2024年 冬ドラマ視聴感想 ② | Bitter Sweet Days Again!

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人生楽しく、備忘録

冬ドラマの簡単感想②です~

 

★さよならマエストロ(TBS)

オーケストラ楽団を舞台にしたドラマ。去年の「リバーサルオーケストラ」と

設定や楽団員一人ひとりに毎回スポットが当たるのは似てましたが、

主軸は父と娘の確執修復の物語です。

主役の指揮者(西島秀俊)の人としての魅力が、楽団を一つにして娘とも和解する。

オケメンバーの俳優陣は私個人としては今ひとつ好みの並びではなかったけれど

やはり最終回ラスト10分、一人ずつのエピソードの回想で泣けました。

市役所職員の役の人、誰だろうと思ってたら玉山鉄二でびっくり。

イケメンを封印して、冴えない感じを上手く演じてた~

西島くんは料理下手な役で「ホントは上手いクセに、、」なんて別ドラマを思い出したりしてw

でもやはりカッコイイですね。なんか年齢とともにいい味わいの出ている俳優さんです。

芦田愛菜ちゃんは怒ってる顔は本当に恐くて頑固そう。(褒めてる)

 

余談ですが日曜日はこのドラマの前後も大河ドラマ・NHKドラマと続くので

案外忙しい~。裏番組のゲストが気になるとそちらを見たり。一番テレビを見てる曜日かも。

 

★婚活1000本ノック(フジテレビ)

初回を視聴して面白さに掴まれてしまい見続けました。

好きだった「アリーmyLove」(知ってる?)に通じるようなところも感じて。

ヒロインの綾子(福田麻貴)が婚活で出会う男たちの面白さ。

かなりデフォルメされている個性的なメンズだったけど、

実際もまあこんな感じだろうなと思います。

無条件に笑える軽いドラマでした。

私はヒロインに福田麻貴を据えたのがとても成功だと思うのですよね。

結婚相手に見た目や条件に目が行く何だかわからないリアリティがありました。

作家仲間の九本(関本渚←この人最近よく出ますね)とか編集担当者の相沢ちゃん(白河れい)の

ぶっとんだ演技にはびっくりしたけど、最後には出るのが楽しみになったし。

彼女の婚活を支援する幽霊山田(八木勇征)はちょっとその分影が薄くなったかな?

最終回近くは(私的に)失速してしまいましたが、まあ面白かったです。

 

★ブラックガールズトーク(テレビ東京)

今季、なかなかの掘り出し物と思ってるのがこのドラマ。

3人の仲良し女子が自分たちがそれぞれ出会った「ありえない」人々について

語りあうドラマ。ちょっとした嫌な人たちの話をして

価値観のあう友達に同調・否定してもらうことで、

自分の正しさを認識したり、安心したりってことありますよね。

それがそのままドラマになったって感じかな。

朝日奈央といえば、「トヨクモ」の不思議なダンスのCMを電車内で何度もみて

無駄に明るいキャラ?で印象に残ってた人だけど、

ドラマの中でも明るくサバサバしている感じて気持ちが良かった。

関水渚は前出のドラマにも出てるし、最近目立ちますね。普通にしていると可愛らしい。

石井杏奈はちょっと地味なタイプだけど、私は結構好きな感じです。

とにかく、この3人が出会う人々とのあれこれが、

近くに居たら嫌だけど見てる分には面白いエピソードばかりで

軽く楽しく見られたドラマでした。

人は出会いによって変わっていく、、確かにそうだ。

ありえない人に出会うと人生が曲がってしまうこともあるでしょう。

でもしっかりと自分軸を持って、変な人に振り回されない自分でいたいです。

 

★リビングの松永さん(フジテレビ)

実はケンティ、、好きなんです・・・w

まあはっきり言って、すごく面白いというわけでは無かったですが

30分という時間だったので、続けて見られたかな。(すみません)

いつものケンティよりちょっと大人で、まさかの高校生との恋愛なので

あまりハマるという要素は無かったです。

相手役の女の子(高橋ひかる)はこれから活躍するのかなあ?

高校生役だけど実は22歳なんですね、なるほど。

あ!松永さん(ケンティ)の過去の恋人が一瞬、OGタカラジェンヌかと思いましたが

違いました。綺麗な人でした。(カイちゃんかと思った)

健ちゃんって役の人が、Snowmanの人だと最終回にして気が付いたー

 

★不適切にもほどがある!(TBS)

友人と会うと「見てる?」って話題になるドラマ。

どっちの時代も知っている私たち年代には、同感することも多かったし

忘れていた過去のあれこれの小道具を発見するのも面白かったです。

みんなほどハマれなかったけど、最終回まで見て何だかよかったなあと感じました。

言いたいことがストレートに言えなかったり、誉め言葉で言ったつもりがセクハラだったり

何でもSNSで訴えると社会現象になるし、発信が難しい時代です。

受け手がNGと言えば、もうそれでアウト。ナンセンスと思っても、立場によっては確かにそうだともいえる。

そんなそれぞれが抱えてるモヤモヤしたものを、うまくドラマにしていて

やっぱりクドカンって上手いですね。

最初は毎回登場するミュージカルの場面を楽しみに見ていました。

セリフ劇だと重くなってしまうけど、歌に乗せると何だか笑いながら受け入れてしまう、

そう、それがミュージカルの良いところですよね。よく活かしてました。

阿部サダヲはこういう役が上手い。昭和から令和に行った時の小川一郎の色々な事への衝撃には都度大笑い。

あと最近よく見かけるようになった中島歩が、弾けてるのが面白かったな~。結構好き。

 

今季、結構ドラマ見てましたね。。