーン、赤、ブルーなのどのバンダナとトートバッグをもらいます。参加費が主催のアメリカン・キャンサー・ソサエティに寄付されます。
場所はマンハッタンのアッパーウエストサイドにあるリバーサイドパークです。
好天に恵まれたこの日はウォークには最適です。
ちゃんと、公園を綺麗にしましょうと呼びかけた看板も設置されてます。
さあ、スタートラインに並んで出発です。
飼い主と一緒に一斉に歩き出しました。
ハドソンリバーを右手に見て、緑の公園を歩くのは、犬だけでなく、参加者も気持ちよさそうです。
ちゃんとドッグウォーターも用意してあり、ひと息つけますね。
競争ではないので、のんびりと自分のペースで歩けるのがいいですね。片足のない犬や、後足の不便なハンディキャップのある犬も参加していました。
2匹、3匹と何匹も一緒に参加している飼い主もいます。
“Fitness is Fun”と書かれたバンダナをしているので、休むわけにはいきませんね。
スポンサーの一つであるテレビ局“NY 1”のパーブルのバンダナとパーブルのトートバッグの女性。
なんだかとてもニューヨークらしいですね。
ドッグウォークとはいうものの、歩きたくない犬もいます。乳母車や肩車で参加する甘えん坊の犬たちです。
まっすぐ歩くよりも寄り道のほうが面白いという犬もいますし、この機会に恋人をみつけようという色気のある犬もいます。
歩き疲れて休みたいよと言っている犬もいます。
朝の散歩は済ませたのに、なんでまた歩くのと飼い主に聞いているような顔ですね。
でも最後まで歩くと、ほら、似顔絵も書いてもらえるのです。
なかなか美人に描けていますね。
このイベントには、テレビ局やラジオ局、犬の雑誌などがスポンサーになっています。
犬と飼い主が気持ちよく歩き、そしてその結果、癌患者を支援したり、癌研究の資金になるこうしたイベントに、癌サバイバーの私も励まされました。
















