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Vol.51 Dog Run

Dog Run


マンハッタンには沢山の公園があります。

そしてそのほとんどの公園にDog Run, つまり、犬が自由に駆け回れる場所があります。

今回、紹介するのは、ファッション・デザイナーのアレックス・ガーフィルドさん のお気に入りのニューヨーク・スポット、ハドソン・リバー・パーク内のドッグ・ランです。



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マンハッタンの西側を流れるハドソン・リバーを見渡すハドソン・リバー・パークには、早朝からジョギングする人や自転車に乗っている人が沢山います。



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前に紹介したドッグウォーク もこの公園で行われました。
アッパー・ウエストサイドの86丁目付近にあるドッグ・ランにはこの地域の住人たちが飼い犬とともに毎朝、ここに現れます。


アレックスさんもそんな一人です。3歳のクーパー(黒)と8ヶ月のラスター(白)の2匹をつれて、毎朝7時にやってきます。



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顔見知りと一緒にベンチに座るアレックスさん。


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なんだか、日本の下町のおじ様たちが、縁側でくつろいでいるようです。でもこのベンチには特別な意味があるのです。
ニューヨークの公園には沢山のベンチがありますが、その多くは、住人の寄付によるものです。そして寄付した人はそのベンチに好きなメッセージを書くことができます。
アレックスさんはこのドッグ・ラン内に2つのベンチを寄付しました。



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そのメッセージは:


“クーパーとラスターのために。そしてふわふわの毛を持った友人たちへ、愛を込めて~”


“もしあなたが大きなまたは小さな犬を愛しているなら、このベンチはあなたが座るためのものです。クーパーとラスターと父より~”


「犬は私のベストフレンドです。毎朝、健康でこのドッグ・ランに来ることができるのは、幸せなことです。そして私のベンチにみんなが楽しそうに座っているのを見るのも嬉しいのです」とアレックスさんは犬仲間に優しい微笑みを送っています。
犬たちも本当に楽しそうに走り回ったり、木の枝を取り合ったり、ボールを追いかけたり相手を探したりと忙しそうです。



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本当にいろいろな種類の犬がいますね。



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柴犬もいました。



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水飲み場もちゃんとあり、ここで一休みをして、また走り回りますが、この日は私がカメラを向けるとポーズをしたり、カメラに顔を近づけたりと、人間の子供と変わらないですね。



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犬でも人間でも自由に走り回れるというのは本当に大事なことなのだと実感しました。なんだか私も犬と一緒に走り回りたくなったので、撮影は終わりにします。