愛犬と日向ぼっこ。 -24ページ目

愛犬と日向ぼっこ。

みんなで、たのしく、いつまでも。

大量に採ってきた四倉港のマテ貝。

 

海水をペットボトルに入れて持ち帰ってきたので、

その水で砂出しします。

 

あまり砂を噛まない貝とのことでしたが、

確かに半日置いても

そんなに砂は出てませんでした。

 

 

まず、どんな味なのか。

ネットで調べると、クセがあるという人と、

クセが無いという人がバラバラ。

気になったのはこの気まぐれクックさんの動画。

気まぐれクックのかねこさんは、

独特の風味があって、苦手だと言ってます。

これは自分で食べて判断してみるしかあるまい。

 

 

 

はじめに風味が一番良く分かる

酒蒸しを作ってみました。

料理酒しかなかったのが残念。

 

 

殻が開くとこんな感じ。

圧巻はその可食部の多さ。

一本で大きなアサリ5個分、いや、

それ以上はあろうかというほどの大きな身。

 

 

この間、足元でポップが騒いでます。

お前、貝は食えないだろ?

 

 

 

ついに実食!

普通においしいです。

おいしいけど、なるほどなるほど、

かねこさんの言ってる意味がなんとなく分かりました。

 

味はめちゃくちゃ濃いです。

そして、味が濃い分、香りも濃い。

 

でもそれは、アサリやハマグリのような、

万人受けする後味の良さではなくて、

なんとなく重ったるいような、泥臭いような、

なんともいえない後味があります。

 

でもそんなに強いわけではない。

(独特の風味があると言ったら

コタマガイの方が私は苦手です)

 

特に今は夏なのと、

この四倉港のマテ貝の生息環境が

ちょっと泥っぽい場所であることから、

香りは悪い方にシフトしていると思います。

 

ニンニクやネギ類を使ってごまかした方が

おいしく頂けるかもしれません。

 

 

次に、市販のアサリのスープパスタに

マテ貝を突っ込んでみましたが、

これはぜんぜんダメでした。

ちなみに、真ん中にいるアサリは、

息子が採った今日唯一のアサリです。

 

野菜や香辛料などがいっぱい入った

パスタソースならいざ知らず、

このような貝本来の風味に依存する

ソースは合いません。

個人的にはですが。

 

 

そして、もう一つ気付いたのが、

ワタのところに若干シャリシャリ感がある

個体があります。

 

ジャリジャリという砂感ではなく

シジミの身を食べた時の

シャリシャリ感と言えば

分かってもらえるでしょうか。

 

よく注意しなければ分からないくらいの、

本当に微妙な砂感ですが。

 

そしてこのワタのところが、

風味を決定づけているような気がします。

もうちょっと砂抜きしたり、

この部分を取り除けば改善されるかも?

 

でも、かねこさんの言う通り

ダシというか、うまみ成分は

半端ない!!

 

ワタの部分を取ってしまうと、

このダシも減ってしまうのかもしれません。

 

 

あと、この殻の色も良くないですね。

 

黒いでしょ?

これは生息環境に泥が多いことを意味していて、

殻に泥臭さが閉じ込められてしまっています。

 

いわき市だと、昔、勿来火力で

よくアサリ採りをしたことがありますが、

あそこも砂泥地で、アサリの殻は真っ黒でした。

 

風味もちょっと泥臭さがあったので、

殻を念入りに洗って、

表面の黒いのをできるだけ落としたものです。

 

(※2021年現在、勿来火力発電所の

放水口付近にいたアサリは

堤防かさ上げ工事の影響で

ほぼ絶滅してしまいました。

昔はバケツ一杯採れたんですが

収穫ゼロです※)

 

 

さて、まだまだ大量にあるマテ貝たち。

酒蒸しも、料理酒ではなくて

本物の日本酒で作ったらどうか?

白ワイン蒸しにしたらどうか?

ニンニクで炒めたら?

殻から外して調理してみるか?

色々と創作意欲が湧いたのでした。

昨日は急に思い立って磯遊びに行きましたが、

やけに潮が引いてたので調べてみると

ちょうど大潮だったことが判明。

 

大潮ということは、

休みとのタイミングが合わなくて

ずっとやることができなかった

「アレ」

をやりにいかなければなりません。

 

 

そう、

四倉港のマテ貝採りキラキラ

です。

 

 

 

場所はいわき市の四倉港という所です。

四倉は「よつくら」と読みます。

道の駅よつくら港のすぐ海側が

マテ貝のいる潮干狩りポイントになります。

もちろん

「無料」

ですおねがい

 

 

 

現地に着くと、空は暗く、

近くで雷が鳴り響いてます。雷

それなのに御覧の通り、

たくさんの人がもう潮干狩り・・・。

 

大丈夫なのか?

人間の食への執着は恐ろしいものですねおにぎり

 

 

少し車内に避難していましたが、

雷が離れていってくれたので、

満を持して我々もマテ貝採りに出動パトカー

 

 

始めは誰もいない所でYouTubeで見た通り、

スコップで砂の表面をすくって、

マテ貝の四角い穴を見つけて、

塩をかけると・・・

 

マテ貝が飛び出してきました!

すかさず殻をつかんで引き抜く!!

 

「やったね~」

なんて息子と言い合ってました。

殻長7センチくらいでした。

 

 

 

なぜその写真が無いかって?

 

 

なぜならこの後、

そんなのどうでもいい展開になるからです。

 

 

 

 

とりあえずマテ貝が採れる

ということが分かったので、

人がいっぱいいるポイントに移動。

 

人がワイワイ言いながら

マテ貝採りに興じています。

 

 

足元を見ると、

既に穴が開いてる!?びっくり

メガネをつぶしたような形の穴で、

それもかなりデカい。。。

 

間違いなく、マテ貝の穴です。

 

チマチマ穴を掘る必要もなさそう。

 

 

 

早速マテ貝の穴に塩を投入。

昨日作った、その名も

「ペットボトル ソルト インジェクター 1号」

が塩を噴きます。

 

 

すると中から水が出てきて、その後

「ひょこっ」

出てきました~

マテ貝君です。

 

 

その根元をすかさずつまみます。

息子は開始数十分で、

すでにマテ貝採り職人になっています。

手つきに一切の無駄がありません。爆  笑

 

 

引っ張り上げるとこんなにデカい。

殻長は余裕で10センチオーバー。

さっきまで採っていた小さなマテ貝が

どうでもよくなったというのは、

これがアベレージサイズ(!)

だからです。

 

 

 

採って・・・

 

 

採って・・・

 

 

採りまくり!!!

ちなみにこの3枚の写真は、

「近い穴の別のマテ貝」です!

場所を全く動かなくても、

ここだけで10本くらい採ってます。びっくり

 

 

3時間くらいでこの量。

途中小さいものはリリースして

10センチ超のものしか残してません。

それでも、数百本はあると思います。

 

どう考えても食いきれないだろってことで、

塩が満ちてきてからやってきた親子連れに

四分の一くらいあげました。

さらに、帰りにカヤックでお世話になってる

Mさんのところに寄って

さらに四分の一置いてきました。

 

 

 

ゴールデンウィークあたりで

もう取りつくされてしまってるかなと思って、

数本取れればいいかな~くらいで

考えていたんですが、

予想外にたくさんいました。

 

アサリも取れるということでしたが、

結局砂を掘ることが無かったので、

息子が偶然見つけた1個だけでした。

 

 

持って行く塩の量ですが、

結構必要だという記事があったので、

「ペットボトル ソルト インジェクター」に

500グラムずつ、合計1キロと、

予備に1袋を持って行ったのですが、

結局塩は追加しないで十分だったので、

一人あたり500mlペットボトル1本で十分

ということが分かりました。


 

潮干狩りはやっぱり楽しい!

マテ貝大漁大満足だったね!!

息子も満面の笑みです照れ

 

このあとマテ貝実食!!

 

今日は息子と磯遊びに出かけました。

 

海岸線の多い街なので

大体の場所は行ったことがあるんですけど、

今回訪れるのは初めて行く磯です。

 

私は子供のころから磯遊びとか

潮溜まりとか大好きなので、

すでに息子よりテンション上がってます。ロケット

 

いい磯でしょう??

車で30分もかからないところに

こんな磯があるなんて。

もっと早く訪れるべきだった。

 

 

 

 

息子が生き物を捕まえて遊んでる間に、

私は良い感じに温まったタイドプール探し。

 

 

ありました、大きなタイドプール。

別名「天然海水露天風呂」です。

 

 

入ってみると、思った通り

♨あったけ~っ♨

 

コロナで温泉を自粛しているので、

私にとってはこれだけでも至福の時ブルーハーツ

周りでカップルや親子連れが磯遊びを楽しむ中、

海水につかって温まってるおっさんが一人。。。

 

 

 

そんな時、

「パパー、パパー」

という聞きなれた声が。

 

なんだぁ?

俺の至福の時を邪魔するなら、

さぞ大事件なんだろうなぁ??

と息子のもとに行ってみると、

でっかいカニが!かに座

 

捕まえてみると甲幅8センチくらいはありそう。

ワタリガニ以外でこれだけデカいのは

捕まえたことが無いかも。

ネットで調べると、ショウジンガニというらしい。

 

子供が持って帰って家で飼うというので、

 

パ「どうやって飼うんだ?飼えるわけないだろ??」

子「水槽に海水入れればいい」

パ「海水どうすんの?」

子「パパが汲んでくればいい」

「ハァ??」びっくり

 

とかもめてる間に、

パパ、カニを落っことしてしまい、、、

 

爪が取れてしまいましたァァ(゚д゚)!

取れてしまったツメを片手に怒り狂う息子と

残った足を広げて怒り狂うカニ・・・。

 

すまねえ・・・。

 

 

カニは、脱皮する時に足が再生されるんだよ。

だから、きっと大丈夫だよ。

そう言い聞かせながらリリースしました。ガーン

 

 

この後近くの港で釣りをして、

釣果は

小さなギンポと、

さっきのカニさんよりよりずいぶん小さな

ガザミを釣りましたとさ。