パワースポットを巡る:太宰府天満宮〜天開稲荷大明神〜宝満宮竈門神社 | 馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

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歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

用事で福岡に行った際に4時間程空き時間があったので、太宰府に行く事にしました。


太宰府駅まで列車で移動すると、直ぐ前が太宰府天満宮への参道になっています。

駅から2300mの参道両サイドにはお土産屋さんが並んで居ますが、3分の1梅ヶ枝餅屋さんではないかと思う程に太宰府天満宮には梅ヶ枝餅屋さんが多いです。


天満宮入り口の案内所でウォーキングに適する史跡と御朱印が頂ける箇所を聴いてみると、

・天満宮本殿

・天開稲荷大明神

・太宰府展示館

・坂本神社

・竈門(かまど)神社

を勧めて頂きましたが、太宰府展示館は休館日、坂本神社は現在、御朱印は頂けないとの事でした。

因みに坂本神社は今回の年号改変の際に有名になりました。

何やら令和に所縁がある神社らしいのですが、今回、相当な人が押し寄せた為に坂本神社の宮司さんがダウンしたそうで、御朱印などのご接待は現在中止との事です。


と言う事で今回は、太宰府天満宮天開稲荷大明神竈門神社と回る事にしました。

さあ、先ずは太宰府天満宮本殿に向かいますが、天満宮に入ると直ぐに赤い太鼓橋が見えて来ます。

この太鼓橋は、池の上に半円を描くように赤い橋が架かっており、大変美しい橋です。間違い無く渡りたくなりますが、実はカップルで渡ると別れがやって来るとの都市伝説のある橋なのです。

これを知ってか? 数人のカップルや夫婦は避けるように側道で回り道をされていました。

太鼓橋を渡り、直進したら直ぐに本殿が見えて参ります。

この太鼓橋や本殿は、映画『君の膵臓を食べたい』でも出て来ましたね。

この太宰府天満宮、御祭神は菅原道真公で学問の神として有名です。

お正月には受験シーズンと重なり大変な人出で、辺り一帯は凄い渋滞になる程です。


本殿にお参りさせて頂いた後は、そのまま本殿奥から天開稲荷大明神に向かいます。

小高い山の上を目指して登っていると、赤い鳥居がたくさん並んでおり壮観です。


鳥居を潜りながら山頂に上がると、そこにはもう天開稲荷がありました。

天開稲荷大明神は御祭神が、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、須佐之男命の御子神だそうで、人々の生命の根源である食物、特に稲の成長を守護する神です。

そして何より、その社名に由来するようにに向かってかれたお社とされ、五穀豊穣、商工業の発展。更には人々に開運と幸せをもたらす神として信仰を集めているそうです。

また、私としては初体験の、自分の干支の鈴を鳴らした後に中央の鈴を鳴らしてからお参りするのが作法で大変興味深かったです。

その後は奥の院にお参りして見ました。

本殿の左奥にある石段を数段登ると、奥の院があります。

洞窟の中に祭壇があり、厳かな雰囲気に包まれておりました。

太宰府天満宮に訪れたら是非、立ち寄りたい社だと思います。

一度、天満宮本殿に戻り、天満宮と天開稲荷大明神と御朱印を頂きましたが、丁度、応天の門コラボ御朱印帳が販売されていたので合わせて購入しました。

次は竈門神社に向かいます。

天満宮方面に戻る途中から、県道576号線に出れますが、分かりづらいので一旦下の茶屋まで降りてから県道35号線舟山入口から県道576号線を登る方が分かりやすいです。


緩い登りを暫く登り、県道35号線を越えると見晴らしが良く、風が吹き抜ける高台となるので気持ちよく歩けます。

周りの山々の稜線や舟山地区の雰囲気の良い店々を眺めながら歩いていると、竈門神社入り口が見えて来ました。

宝満宮竈門神社

霊峰宝満山の麓に鎮座するお宮で、主祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。


えんむすびの神様で、男女の良縁だけでなく、良い友、良い師、良い仕事など様々な巡り合わせを結ぶ神だそうです。

私がお参りした際には、カップルや夫婦だけでなく、女性お一人の方もいらっしゃいました。

こちらでも御朱印を頂戴しましたが、とても達筆で素晴らしい御朱印でした。


また、帰りに竈門神社入り口近くのパスタ屋さんでペペロンチーノを食べましたが、とても美味しかったです。

この舟山地区は竈門神社や宝満山と言うシチュエーションに甘えずに、街をあげて雰囲気を大切にされていると感じました。私は初めて訪れましたが、安心出来るコミュニティだと思います。


観光客の多い太宰府天満宮と違って、霊峰と呼ばれる宝満山の麓にあるだけに、雰囲気と言うか空気も清らかな心落ち着く場所でもありました。

歩きが辛い方は、コミュニティバスも太宰府駅から出ていますので利用すると良いでしょう。


その後は太宰府天満宮の参道で梅ヶ枝餅をお土産に買ってから帰途に着きました。


この日、思わず出来てしまった4時間と言う時間。

何故か?太宰府に足が向いてしまいましたが、天開稲荷大明神・宝満宮竈門神社と訪れる事が出来て良かったです。

この2社は、この辺りでもパワースポットとされていて、天に向かって開く場所と縁を結ぶ場所だと、人々に慕われているそうです。

太宰府天満宮には訪れる機会は、もしかすると今後もあるとは思いますが、時間があればこの2社も是非お参りされる事をオススメ致します。

↓太宰府駅のホーム

この日歩いた距離: 11.9km

太宰府駅〜太宰府天満宮〜竈門神社〜太宰府駅 : 9.5km