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孤悲

ネット検索をしていたら、ある方のブログに新海監督の作品は中毒性があり

何度も見てしまう、と書かれていたのを目にしました。

 

 

これは当たっているな、と思いました。

私もこんなにハマると思わなかったですよ。

最近パチンコもしてないし、違う方向に集中できるってのもあるんですけど。

それにしてはハマった。

 

 

『言の葉の庭』のBDを観てから、ずっ~と考えておりました。

タカオの想いはユキノの心を動かしたけど、あれ恋愛に発展するのかな?と。

12歳の年の差、普通ではありえないか。

そんな時映画のキャッチフレーズを思い出しました。

「"愛"よりも昔、"孤悲"のものがたり。」

 

 

孤悲?恋ではなくて?

 

 

『万葉集には「恋」という言葉に、「古非」や「古比」に交じって「孤悲」とあてた歌があります。
「孤」はひとりということ。「悲」は悲しいということ。つまり「孤悲」とは「ひとり悲しい心」を意味し…』(webより抜粋)

となると…あの『言の葉の庭』の物語は現代版万葉集とも捉えられます。

 

 

ふと高校2年の時の事を思い出しました。

50代後半の古典や現国を教えていた男性教師がいたんです。

身長は160センチぐらい。白髪で頭の頂点は禿げていました。常に厳しそうな表情のせいか

皺が深く刻まれた顔立ちで、角ばった黒縁の眼鏡をかけていたのが印象的でした。

その先生、よくお酒臭い匂いを漂わせながら熱弁を振るって授業をされていました。

今では有り得ない授業だろうな…。

感情の起伏が激しいというか…泣いたり、怒ったり、笑ったり。

そんな爺さん(当時のあだ名)がある日、万葉集か源氏物語だったか…の一節を読んで

それに感動して一人泣きながらお酒を飲んでいたとかも聞きました。

 

 

その心情になるにはハイレベル過ぎて、当時の私には先生の気持ちは理解できませんでした。

「悲しいね~だからお前は駄目なんだよ。それじゃ本当の恋愛は出来ないぞ」

みたいなことをよく言われましたね。

今ではその先生も他界されて、その時の思い出が今も私の中に残っています。

煩わしいなぁと思うこともありましたが、最高に良い先生でした。

 

 

話が逸れましたが、その爺さんにしても、ユキノにしても…古典を教えている人って繊細な人が多いのかも。

 

 

ユキノは誰かに助けを求めていた、依存したかった気持ちが強かったのは事実。

そこにタカオと出会い心を通わし、ユキノ自身が話しいた「孤悲」の気持ちから救われたのでしょう。

 

 

でもその反面ユキノはタカオの「俺ユキノさんが好きなんだと思う」の言葉に対して

『ユキノさんじゃなくて、先生でしょ』とか、『一人でも歩けるようになる練習をしてたの…靴がなくても』とか

恥じらいながらも、タカオを拒絶するような言葉を口にして…。

何でなんだよ!って言いたくなるけど

 

 

万葉集の「孤悲」には通い婚、恋とは待つこと、耐え忍ぶ想い…を意味していました。

ユキノの孤悲は依存だったにしても、やはり「恋」に繋がっていたのでは?

否、恋になっていて欲しいと私は思います。

 

 

タカオは冒頭で自分の気持ちをこう語っています。

『…仕事とか社会とか、あの人が普段いるであろう世界は俺にはとても遠い。…

あの人にとって15の俺はきっとただのガキだと言うこと』

そう分かっていながらも、自分の気持ちを素直に伝えたタカオ。

 

 

とりあえず、今はこのあとの展開が気になって仕方がないのだけど…。

小説では5年後の再会と言うのがあるらしいです。

その時の彼らの心情はどうなのか。とにかく私の中では悶々としています。

あ~どうなんだろ(笑)

 

 

間違いなく小説読むだろうな、私(笑)。

 

 

 

 

 

 

焼肉だね~

 

KY氏を難波に呼び出して晩御飯。

やっぱ焼肉ですよね(笑)

 

 

これが美味いんだよね。

食べているときは全て忘れられる。

 

 

この日はよく食べました。

もう当分肉はいいかな。

映画三昧

 

今日は快晴でした。

 

 

かねてからの予定通り梅田で映画を観てきました。

先ずは『GANTZ:O』…CGアニメもここまできたか!って感じでした。

ただやはりストーリーに無茶があったかな。いきなり大阪編ってのは~どうやろ。

レイカのCGキャラは良い感じでした。敵のぬらりひょんと岡八郎もいい感じでしたね。

 

 

で、その後観たのがw  

『君の名は。』リピート観賞4回目。もうやめろって(笑)

梅田のTOHOではTCX®と呼ばれる巨大なスクリーンがあるのですが、そのスクリーンで

『君の名は。』が上映されていました。これはかなりテンションが上がりましたね。

何と言ってもデカいから( ´∀` )

 

 

本日は真ん中の最高によく観える席で観賞。

 

 

今日も泣けた。

三葉が瀧に会いに東京へ行くシーンがあるのですが、あそこは何度見ても胸が苦しい。

観ていたら純粋な気持ちになるんでしょうね。三葉が健気でね。

あんな子最近いるんだろうか?

 

 

そうそう『言の葉の庭』に出ているユキノが、ユキちゃん先生として出ている事に最近気がづきました。

この映画は毎回何か発見できる感じがします。

あ~早くBD欲しいなぁ。

 

 

 

映画鑑賞

明日は代休なので市内で映画でも観るつもりです。

 

 

映画を観ていたら時間を忘れるからいいですね。

普段の忙しさから解放される(笑)

 

 

パチンコは今月入って1回しか行っておりません。

しかも8K負けたし。もう出ないな、あれでは。

 

 

とにかく健全な日々を過ごしております。

減量と運動で身体も締まってきたし。良い感じです。

じゃ~寝るか

 

言の葉の庭

新海監督の他の作品が観たくなりBDを購入しました。

 

 

2013年公開作品

 

 

こんな映画が公開されていたんですね…全然知りませんでした。

46分の短編映画なんですけど、とにかく全てにおいて凝縮感が半端ない。

新海マジックと呼ばれる「光」の反射を利用した映像美は、この頃には既にあったんですね。

どの映像を観ても綺麗…それに尽きる。

 

 

そして、もうなんなんコレ。

残酷なほど切ないストーリーは!

脚本も完成度がかなり高い。

 

 

【ストーリー】

雨が降る日に新宿御苑のベンチで15歳の高校生タカオと27歳の女性会社員ユキノが

出会う。二人は決まって雨が降る日に同じ場所で出会うようになる。

雨が降る日タカオは学校へ行く気分にならず、ユキノもまた同様に出社出来ない感情

になる。

彼らは出会う度に心を通わせていき、タカオはユキノに恋愛感情を募らせていく。

その時まで、ユキノがどんな仕事をしていて何者なのかタカオは知らなかった…。

 

 

風景描写はもの凄く綺麗…なのにユキノの感情はかなり闇。ほとんど病んでいる。

このギャップは何なの?と問いたくなるぐらいです。

しかも、新海監督のこの作品…日常どこにでも起こり得るようなストーリー構成なので

とてもリアルなんです。そして謎めいている。

でもそんなユキノの謎も観ていると徐々に分かってきます。

なぜ雨の日に新宿御苑のベンチにいるのかとか。

ヒントとなる会話を組み立てていくと『なるほど…』と想像も膨らんでいくんです。

 

 

冒頭にはユキノはこんな言葉を言います。

 

『鳴る神の 少し響みて(とよみて) さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ』

 

 

こんなの15歳の思春期の少年が聞いたら、『???』て感じでしょうけど

そこがまた謎めいていて惹かれる要素でもあるんでしょね。

年上の女性…それが同じ学校の先生だったらって

まぁ、ありえる話だし、高校の自分を振り返ってみれば何となく感情も揺れます。

キャラクターに若い時分思いを重ねてしまうから、より感情も入るんでしょうね。

 

 

そして後半ではタカオがユキノの詠んだ言葉の続きを言います…

 

『雷神(なるかみ)の 少し響みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば』

 

 

これを訳すとなるほど…って感じなんですよね。

言葉って奥が深い。昔の人の表現力って凄いなぁ…。

そこを狙っていたか、注目していた新海監督の感受性もいいなぁと思いました。

 

 

この恋愛がどうなるかはさておき

階段で抱き合うシーンはよかった。お互い正直になってよかったねと…ただ…。

 

 

あ~いかん、もう寝ます。

それではおやすみなさい。

 

 

追記

今日もBD観てみたんですけど、タカオってかなり大人びた考えをしているな~と思いました。

15歳の考えとは思ないけど…心の拠り所を探していたユキノにとってはいい出会いでしたね。

2016.10.26