先日の3月24日、自宅で供養を続けておりました妻の遺灰をわたしの家のお墓に埋葬致しました。
この先どうするべきか、中々前に進めなかったわたし。実は音楽関係の方で心霊に関しての強い力をお持ちの方とお知り合いになりました。この方は心霊方面で商売をされている訳ではなく、その評判は先ごろ他界された鳴沢氷穴のマネージャーで樹海の番人こと渡辺氏やその友人の方達からも聞き及んでおりました。実際にお会いしてわたしの事、娘の事、わたし達以外では知り得ない事もお話されてかなり驚きました。その方が「奥様のエネルギーがとても強いので、できるだけ早く大地に戻すべき。」と助言して下さいました。わたしは背中を押された気持ちになり決心がつきました。モスクワの義理の両親もそれが一番良い決断だったと言ってくれました。墓碑には真鍮製の妻の名前と生年月日と没年月日が彫り込まれチョコレートブラウンに金色の文字というとても綺麗な特注のプレートを貼り付けて無事に納骨を終えました。我が家の伝統である音楽葬。生前オペラ歌手だったわたしの母が始めたものです。今回は専門楽器のユーフォ&テューバではなく専門外のトランペットで演奏をしました。曲は妻が無くなる前に演奏したエンリオモリコーネ作曲のニューシネマパラダイスより「愛のテーマ」そして「アメージンググレイス」を1フレーズだけ演奏しました。
専門外の楽器なのでお世辞にも上手な演奏ではなかったけれど、在天の妻にはわたしと娘の気持ちは伝わったはずだと思います。
今まではわたしの枕元に鎮座していた妻の遺骨。今は箱だけになりました。わたしの実家のお墓には父方の祖父母とわたしの父母が入っております。(愚兄は散骨)わたしと娘は毎月お墓参りに行っておりますが、これからは妻に会いに行くという今までとは違った思いで通う事になりそうです。
これで妻も安らかに永眠できるのではと思います。