真夏の四国歩き遍路 : きっかけと準備 | 馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

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歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

8月に歩いた6回目区切り打ちの記録になります。

8月(お盆前後)は夏真っ盛りなので、本来はお遍路に行く予定では無かったのですが、妻の「夏休みに家に居てのんびりするのも良いけど、この暑い時期に歩けるのも今の内かもしれないよ。いっそお遍路に出るのも良いかもよ。歩けるうちが華だよ」の言葉に背中を押して貰いました。

確かにいつかは歩けなくなる。

それはもしかしたら明日かも分からない。

まして、この暑い中だったら余計にである。

えいやー!と行く決断をしたのでした。


反して仕事は激務です。

会社も過渡期を迎えています。

その不安は社員末端まで及んでおり、お互いに精神面をフォローし合わないといけない状況です。


そんな時、お遍路の風景や感じた事、助けて頂いた事などを思っていると、ある言葉が頭をよぎります。

お接待をして下さった方の多くが口にされていた、

「もっと先を見ている」

と言う言葉。

目の前の現象だけを見て、それが全ての様に悲観したり不安になっているのでは無く、混乱期だからこそ、冷静に先を見る。

そう思うと、気持ちが落ち着いて来ます。

顔も名前も知らない人を助けようとするお接待文化を思い出し、俗世では私が悩んでいる人に声を掛けようとしているから不思議です。


そんな心の安寧を与えて貰える四国に足を向けよう!

そうとなったら準備です。

暑さに身と精神を慣らすために、知り合いの神社の掃除をさせて頂きました。

午前中だけではありましたが、服は汗でびっしょりです。

しかし、不思議ですね。

暑いよりも綺麗になって行く景色に精神は涼しくて辛くはなかったです。


あと、身体を整えるために毎朝、ストレッチをしていました。

お陰で事故後の腰痛も緩和されたし、体重も減って身体も少しは締まって来ました。

最近は股関節の柔らかさは重要だそうですね。


しかし、相変わらずスケジュール管理は甘々でして、予定では暑さも考慮して1日の歩行距離は20km台に抑えていたのですが、結果的には大幅に越えてしまいました。


装備も少し気を使います。

服装は極力白色のモノを用意しました。

ただ、全身真っ白はちょっと固いイメージになるので、ショートパンツは淡い白(薄い灰色)。シューズは薄い茶色にして、少しはラフに見えるように。

他は全部白に統一です。

極力、着替えは持って行かずに都度洗濯する事でリュックの軽量化も実践。


それと、紫外線対策でサングラスを持参しました。

お遍路さんなので、黒のサングラスはまずかろうと淡いブルーのサングラスを持って行きましたが、くこれは正解でした。

一日中歩くので、目の紫外線対策は重要ですよね。


と、まあ一応準備はしましたが、やっぱり真夏の遍路はめちゃくちゃ不安でした。

その結果は無事に歩き終えてますので、体調を大きく壊す事も無かったです。

(3回くらい頭痛はしましたが)


そんな思いで歩き出したのが、6回目区切り打ちお遍路です。