昔、旧民主党が分裂した様はソ連崩壊の後のようでした。

それぞれが意見の食い違う野党はバラバラになって与党への批判だけで横の繋がりは無いから国民は愛想を尽かして金権政治の自民党を選んだ訳です。

思えば昨年が最後のチャンスでした。

立憲が音頭を取って野党を結集させようと国民の玉木に首相職を打診。

でも日和見の玉木は煮え切らず結局うやむやに。

普通なら立憲の野田が首相に名乗りを上げるものだけれど、増税マニアのイメージが染みついていて評判の悪い自身は身を引いたらしくそれは自覚していたんだと評価したい。

でも中道を立ち上げたウルトラCとメディアや識者は評価していたが国民は完全に“ダメ”という烙印を押していた。

党首が野田だったから。

結果は中道完敗の中で公明党が4つ議席を増やして立憲(旧民主党)は完全に消滅。

野田は辞任し(遅かった)自民党一党支配は揺るがぬものとなった訳です。

ここから忖度しない高市さんがどう仕切っていくのかお手並み拝見です。

因みに、円安ホクホク発言はメディア得意の切り取り報道だったとご自身が反論中。

円安を容認(歓迎)こそすれど円売り介入などできるはずも無いから後は世界の投資家の判断次第です。

恐らく減税もしないしこれからは財政規律を念頭に置いた政策に舵を切るしかないのかもしれません。

(国民受けするバラマキをする必要が無くなったから)

それを織り込み始めたのかドル円は巷の報道のように高市トレードによる円安進行とはなっていません。

選挙結果を見て買いで入った日本人投資家は多いと思います。

でも円高方向に下落して捉まってしまった個人投資家は大勢いるのでしょう。

旧民主党が消滅し同時に日中関係悪化の大元の火種を起こした立憲の岡田さんも落選し静かに引退するのか。

与党批判のつもりで調子に乗った末の国際問題化にご本人も後でマズかったと自戒していました。

さて高市さん、中国への対話はいつでもオープンと言っているけれどどうするのか。

このままでいいはずは無い。

  自民党圧勝の裏で当選を果たした裏金議員43名。

45名中43名が当選とこの間の選挙で落選した連中も何食わぬ顔で議員バッジを受け取るつもりらしい。

前回彼らを叩き落した有権者はなぜ今回投票する気になったのか。

大いに疑問は残るものの、これが民意なのでしょう。

高市総理を散々攻撃していたれいわも自民からのおこぼれによるゾンビ復活でやっと1議席獲得と敗者にも優しい総理殿。

さて、裏金議員の人達もほぼ全員復活という道義的にはあり得ない結果を受けて、我が総理殿はさっそく一番やりたかった事を宣言しました。

故安倍総理の悲願でもあった憲法改正。

戦争を放棄した憲法9条。

当時のアメリカ政府は数千人が特攻に参加し、地上戦では数十万人が死を前提としたバンザイ突撃を敢行。

前線のアメリカ兵達は精神的に耐えられず本国に送り返される者が続出。

こんな国に二度と戦争をさせてはならないと心底実感したのでしょう。

原爆を躊躇なく使った理由も当時なら仕方がなかったのかもしれません。

そんな事情でできた憲法9条。

日本には軍隊は無いというのが建前です。だから自衛隊も当初は警察予備隊というおかしな名前でした。

戦後、ソ連や中国などの社会主義国の台頭でアジアの防波堤に日本を利用しようと考えたアメリカ。

難なく再軍備となった訳ではありますが、戦争を放棄した事をなかった事にはできません。

今まで右翼の人達にとっては目の上のたんコブになっていた戦争&軍隊を永遠に放棄する事をを謳った9条。

それを改正というよりは無くそうと考えている高市さん。

ある報道によれば「国旗を侮辱する態度を取り締まる国旗損壊罪を制定したい。」と考えているようです。

かつて存在した「不敬罪」という皇族を馬鹿にするととっ捕まる法律と似ている。

確かに日の丸にツバを吐いたり踏みにじって真っ黒な靴跡を付けたりは道義的にはいかがなものかと思いますが、それを刑事罰の対象にするのはやり過ぎかもしれません。

9条改正にはまず外堀から埋めていく必要がある。

自衛隊の階級呼称変更もその一つでしょう。

先般憲法改正に断固として反発したシンガーさんがいましたが、いいねの裏では「ナニが悪い?」と反発する投稿も多数あって、これは選挙前だったから、選挙後の今なら反発する人こそ国賊側になるのかも・・。

なにせ4000万人もの国民が味方に付いているのだから我が総理に歯向かう事こそ不敬罪にあたるのです。

空気感が変わるとすべてが変わるニッポンという国。

そう言えば戦後約400人の軍や政府の関係者が戦争に突入した原因を「逆らえない空気になっていた。」と語っていました。

今の日本がそんな空気感に包まれ始めているようです。

今さら反対してもしょうがないか・・。

 

 

 

  フタを開ければ世論調査通りの結果でした。

自民党圧勝で316議席プラス比例での擁立人数不足で18議席分他党にお譲りする余裕。

もはや維新との連立も解消なのかもしれません。

さて、インフレの中で疲弊した国民が選んだ高市という元首。

まるでナチスドイツのヒトラーが誕生した時を彷彿とさせる結果です。

これから彼女がヒトラーのように軍備拡大、不穏分子弾圧を始めるのかはまだ不明。

少なくとも中国に対しての戦争準備を「安全保障」という名のもとに本格化させることは間違いなさそうです。

衆議院で3分の2という事はねじれ参議院で否決されても衆議院で再可決可能という自民党にとっては何でも可能になるこれ以上ない安定的な環境になった訳です。

更に自民党内でも高市に逆らう勢力は何も言えなくなるはず。裏金議員どもももはや高市さまさまなのだから。

ある意味自民党の昔からの忖度と派閥理論による玉虫色の政治は吹っ飛んだ可能性もあるのでは。

ただし政治とカネの問題に高市自身も関わっている上に、「記憶にございません。」を連発していた下村のようなクズが当選。

こういう闇を放置したままの船出となる高市丸。

さて、これからどうするのか、まずは“消費税減税”と“議員定数削減”のお約束。

高市の思うがままに何でもできるようになったのだから減税もやる必要もないし定数削減など論外となるのか。

それとも律義に約束を守ろうとするのか。

ここで高市を始め自民党が常に受け続けるのが4000万人という自民党に投票した有権者からの期待という重圧。

彼らを裏切れば大変な事になる。

裏金議員どもも今度またカネまみれの疑惑が浮上すればタダでは済まないから襟を正さねばと今は思っているのかもしれません。

何でもできる環境ゆえに選挙前までのようにノラリクラリと国会運営を進める事は逆にマイナスに。

ところで有権者1億250万人の内、投票に参加したのは55%、その中から自民党に投票したのはざっくりではありますが約4000万人。有権者全体の39%と、直近の自民党支持率と奇妙に符合しているのです。

残りの有権者は自民圧勝の報道に諦めて投票に行かなかったのか。

たとえ4000万人に支持されていても残りの8000万人はあなたの事を支持している訳ではないって事も覚えておくべき。

ところで自民圧勝の結果を受けて日本株は大暴騰、でも為替は逆に円高方向に戻す有様。

昨日の当ブログで書きました通り、海外投機筋の読みが今の所当たっている模様。

円高方向に進んでいくのか。

そうなると有り難い。