四国歩き遍路 区切り打ち5回目:4日目(最終日) 延光寺〜宿毛駅 | 馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

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歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

5回目区切り打ち(前回)の最終日の記録です。


今日は5回目区切り打ちの最終日です。

朝、朝食を食べていると、なんと昨日の終点まで車で送って頂ける事。

有り難いです爆笑

美味しい朝食を頂きながら、女将さんと話をさせて頂いたのですが、本当は旅館を辞めてゆっくりしたいそうです。

でも常連さんからの厚い要望で店を続けてるんだそうです。

お遍路や熊野古道歩きをしていると、このような現状を頻繁に耳にします。

宿の経営者がご高齢でしかも値段を安価に抑えていらっしゃるので、何かとご負担も掛かる事でしょう。

末永く運営して頂く為に利用者も配慮と協力をさせて頂きたいと痛感しました。

ですので私は、予約したらキャンセルはしない。

こちらから送り向かいは頼まない様にしています。

逆に車接待を申し出て頂いた際にはご厚意に甘える様にしています。

朝食が終わる頃に女将さんから、

「はい。これ使って。長めのタオルだから色んな用途があるわよ。」

と、オレンジ色のタオルをお接待頂きました。

何から何まで本当に有り難い事です。

宿毛手前で止まられる際は、この「大島屋旅館」さんはオススメです。


宿のご主人にハゼの木のバス停まで送って頂き、歩きスタートです。

↓写真の店の間から右に入ると遍路みちになります。


可愛い案内板です。

長くは無い遍路みちを経て県道に沿って歩いていると、東押の川のバス停から左折して再び遍路みちになります。

この辺りは延光寺からの打ち戻しルートでもあるので道が分かりにくい面もありますが、迷った際には舗装路からも延光寺に行けます。

私は遍路みちから外れてしまい、舗装路からアクセスしました。

↓延光寺が見えて来ました。

延光寺山門

朱色のお仁王様

寺院内

こちらには有名な鐘を背負った赤亀の像があります。

この赤亀は竜宮からの使いで銅鐘を納めに来たんだそうです。

興味深い伝説です。


↓本堂

↓大師堂

↓目洗い井戸

今は利用出来ませんでした。残念

延光寺を後にして歩き出しますが、本来なら写真右手の遍路みちからアクセスしたがったんですよね。

帰りはこちらの遍路みちを歩いて行きます。

こんな感じの遍路みちなんですが、雨で道がぬかるんでました。

滑らない様に足元に目を落としながら歩いていると、

↓ガマガエルがこっそり佇んでます。

最終日で時間にも余裕があるので、カエルさんに遊んで貰いました。

↓動画(カエル)

全然動きませんが、心配しないでください。

生きてますよ!


おんかかかびさんまえいそわか

宿毛市街地に入って行きます。

遍路小屋 宿毛

何故か? 遍路小屋の中にリュックが置き去りにびっくり

何なんでしょうね?

と思いながら休憩していると、大島屋旅館の女将さんから電話が掛かって来ました。

「馬超さん、部屋に白衣忘れてますよ。今、どの辺りですか?主人に持たせますよ」


あらら、またやってしまいましたえーん

しかも延光寺で白衣来て無い事も気付いていなかったとは。。。

結構、宿毛駅で待ち合わせさせて頂く事にしました。

ほんと、毎回、忘れ物してるし口笛

↓宿毛市街地の遍路みち入り口。

宿毛は有名な方が多数出た町なんですね。


↓このローソンで地図を観ていたら、大島屋旅館のご主人様が私を見つけてくださいました。

丁重にお礼をお伝えして白衣を無事に受け取りました。(後日、御礼に手紙とお菓子をお送りさせて頂きました)

↓今回の終点

今回はこちらのローソンが終点です。

この先から遍路みちが二手に別れるので丁度良いです。

そして、宿毛駅でゆっくり休憩した後に、こちらの宿毛駅前バス停から松山駅へと移動。

松山駅

5回目は3泊4日の区切り打ちでしたが、充実した遍路になりました。

天候は殆ど雨模様だったのですが、それでも苦にならない良いルートでした。

この日歩いた距離(スマホ表示) : 21.2km

この日の歩数 : 24109

この後、6回目区切り打ちへと続きます。