わたしのウクライナ避難民への支援活動もかなり落ち着いてきましたが、昨夜過去にツアーに参加したウクライナ人女性から3名富士山に行きたいというオファーがありました。3月いっぱいは忙しいのと現在は冬季期間で道路凍結が危険なので催行できない旨をお伝えし4月以降に検討するとお伝えしました。ツアーはそんな細々とした状況です。そして今年の2月24日(ウクライナ侵攻の開戦日)に昨年に続き追悼イベントをやります。なぜかわたしが実行委員長に祭り上げられておりますが、自分自身でできる事をやるつもりです。ところでこの追悼イベント、肝心なウクライナ避難者の方は殆ど来ません。(たぶん今年も)昨年はわたしの友人になったご夫妻がわざわざ足立区から来てくれましたが、お声かけした横浜からの参加者はゼロでした。そして今年も横浜で避難者のお世話をしている在日ウクライナ人の方に相談のメールを送りましたが、既読スルーされました。

しかも今日本では能登地震で被災された方が大勢おられて海外の戦争被害者への支援熱は下がる一方です。

一昨年から継続してきましたウクライナ避難者への支援活動ですが、どうも日本人サポーターの日本人サポーターによる日本人サポーターの為のイベントになってしまっている傾向にあります。主役はあくまでウクライナの方達でわたし達は彼らを支える存在なのに、肝心な方達が無視して来ないという状況ではお手上げなのです。何を以て支援活動というのか。ただ単なるわたし達の自己満足にすぎないのか。よくよく考える時に来ていると思います。

 

  何年も前からアメリカからの外圧が強かったウーバードライバーサービスの日本での解禁。

しばらく前に政府が検討すると言い出したと思ったら、4月から東京で解禁となるそうです。はっきりとウーバーとは言っていないもののアメリカの思惑通りに事が進んでいます。さてエアビー民泊に次いでウーバー白タクも解禁となり日本人の交通手段が増えて便利になるものか?と思います。確かにライドシェアはタクシー業界にとって大きなネックになります。アメリカではヤフオクのような相互評価システムがちゃんと機能しているから(エアビーも一緒です)態度の悪いドライバーや汚い車はどんどん排除されて、暴力を振るったり車内を汚すような客も弾かれるとのこと。しかも事前決済で料金もメーター料金と違って明瞭だから利用者にとってはいい事づくめです。アメリカでは英語もろくにしゃべれないヒスパニックやアジア系の正規タクシードライバーに比べてウーバーの方が良質でリーズナブルな料金で送ってくれるから評判も上々だそうです。ただし日本人で本当にやる人がいるのかというところが大きな疑問なのです。民泊の時もそうでしたが、自分の家に泊めるホストは少数派で大部分は賃貸物件をまた貸しするパターンでのアウトソーシングでした。要するに見知らぬ外人を自分の家に招き入れるなど絶対に嫌という日本人の国民性がもろに反映していました。だから集合住宅での丸貸しができなくなると一斉に撤退していった日本の民泊ホスト達。民泊の場合は他人に任せるというアウトソーシングができたけれど、ウーバーサービスはそうはいきません。自分の車に見ず知らずの酔っ払いを時には乗せなければいけないのです。自家用車の中で吐かれたらたまったものではありません。民泊と違って昨日の当ブログでも書きました通り極端な近距離のお客さんもたくさんいるから全然儲からない事が多い。素人ドライバーにとってはすぐに嫌になってしまうのではないかと思ってしまいます。実はタクシー業界ではすでにウーバーアプリが解禁されていていますが、殆どが2km以内のような仕事ばかりです。だからわたしはウーバー端末はログインもしないで放置状態なのです。例えば独身の中年男性が自分の車に若くて綺麗な女性を乗せてしかも稼ぐ事もできるなどと考えるのかもしれませんが、現実は厳しく若い女性は90%近距離しか乗らないし、変な事を期待している奴に限って体臭のきつい太った中年の男性が酒の臭いをぷんぷんさせて乗ってくるのです。待機時間も長いし、駅付けもできないし、燃料代は自腹だから果たしてそんなに稼げるのか?まあ、東京の次は神奈川で解禁されるでしょうから当分は様子見なのです。

  江戸時代の頃から駕籠屋(かごや)は儲かり駕籠かきはキツい仕事で貧乏のままと言われてきました。実はこの構造は今も変わっていません。現代の駕籠かきはもちろんタクシードライバーです。ここで言うタクシードライバーとは巷で走っている大部分の法人タクシーを指します。法人タクシーではドライバーの取り分はおよそ半分の50%です。売り上げが低いと40%に減額されます。完全歩合制という環境の中で管理する国やタクシー協会や会社は矛盾した事をドライバーに命令する訳です。初乗り料金を730円から500円に引き下げて何年か経ちましたが、横浜川崎地区では手挙げのお客さんは少ないから駅で1時間順番待ちをして走行距離が数百メーター(ワンメーター500円)という事が結構な割合であります。これは巡り合わせなのでお客様に罪は無く、こういう極端に短距離のお客さんが5~7組継続することもあります。わたしにとっては先週の火曜日がそういう日でした。1時間での売上が僅かに500円(順番待ち+実車+回送で駅に戻る時間の総合計)という事はわたしの時給は200円になるのです。時給200円で6時間やっての稼ぎは1200円。午後の売上がおよそ三千数百円(取り分が4割で千数百円)でした。これでは誰もタクシードライバーにはなりません。なので態度の悪いドライバーに当たってしまうと「チッ!」と舌打ちされてしまうのです。ところが管理する側は「文句言わずにちゃんとやれ!」と苦情が入るとドライバーを厳しく処分します。公共交通機関でありながら給料が不安定なのがタクシーなのです。そろそろ固定給との併用も考えてほしいと思います。例えば売上が前述のように低くても20万円保障するというやり方です。タクシー業界はなり手が少ないから入社して数か月は給料を保証する事があります。でも保証期間が終わると完全歩合になるのでドライバーは休まずに働かなければなりません。満足に休憩が取れないのはこういうシステムだからなのです。管理側が命令するように最低4時間は休憩しなさいという事になっていますが、そんなに休んだら売上がかなり減るのも現実なのです。矛盾に満ちたタクシーの給与体系によって高齢者のドライバーが次々と引退していく中で新人ドライバーは入ってこないからますますタクシー不足は加速するでしょう。安易にライドシェア(合法な白タク)を解禁してもそもそもやる人がいなければ問題の解決にはなりません。