正にコパチンスカヤ劇場!大野和士 都響 コパチンスカヤ(3月27日・サントリーホール) | ベイのコンサート日記

ベイのコンサート日記

音楽評論家、長谷川京介のブログです。クラシックのコンサートやオペラなどの感想をつづっています。

今夜はコパチンスカヤ劇場!リゲティ「マカーブルの秘密」はコパチンスカヤの独壇場。ピエロのようなメイクアップ。白いドレスは、膨らませたビニール袋やら、新聞紙がいっぱい付けられている。ステージに登場した時から、なにやら早口言葉を呟いている。ピンマイクを付けているので、しゃべったり叫んだりする言葉がよく聞こえる。バーバラ・ハンニガンも強烈なパフォーマンスだが、コパチンスカヤは更に過激かもしれない。コパチンスカヤへのカーテンコールが延々と続いた。

これを見て聴くだけでも価値のあるコンサート。

 

明日都響のサイトで当日券が販売されるのでぜひお見(聴き)逃しなく!
都響スペシャル(3/28)【リゲティの秘密-生誕100年記念-】 │ 東京都交響楽団 (tmso.or.jp)
3月28日(火)10:00~18:00販売。無くなり次第終了。

 

コパチンスカヤによるリゲティ「ヴァイオリン協奏曲」も素晴らしかった。他は大野和士都響で、リゲティ(アブラハムセン編曲)「虹~ピアノのための練習曲集第1巻より」、バルトーク《中国の不思議な役人》全曲。これは栗友会合唱団も入る豪華な舞台だった。

 

詳しくは「音楽の友」のコンサート・レヴューに書きます。

写真©都響