先日、テレビドラマで大変感動した「舟を編む」
小説を読了しました。
ドラマを観てから原作を読むというのは、私の常套手段で、
なんというか視覚から入らないと、小説読めない人、みたいですw
案の定、小説読みながらドラマの配役の俳優さんたちが
私の頭では動いていました。
ちなみに映画も見ていて、こちらもとても面白かったのですが
やはり直近の記憶の方が勝ったという感じではあります。
小説の前半、馬締さんと香具矢さんの出逢いを描いた部分は映画で
後半の岸部みどりが登場するところはドラマ、という感じでしょうか。
小説にはいなかった人物も登場したり、SNSを取り入れたりと
ドラマの方は小説に肉付けされたストーリー、演出となっていましたが
改悪ではなく、寧ろ最初からこういう内容でも納得できるほど、全く蛇足的でなく、自然。
脚本家の力を感じます。もちろん三浦しをんさんと作りこんだのではないかと推察しますが。
強いて言えば、西岡くんは小説の方がチャラかった~。
ドラマでは向井理さんが演じていましたが、
彼の方がスマートな感じ。でもこれはこれであり。
映画のほうはオダギリジョーさんで、こちらの方が小説に近かったかも。
(オダギリさん自身がチャラいイメージ、と言っているわけではありませんよ)
いずれにしても、小説、ドラマ、映画とどれもがとても良く出来上がっていて
それぞれに感動させていただきました。
とても面白かったです。
※テーマをこれまで、CINEMA&BOOKにしていましたが、分けることにしました。
BOOKに移動させる作業をしていましたが、1年に1~2度くらいしかBOOKは登場していませんでしたね。
読んでいるようで読んでいないものです。