バボラーク指揮水戸室内管アルゲリッチ(ピアノ) 「小澤征爾お別れ会─小澤征爾を想って─」 | ベイのコンサート日記

ベイのコンサート日記

音楽評論家、長谷川京介のブログです。クラシックのコンサートやオペラなどの感想をつづっています。

今年2月6日、成城の自宅で、88歳で逝去された小澤征爾さんが立ち上げから心血を注いだ水戸室内管弦楽団(MCO)の定期演奏会。
ラデク・バボラークの指揮のもと、MCOが初めてブルックナーの交響曲(第1番<リンツ稿>)に挑戦。小澤征爾さんの盟友マルタ・アルゲリッチが得意のプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番」を演奏しました。

 

2日間とも小澤さんが見守っていることを感じさせる気合のこもった演奏が展開されました。

 

2日目の公演終了後、19時から「水戸芸術館館長・水戸室内管弦楽団総監督小澤征爾お別れ会─小澤征爾を想って─」がとりおこなわれ、参列してきました。

公演とお別れ会については、「音楽の友」8月号に詳しくレポートいたしますが、お別れ会の模様は新聞等にすでに記事が掲載されていますので、そちらをご覧ください。

小澤征爾さんに追悼の調べ 茨城・水戸芸術館で「お別れ会」 (msn.com)

 

ホールのエントランスには小澤さんと水戸室内管弦楽団の歩みを振り返り、90年の開館記念コンサートから2019年までの小澤さんが指揮した全28回の定期演奏会のポスターや、2回のヨーロッパ公演、公開リハーサルの様子などの写真パネルが多数掲示されていました。