”ガーナの『米』事情【Parboiled Rice/パーボイルドライス】” | 日本でガーナ・ライフ

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ガーナ人の夫との生活の中でアフリカっぽいものを見つけたり作ったりしながら、和ガーナ折衷の日々を過ごしています。


 

Harryさんお勧めの「パーボイルドライス」

探してみることにしました。

 

ハラルショップ1件め

店員さんに聞いてみたら

「ボイルドライス? 先に蒸してあるから

ゴミや虫が入ってない」みたいなこと言ってました。

 

一緒にいたダンナが私に小声で

「あの店員さんは良く知らないみたいだから

別の店で聞いた方が良いよ」

 

「パーボイルドライス」だと通じなくて

「ボイルドライス」と言い直されたので

別物かもしれないと思ったみたい。

 

 

2軒目の店員さんはインドの人。

「ボイルドライスは南インドで食べられる米だね。

一度蒸してあるんだよ。

でも、うちの店では売ってない。

普通の米ならあるけど。」

 

…やっぱり「ボイルドライス」と言っている。

というか、「スティームドライス」とは呼ばないのね。

 

どうしようかしばらく迷ったあと

改めて調べてみたら…

「パーボイルドライス」

籾殻を取る前に一度水に浸して加熱した米。

籾殻の栄養が白米に溶け込むため

ビタミンやミネラルが豊富…

みたいなことが書いてある。

名称は微妙に違えど、内容は被ってる。

 

 

駄目だ、好奇心の方が勝ってしまった…

ボイルドライス袋入り

1㎏入り 700円也。

 

米比較

左が今回買ったボイルドライス。

右は普段食べている日本のお米。

無洗米なので、粒が普通の白米より小さめですが

色や形の比較ができるかと思います。

 

では、早速炊いてみましょう!

炊く前、炊いた後

左が炊く前の米。

右が炊いた後のご飯。

炊く前、炊いた後②

細くて量が少なく見えても

炊くとかなり膨らむ感じがします。

 

 

炊いたからにはカレーだよね。

それもインド風スパイスカレーでしょ?

カレーとライス

カレー、以前作ったのと同じレシピで作ったのに

今回できあがったのは 量も少なく少々固め。

何故だ? 水分足りないってこと?

 

お米は、ぱらぱらです。

独特の香ばしさがあります。

日本の白米しか受け付けない人はダメかもしれません。

普通のタイ米が食べられる人なら大丈夫。

特に硬くもなく、ゴムっぽさも感じませんでした。

毎日は無いけど、たまに恋しくなる味と香り。

 

 

 

翌日には残ったカレーで

ビリヤニも炊いてみました。

ビリヤニ

インドカレー屋さんのに近い出来になりました。

自画自賛です。

いえ、ボイルドライスのお陰です。

 

 

今回は、ガーナ関係というよりは

インドになってしまいました。

パーボイルドライスは、アフリカの一部でも

食べられているとのことだし

ガーナのシチューはカレーに似てるし

ま、同じようなものよね(言い訳)

 

 

次は、この米でガーナ料理を作ろうか

ダンナに作ってもらおうか…

などと画策していたら、別の事案が発生!

次回に続く…かも。