という歌をご存じでしょうか。軍歌です。

なぜ私が知っているか、というと、映画「八甲田山」で

延々と流れるからです。

だから、雪の中を歩くときは、自然に

この「雪の進軍」を、口ずさんでしまう。

二月八日 日曜日

久しぶりに、この歌を歌う羽目になりました。

 

 

我が家は山の上にあり、駅は山の下。

普段は車や原付、バスを使いますが、

雪が降ると、バスだけがお出かけ手段となる。

雪はめったに降らないので、

タイヤを雪仕様に替えることはまずないのです。

ところが、数年に一度、雪が積もって

私たちは山の上に閉じ込められることになります。

 

 

八日日曜日は、だんな「ぴ」は整骨医へ、

私は他の用事で、街に出る予定でした。

少し雪が積もっているので、車は危ないな、ということで

バスに乗りました。

ところが、乗っているうちに、雪がひどくなり

あっというまにしっかり積もる。

バスの運転手さんが、恐ろしいことを言いました。

「今、会社から連絡が来ました。

このバスで最終になります。

今後の運行については、ホームページでご確認下さい。」

 

 

いや、ちょっと待ってよ。それはないでしょ?

せめて連れて帰ってよ!と頼みましたが

「このまま車庫に直行します。」

雪が降る山の下のバス停に取り残されました。

歩いて帰るしかありません。

 

 

しつこく言いますが、山の下から山の上へ。

雪はがんがん降る。道はずるずる状態

念のため持ってきていた杖をついて

傘をさして山を登る。

 

 

ゆっきーのしんぐんっ!

 

 

「いやあ、杖持ってきてよかったよ。」

「二人でよかった。ひとりなら泣いてるわ。」

励まし合いながらの道行き。

途中、「これは買い物しておいた方がいいよ。」と

スーパーに寄り、

「選挙は行かなきゃね。」と投票所に寄って

帰り着いたら、二時間後。

普段は二十分ちょっとで帰ることができるのですが・・

 

 

疲れた。

 

 

ちなみに、雪が溶けてバスが再開したのは翌日の昼。

「ぴ」は、仕事に行く際、歩いて坂を下り

(普段は私が車で送るか、バス)

転んでひざを打ち、

整骨医さんのお世話になりました。

 

 

二月二十一日 「ば」でした。

だから、私は高市政権を支持しません。

二月に選挙するって、暴挙だよ。

 

整形外科で、電気をあててもらっていたら、

後ろの男の人が、大きな声をあげた。

「あーあ、生きていてもしかたないよ。

早く嫁さんのところへ行きたいわ。」

 

 

多分、この人は常連さんで

いつもこんなことを言っているのだろう。

ついているリハビリ助手の人がすかさず答える。

「そんなことない!」

 

 

男性は続ける。

「いいこと一つもないしな。

嫁さんのところへ行った方が幸せやわ。」

「いいことはいくらでもある!」

「嫁さんも早く来てほしいと思ってるわ。」

「思ってない!

絶対、もっとゆっくりおいでって思ってる!」

 

 

会話はこの調子で延々続き、

最後には、お互い笑い合って終わった。

どんなおじいさんなんだろう、と振り返ると

去って行くのは、五~六十代の男性だった。

 

 

そんなお若さで、奥さまに先立たれたのか。

それなら、そんなことを言うのもしかたないけど、

 

がんばろうよ。

 

 

二月二十一日  「ば」でした。

さびしいんだろうね。しみじみ・・

 

オダギリジョーのだめ兄っぷりがすごいです。

みんなに迷惑をかけまくっていた兄が突然亡くなって

その後始末を、妹、元嫁、娘がする、というのが

メインになっている話ですが、

私はずっと「いや、私なら放棄する。

遺骨も受け取らない。」と思いつつ観ていました。

このあたりは、考え方だろうなあ。

ま、映画は

「いいところもあったのよ。」といった

話の運びになっていきます。

でも、私は、いや。

 

 

この兄、

かわいがってくれていた母が末期癌だと知ると逃げて、

亡くなったら帰ってきて、棺の横で大泣きして

でも、香典ひったくっていくのです。

元嫁との離婚理由も、家を勝手に売って

家族が住むところがなくなったのが原因。

 

 

お金に汚い人は許せん。

 

 

これは実話だそうな。

すぐに図書館で、原作を予約しました。

原作を読んでも、私の考えが変わらないか、

はたまた、ころっと同調するか。

その時点で、また書きますね。

 

 

二月十五日  「ば」でした。

キャストはすべて、ぴったりでした。