NHKドラマ「あきない世傳 金と銀」と最近のドラマ界隈 | Bitter Sweet Days Again!

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NHK-BSドラマ あきない世傳 金と銀 視聴終了いたしました。

面白かったです。

最初、小芝風花さんの幸役にちょっと不安もありました。

というのも、小芝さんは私からみたら元気娘キャラで、

幸のイメージが浮かばなかったので。

だけど、やはりそこは役者さん。落ち着き思慮深い幸役となっていました!

小芝さんと言えば、別局の「大奥」で十二単の衣装を着けているのを見たら

なんとまあ可愛らしい、お雛様がそのまま出てきたかのようでした。

 

全8話の中ではやはり予想どおり、大阪・天満編まででしたね。

惣次の加藤シゲアキさんも、気になる智ぼんの松本怜生くんも好演だったと思います。

やはり天満編では惣次の存在が大きく、今回は彼が幸の相手役としてはメインだったかな。

惣さんも本当に幸が好きなんですよね。ただ、男の見栄とプライドが・・・・

時代的にも女性が前に出るのはなかなかない事なので、ある意味そうなるよねと思います。

ただやはり限られた話数だったので、幸が閃いた番傘や本の中の宣伝文句のくだりが

(私の期待としては)あっさりと描かれたのがちょっと残念に思いました。

 

ドラマオリジナルキャラクターのお勢(萬田久子)とお杉(大西礼芳)は必要だったのかな、、、

まあ、お杉さんは惣次が好きだったから、ちょっと意地悪担当で見ていてヒヤヒヤしました。

江戸編でメインキャラとなるお竹どん。いしのようこも頑張っていましたが、どうも線が細いね。

もうちょっとどっしりした感じの人がいいなあと思います。

お竹どんは、まずい場面になると「仏像」顔になるんですが、これができてどっしりした人。

ハリセンボンの春奈っぽい感じ?友近とか?(なぜかお笑い芸人寄り)

 

さて江戸編は作られるのだろうか。

江戸編で大きなキーマンとなる妹の結や元兄嫁の菊栄が

本ドラマでは次に続くニュアンスを出していたので、期待していいのかな?って思います。

是非作ってほしいなあ。

江戸編で幸とその仲間たちが編み出す、江戸小紋や浴衣を実写で見たいものです。

 

さて、秋ドラマでとても気に入っていた「セクシー田中さん」の原作者、芦原妃名子先生の急逝、

本当に辛いニュースでした。

死に向かうしかないと思ってしまった心情を思うとやり切れません。

誰がなんと言おうと生み出した作品はその作者のものだと思います。

だから必死で作品を守ろうとした行動を責めるのはおかしい。

最終回がふんわりと終わったのにもちょっと不思議な感じがしていたのですが、

誰もが胸を張って自分らしく生きていくというメッセージを私は受け取り、

本当にいい最終回だったなあと思いました。

きっとそのように作者が軌道修正したんですね。

作者の思いを無視したドラマ化というのは、ありえないことだと思います。

どうかこのような悲しい出来事が繰り返されませんように。

せめて、芦原先生が命を削ったことが今後の警鐘となりますように。

芦原先生のご冥福をお祈りいたします。

 

さて

冬ドラマもほぼ出そろい、私も続けて見るドラマが固まりました。

これから始まるNHKドラマもいくつか楽しめそうなものもあります。

感動や笑いや心の温かさをもらえるドラマが大好きです。