国分鞭館(こくぶんむちだて) | ルアーマンのブログ

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2月20日、JR仙石線、仙台駅から1駅の榴ヶ岡駅(つつじがおか)へ。

 

駅のすぐそばにある小高い場所

 

榴岡公園(つつじがおかこうえん)です。

榴って通常は「ざくろ」と読み、つつじとは読まないみたいだけど。

 

こんな公園

 

左側が公園の中心。小高くなっています。

 

上へ行ってみる

 

少年たちのバスケや

 

スケボーの練習場所がありました。

 

木々の間を抜けて、

 

公園の中心部へ。

 

広々とした芝生

 

鎌倉時代初頭の1189年、鎌倉政権と奥州藤原氏が戦った奥州合戦。

源頼朝率いる鎌倉軍を迎え撃つべく、藤原泰衡(ふじわらのやすひら)は

国分鞭館(こくぶんむちだて)に本陣を置く。

その本陣がこの榴岡公園にありました。

 

藤原軍はここよりはるか南の福島県伊達郡国見町に阿津賀志山防塁という長い土塁を築いて鎌倉軍を防ごうとしたが、鎌倉軍の畠山重忠らによって陥落させられると、この国分鞭舘を放棄して北の平泉へ逃げた。

そんな戦いの場だったんですね。

 

その後、関ヶ原の戦いの後、伊達政宗が本拠地を岩出山城(宮城県大崎市)から移転させる際、ここも候補地でした。結局 青葉山に仙台城を築きましたが。

 

公園に館の遺構は何も残っていませんが。

 

すぐ北には気象庁のレーダーがありました。