前回の歩き(2024年7月 5回目区切り打ち)の記録です。
ます、お詫びから。
前回、メッセージ札を描いてくださったのが、『月山小学校』と記してましたが、『大月小学校』の間違いでした。
伏してお詫び致します🥲
月山神社を後にして、苔むした舗装路を歩いていると、再び山道に入りました。
遍路みち入り口に大月小学校の大きなメッセージ看板
月山小学校の皆さんには何度も癒して頂いております。
そしてまたもや嬉しい大月小学校のメッセージ札も下がってます
ほんと癒されます♪
海が見えて来ました♪
↓赤泊海岸を通るのが進路です。
赤泊海岸に出ました。
今回の区切り打ちは天気が日替わりで変わるんですが、この日は小雨&曇りです。
港町などを経て、姫ノ井の町に入って来ました。
現金なモノで大月小学校のメッセージ札が無くなったら途端に疲れが。。。
↓の休憩所で暫し休憩です。
やっぱり精神面は歩きにも影響出る事を実感した瞬間でした。
↓えんぴつのオブジェ
↓おお、あの大月小学校はこの辺りなんだあ
でも、側まで行かなかった不届者な私
↓雨が降って来ましたので、この辺りから途端に写真が減ります。
宿毛市に入ります。
ポンチョを着て歩いてますが、途中、小柴 と言う小さな町(今夜の宿)を越えてグイグイ歩いて行きます。
道の駅すくもサニーサイドの入り口(端っこ)に高床式遍路小屋がありました。
↓道の駅すくもサニーサイド に寄りますが、ここでも出会いがありました。
写真の左手に屋根付きの休憩所があるのですが、そこに一人のおじさんが休憩されてます。
ご挨拶させて頂こうと近づいて行くと、
おじさん : 今日、泊まるところあるの〜?
いきなりの質問に面食らってしまいました。
こんな質問をされたのは初めてです
そのおじさん、真っ黒に日焼けしたカラッと体型で、いかにも遍路慣れしていらっしゃるご様子です。
私 : 小筑紫の民宿を予約してるんですが、早く着いてしまったので行き過ぎて先に進んでるんですよ。
とお答えして、暫し話をさせて頂きました。
歴史にも詳しくて、私が住んでいる北九州の歴史(平家と源氏の歴史)も話して下さいました。
別れ際にお接待で用意していた『めんべえ』をお渡しすると、大層喜んでくださいました
服装や装備などは質素な佇まいなんですが、なんて言うか、余裕があるんですよね。
人生を楽しんでいらっしゃる。
「日頃は食パンばっかり食べてるから、こんな高尚なお菓子を食べたら胃がびっくりしちゃうよー」
と、笑顔。
やはり、人は見掛けでは無い!
俗世の垢やしがらみに塗れながら、遍路の真似事をしている自分が情け無くなりました。。。
このおじさんの屈託の無い笑顔。
いつか私にもそんな笑顔が出来るんだろうか。。。
手を振りながら、「今日はここで寝るから〜」と言う声を聴きながら先に進みます。
ここからは舗装路を暫く歩いて、バスの時刻と合うバス停まで歩いてフィニッシュ。
↓ハゼの木のバス停でフィニッシュ
バスで今日の宿「大島屋旅館」さんがある小筑紫のバス停に向かいましたが、宿のご主人が外で出迎えてくださいました。
(旅館の入り口が分かりにくい)
雨に濡れているからと、女将さんが直ぐに風呂に案内してくださり、その間に洗濯もご接待で済ませて下さいます。
ご配慮が有り難い。
そして夕食。
めちゃくちゃ豪華です。
しかも、実家に帰ったかの様な味と食卓で更に癒されます。
食事中は女将さんが適度な間合いでお話に付き合ってくださいました。
雨に振られはしましたが、本当に充実した1日になりました。
支えてくださる皆さんに感謝
この日歩いた距離(スマホ表示) : 41.9km
スマホ表示なので実際には30km代です。
この日の歩数 : 45381