前回の記事でミルメークについて書いたんやけど、
ミルメークを知らないというコメントをいただいて
ちょいと調べてみました。
そしたら、
昭和40年過ぎに発売して徐々に給食に普及…
とあるので、50歳代半ばから上の人は
知らないみたいです。
あと、給食のメニューを決めるのは
自治体の教育委員会なので、
「牛乳は白いままで飲むべき!」
という考えを持つ教育委員会の地域は
給食でミルメークが出ないみたいです。
あ、肝心のミルメークが何なのか、ですが。
こういう袋に入った粉状のものでして、
牛乳に混ぜるとコーヒー味になるという
魔法の粉です。
のちにイチゴ味やきな粉味なんかも出てきます。
これが出た日、
普段は人気のない牛乳の余り(欠席した児童のとか)が
激しい争奪戦になるほど、
子供の心をわしづかみにする
禁断の粉です。
でも、今、飲んでみたら味が薄くて
思ってたほど美味しくなくて
あの頃の私たちはどうかしてたんだと思います。(´Д`; )ハハッ
ちなみに給食で提供されてるだけでなく、
100均や薬局でも市販されてるみたい。
今の給食では、こんな液体タイプで出るらしいです。
もっと興味のある方は、コチラへ。
(製造会社の製品紹介ページに飛びます)
ミルメークの形状は変わったけど、
時速などの計算方法は相変わらず
「み・は・じ」
だそうで。
これも「みはじ」って何だ
ってなる人がいるかも。
うちの主人(55歳)も知らないと言ってました。
(とはいえ主人は、
教育大お付属の学校に通ってたから
指導法が異なってる可能性もあり)
「みはじ」は時速とかを求める計算を思い出すとき
便利な図。
これ。
道のりを求めたいときは、速さ×時間。
速さを求めたいときは道のり÷時間。
みたいな。
小学5年生の算数で習います。
で、これ、「道のり」を「距離」と言い換えた
「き・は・じ」バージョンもありまして。
これ。
んで、これの覚え方は、
木の下に、禿げた、じじい!!!
学習塾の講師をしてた時に子どもたちにこれを教えると、
みんな相当気に入ってくれました。
でもこんなの覚えてなくても
単位さえ知ってれば算数の問題は何とでもなる
と気付いた時の爽快感はたまらなかったね!
km/時
ひとつ覚えとけば、
km(距離)÷時間で速さが出てくる。
あとはひっくり返したりしたらいいだけ、みたいな。
単位スゲー!Σ(゚Д゚)てなりました。
それきっかけで算数・数学が好きになり、
高校2年の進研だったか河合だったかの模試で
偏差値90
とかいうびっくり仰天な数字をたたき出したこともあります。
全教科合わせて全国で300番以内に入れました!
(でもそんな高偏差値はそれ一回きりで、あとは65前後)
今でも、
「比の計算」
と
「三角関数」
があれば、世の中のたいていの問題は
クリアできると信じて疑いません。
ABC予想もこれで証明できると思ってたんやけどな…。
でも望月さんにケチ付けてる数学者もいるから、
その人たち、比の計算と三角関係でなんとか証明して!
なんかミルメークの話から
数学バンザイの話にすり替わってしまってるけど、
ミルメークおすすめです。(味は薄い)